2022年2月17日、Amazonとヤマダホールディングスが国内初となるAmazon Fire TV搭載スマートテレビを発表。ヤマダホールディングスグループが有するFUNAIブランドとして、ヤマダホールディングス限定で販売を開始する。ラインアップは以下のとおり。
■FUNAI Fire TVスマートテレビラインアップ
FL-32HF140(32V型ハイビジョン液晶テレビ/54,780円)
FL-43UF340(43V型4K液晶テレビ/109,780円)
FL-50UF340(50V型4K液晶テレビ/12,0780円)
FL-55UF340(55V型4K液晶テレビ/142,780円)
FUNAI Fire TVスマートテレビ。ハイビジョン液晶テレビは32V型1サイズ、4K液晶テレビは45V/50V/55V型の3サイズ展開
いずれも、AmazonのストリーミングメディアプレーヤープラットフォームFire TVを搭載し、テレビ放送の視聴だけでなく、Amazonプライム・ビデオやYouTube、Netflixといった豊富なストリーミング動画サービスを楽しめるのが特徴。Fire TVのUIについては既存のFire TVシリーズに近いものの、現在放送中のテレビ放送や録画した番組などのストリーミング動画サービス以外のコンテンツも同一画面に表示されるようになっており、ライブコンテンツ・録画コンテンツ・ストリーミングコンテンツを意識することなくスムーズにコンテンツにアクセスできるようになっている。
Fire TVのUI。同一画面からテレビのライブコンテンツ・録画コンテンツ・ストリーミングコンテンツを意識することなくスムーズにアクセスできるようになっているのがポイントだ
また、既存のFire TVシリーズ同様にプロフィールを最大6名分まで作成することができ、家族それぞれが見ていたコンテンツの続きを簡単に再生したり、チャンネルをお気に入りに登録するなどのパーソナライズにも対応。ほかにも、Alexaスキルを使った生活に便利なさまざまなサービスを利用できたり、Echoシリーズ端末とペアリングすることで、Alexaに話しかけてハンズフリーでテレビを操作できるほか、スマートホームに接続されたカメラ、照明、セキュリティシステムなどの表示や操作も可能となっている。なお、Fire TVを搭載しているため、初回セットアップ時は画面に表示される指示にしたがってネットワークに接続し、Amazonアカウントを入力するという作業が必要になる点は注意したい。
テレビリモコンについては、Amazon Alexaに対応した音声リモコンが付属。既存のFire TVリモコンの流れをくむデザインになっており、カーソル移動やボイスコントロールを素早く行えるようになっている。
FUNAI Fire TVスマートテレビに付属するAmazon Alexa対応音声リモコン。Fire TVシリーズに付属するリモコンにテレビ用のチャンネルボタンなどを追加したようなデザインだ
テレビとしての基本スペックは、4モデルすべて液晶テレビとなり、いずれも等速パネルモデルとなる。チューナー数は地上/BS/110度CSデジタル×2(4Kモデルは加えてBS4K・110度CS4K×2)で、外付けHDDへの録画にも対応。映像エンジンは、既存のFUNAIブランドのテレビでも用いられている「クリアピクス2」だが、テレビのSoCチップ自体は新開発したもので、画質についても最適なチューニングに仕上げているそうだ。接続端子はHDMI×3、USB×2、Optical×1、LAN×1で、Wi-Fiはデュアルバンド/デュアルアンテナ/5GHz/11ac対応。Bluetooth送信機能も備える。
43V型、50V型、55V型の4K液晶テレビ3モデルは、2月17日からAmazon.co.jpに出店しているヤマダデンキにて予約受付を開始。3月5日よりヤマダデンキグループ店頭並びにヤマダウェブコムで販売・出荷開始を予定している。32V型のHD液晶テレビについては、4月末より店頭販売・出荷を開始する予定だ。
なお、4K液晶テレビ3モデルについては、発売を記念した特別価格での販売が実施される。3月4日23時59分までにAmazon.co.jpのヤマダデンキにて予約注文した場合、43V型は76,780円、50V型は87,780円、55V型は109,780円となり、通常価格よりも33,000円安くなっている。
PC・家電・カメラからゲーム・ホビー・サービスまで、興味のあることは自分自身で徹底的に調べないと気がすまないオタク系男子です。PC・家電・カメラからゲーム・ホビー・サービスまで、興味のあることは自分自身で徹底的に調べないと気がすまないオタク系男子です。最近はもっぱらカスタムIEMに散財してます。