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オリンピック向けのユニークな機能にも注目!

パナソニックの全自動DIGAがマニアックに進化!最上位機種は4K録画対応&10TB HDDで価格は32万円

パナソニックは2月4日、全録レコーダー「おうちクラウドDIGA(ディーガ) 全自動モデル」の2020年春モデルを発表した。今回発表されたのは、11チューナー/10TB HDD内蔵の「DMR-4X1000」、7チューナー/6TB HDD内蔵の「DMR-4X600」、7チューナー/2TB HDD内蔵の「DMR-2X200」の計3モデル。いずれも、3月13日発売だ。

パナソニックの全録レコーダー「おうちクラウドDIGA(ディーガ) 全自動モデル」の2020年春モデル

パナソニックの全録レコーダー「おうちクラウドDIGA(ディーガ) 全自動モデル」の2020年春モデル

上位2モデルは全自動DIGAで初めて新4K衛星放送の録画に対応。「DMR-4X1000」は新4K衛星放送1チャンネル×13日間録画できる

「DMR-4X1000」「DMR-4X600」の上位2モデルは、全自動DIGAとして初めて2基の新4K衛星放送チューナーを内蔵。通常録画で新4K衛星放送の最大2番組同時録画(4K長時間録画モードも設定可能)ができるほか、全自動録画機能で使用するチャンネル録画に追加チャンネルとして新4K衛星放送チューナーをアサインすることで、「DMR-4X1000」は新4K衛星放送1チャンネル×13日間、「DMR-4X600」は新4K衛星放送1チャンネル分×7日間全自動録画できるようになったのが最大の特徴だ。

11チューナー/10TB HDD内蔵の最上位モデル「DMR-4X1000」

11チューナー/10TB HDD内蔵の最上位モデル「DMR-4X1000」

7チューナー/6TB HDD内蔵の「DMR-4X600」

7チューナー/6TB HDD内蔵の「DMR-4X600」

ただし、新4K衛星放送チューナーの録画にはいくつかの制限が設けられている。具体的には以下の通りだ。

・新4K衛星放送チューナーは追加チャンネル/通常録画のどちらかで使用できる地上/BS/110°CSチューナーと兼用
・新4K衛星放送をチャンネル録画に追加する際は追加チャンネルとして挙動
・新4K衛星放送を追加チャンネルとして追加できるのは1チャンネルのみ

たとえば11チューナー内蔵の「DMR-4X1000」の場合、チャンネル録画専用チューナー8基でチャンネル録画(2K放送8チャンネル分全自動録画)をする場合は、追加チャンネル/通常録画兼用の2基の新4K衛星放送チューナーがまだ使われていないので、通常録画で新4K衛星放送の最大2番組同時録画を含む3番組同時録画が可能だが(図1)、新4K衛星放送を追加チャンネルにアサインすると、通常録画が新4K衛星放送を含めて1番組に制限され(図2)、追加チャンネルに新4K衛星放送でなく2K放送を設定した場合は2番組を追加できる(図3)といった具合だ。追加チャンネルの有無や追加チャンネルで設定した放送波によって通常録画の使い勝手が大きく左右される点は覚えておきたい。

図1:「DMR-4X1000」で8chを自動録画する場合

図1:「DMR-4X1000」で8chを自動録画する場合

図2:「DMR-4X1000」で8chを自動録画&4K放送を1ch追加チャンネル録画する場合

図2:「DMR-4X1000」で8chを自動録画&4K放送を1ch追加チャンネル録画する場合

図3:「DMR-4X1000」で8chを自動録画&2K放送をさらに2ch追加チャンネル録画する場合

図3:「DMR-4X1000」で8chを自動録画&2K放送をさらに2ch追加チャンネル録画する場合

また、追加チャンネルで選択できる録画モードはDRモードのみ、追加チャンネル用の容量は外付けHDDで拡張できないという制限も設けられており、追加チャンネルを設定した際のHDD割り当てにおいて、追加チャンネル分がかなり大きな領域となっている点も注意が必要だ。追加チャンネルを設定した際は、通常録画で使用できる領域がかなり少なくなっているので、通常録画用を多用する人は、外付けHDDによる容量拡張を検討したほうがよさそうだ。

チャンネル録画設定のHDD割り当て

チャンネル録画設定のHDD割り当て

「DMR-4X1000」「DMR-4X600」の上位2モデルは、通常録画とチャンネル録画のHDD容量をそれぞれ増設できるように、USBポートを2つ備えている。なお、追加チャンネルはHDD増設に対応していないので注意が必要だ

「DMR-2X200」は2Kチューナーのみで構成された全自動DIGAのエントリーモデル。HDD容量は2TBで、2K放送を最大6チャンネル×16日間保存できる。「DMR-4X1000」「DMR-4X600」に比べ、内蔵HDDの容量が若干少ないが、2K放送の録画に機能を絞り込んだことで、追加チャンネルの概念もなく、シンプルで初心者でも扱いやすいのがポイントとなっている。

7チューナー/2TB HDD内蔵の全自動DIGAエントリーモデル「DMR-2X200」。チューナーはすべて2K専用となっている

エントリーモデルということで、HDD増設用USBポートは1つのみ。HDMIのセパレート出力も非対応だ

エントリーモデルということで、HDD増設用USBポートは1つのみ。HDMIのセパレート出力も非対応だ

付属のリモコン。2019年モデルまではボイス&モーションリモコンだったが、2020年モデルは通常リモコンに変更されている

オリンピック向けの新機能にも注目! 最上位モデル「DMR-4X1000」は、「DP-UB9000」ゆずりの高画質技術も搭載

今回発表された「DMR-4X1000」「DMR-4X600」「DMR-2X200」は、オリンピックイヤーの2020年に発売される全録レコーダーということで、オリンピック期間中にオリンピックに関連した記事を配信してくれる機能を新たに搭載したのもユニークだ。配信された記事は、オリンピック仕様の新着番組画面に表示され、関連記事から番組表を検索して予約登録できたり、チャンネル録画から関連する番組を検索して再生するといったこともできるという。SNSで話題になっているオリンピック競技をすぐに探して録画・再生できるという、全録レコーダーの強みをフルに生かした新しい試みと言えそうだ。

このほか、最上位モデル「DMR-4X1000」は、同社の最上位ブルーレイプレーヤー「DP-UB9000」にも搭載されている高画質機能が使える点も見逃せない。Ultra HDブルーレイのタイトルごとに適切な最適なトーンマップ処理を行なう「HDRトーンマップ」や、HDR映像やSDR映像のコントラスト感を自由に調整できる「システムガンマ調整」などかなりマニアックな機能だが、ブルーレイレコーダーでも高級プレーヤー並みの画質追い込み機能が使えるようになったのは大きな進化点と言えるだろう。

今回発表された「DMR-4X1000」「DMR-4X600」「DMR-2X200」の仕様比較。上位2モデルは4Kネット機能やUHD BDに対応。さらに、最上位モデルの「DMR-4X1000」は、高画質化機能も備えている

市場想定価格は、「DMR-4X1000」が32万円前後、「DMR-4X600」が18万円前後、「DMR-2X200」が9万円前後(いずれも税別)となっている。新4K衛星放送の録画機能や内蔵HDDの大容量化などもあり、新モデルの中でも上位2モデルは2019年モデルと比べると値上がりしているが、新4K衛星放送まで全自動録画してくれる全録レコーダーというのはかなり貴重な存在だ。特に最上位モデルの「DMR-4X1000」は、「DP-UB9000」ゆずりの高画質化機能も搭載しており、“4K放送を録画して高画質で楽しみたい!”という画質にこだわりを持つマニア層に注目されそうだ。

遠山俊介(編集部)

遠山俊介(編集部)

PC・家電・カメラからゲーム・ホビー・サービスまで、興味のあることは自分自身で徹底的に調べないと気がすまないオタク系男子です。最近はもっぱらカスタムIEMに散財してます。

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