ティーグランドで、指でつまんだ芝を空中に散らし風の方向をチェック。そこでひと言、「右からの軽いアゲインスト、風にぶつけてドローを打つか」などとつぶやきながらドライバーを振りぬく。ゴルファーなら誰もがあこがれるこんなシーン、そのとおりに打てればいいんですけどね…。筆者もカッコをつけて、芝を散らすことがありますが、実のところ風の向きはよほどの強い風でなければよくわかりません。芝に土が付いていたためそのまま真下に落下、なんて恥ずかしいこともあったりして…。そこで、こんなものを購入してみました。
筆者が購入したのは、ホクシン交易が販売する「風見スモークティー」というもの。このティーがあれば、どの方向に風が吹いているのか一目瞭然というスグレモノ。ボールをのせる部分をポンポンと人さし指で叩くと煙が出てきて、その煙の流れで風の流れを読みきるというのがうたい文句です。さらに、叩いた人さし指と親指をパチパチとあわせればさらに煙が出てくるとのこと。そういえば、筆者が子どもの頃に、親指と人さし指を擦り合わせて煙を出すという遊びがはやったことがあります(確か駄菓子屋で売られてました)。
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まずはポンポンと叩いてみましょう |
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なんと白いものがあらわれました。本当に煙が!? |
正直に言うと、“煙がもくもく”というよりは“指先がねばねば”という感じです。確かに非常に軽いので、飛んでいく向きで風の具合はわかりそうです。コンペなどで使えば盛り上がると思いますよ。
ドローボールは打てなくても、知識だけはシングルプレイヤーという方は結構いらっしゃるはず。風向きがわかるだけでも、かなりのうんちくが語れますよね。実は筆者もその1人でした。