レビュー
アクションカメラの域を超えた!?

GoPro「HERO6」を「HERO5」と比較。進化点&動画機能をチェック!

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強力な電子式ブレ補正や、フルHD(1080)画質で秒間240コマのスロー撮影機能を備えるGoProのアクションカメラ「HERO6 BLACK」(以下、HERO6)。「価格.comプロダクトアワード2017」のビデオカメラ部門で金賞を受賞し、ビデオカメラの人気ランキングでも1位になるほどユーザーから高い支持を得ています。今回は、なぜ「HERO6」が高い人気を得ているのか確かめるべく、前モデルの「HERO5」と比較や、動画作例の撮影を行ないました。

果たして「HERO6」はどれくらい進化したのか? アクションカメラの域を超えてビデオカメラとして使える仕上がりになっているのか? 詳しくチェックしてみましたので、ぜひご覧ください。

アクションカメラ「HERO6」の進化点を前モデル「HERO5」と比較して確かめてみました

アクションカメラ「HERO6」の進化点を前モデル「HERO5」と比較して確かめてみました

GoPro「HERO6」の基本スペックや機能をおさらい

GoPro 「HERO6」は、有効画素数1200万画素のセンサーを備え、RAWフォーマットでの写真撮影や4K/60fpsの動画撮影、1080p/24 fpsでのスローモーション動画撮影に対応したアクションカメラです。ケースなしで10mの防水性能を備え、iOS/Androidアプリや音声による操作にも対応しています。

背景にあるのは、アップルの「iPhone 7 Plus」。大きさを比較すると、カメラとしての「HERO6」のコンパクトさがよくわかります

背面にはタッチ対応の2型モニターを搭載し、撮影している映像や写真のプレビュー、スマホ感覚でスワイプやタップなどの操作が行えます。インターフェイスはmicroSDカードスロット、USB Type-Cポート(充電用)、Micro HDMIポート(出力)を搭載。バッテリーは、4K/60fps撮影時で約70分、720p/60FPS撮影時で110分持続するとのことです(公称値)。

タッチパネルになった背面モニターのタッチレスポンスは、“スマホ並み”とは言い難いものの、慣れればストレスなく使えるレベル。指を素早く動かし過ぎないことと、少し強めに画面に触れるのがうまく操作するコツです

前モデル「HERO5」からの変化と進化点をチェック!

外見的にはほとんど同じ「HERO5」と「HERO6」。ロゴのほかはサイドの「mode」ボタンに書かれたマークが違うだけです。

「HERO6」(写真左)は「mode」ボタンに描かれたアイコンが一般的な「電源マーク」になっています。いっぽう、前モデル「HERO5」(写真右)は「若葉マーク」のような形をした独自アイコンでした

画質の違いを比較するために、2台のカメラが可能な限り同じ方向を向くようにして1基のリグの上に設置。この状態で歩きながらの撮影、自撮り撮影、薄暗い場所での撮影を行ないました。

撮影時のセットアップは、1080/30fpsです。※上記の写真では60fpsとなっていますが、撮影した映像は30fpsです

実際に撮影した映像はこちらの動画でご覧ください。

実際に撮り比べてみると、「HERO6」ではブレ補正がしっかりと効いており、歩きながらの撮影でも映像がかなり滑らかになっていることが実感できました。GoPro製品は「三脚に取り付けて撮影する」というよりは「動きながらアクティブに撮影する」ことが多いだけに、このブレ補正の進化は「HERO6」の最大の魅力と言っても過言ではありません。

スキーやサーフィンなどスポーツ以外でも使いたい! GoPro「HERO6」の性能を実写でチェック

アクションカメラと言えばスキーやサーフィン、あるいはマウンテンバイクやスカイダイビングなどの撮影で使われるというイメージが強いでしょう。でも、実際、そんなにスキーに行きますか? サーフィンをしますか? あくまでも、筆者とその身の周りの人の話ですが……1シーズンに3、4回ゲレンデやビーチへ行ければ多いほう、まったく「やらないよ」という人も少なくありません。

ゆえに、今回はあえてGoPro「HERO 6」を街中で使用してみることにしました。「キミがスキーが下手で雪山でレビューできないから、言い訳だろ?」と思った賢明なる読者様はお静かに!

今回は海外のYouTubeで大流行しているVlog(Video blog、動画日記)のスタイルでGoPro「HERO 6」がどこまで使えるか、実際に撮影を試してみました。

基本の撮影スタイルとして、純正アクセサリーの三脚兼ハンドル「Shorty(ショーティー)」を使用。上記の動画の中にある「ラーメン屋でのタイムラプス」はこの組み合わせで撮影しています。

街中で使う際に感じるGoProの魅力は、タフさよりコンパクトさ。大きなカメラを使うのに比べて、周囲の注目を浴びることなく撮影できるのはアドバンテージです

動画中のバイクシーンは「Jaws:フレックス クランプ カメラ マウント」というアクセサリーを使用して、ハンドルや車体の一部にカメラを取り付けて撮影しました。ジンバル(スタビライザー)とは異なり車体の揺れの影響をもろに受けますが、GoPro「HERO6」の電子式ブレ補正が優秀なので、ブレは「ギリギリ耐えられる」レベルに収まったという印象です。

「Jaws:フレックス クランプ カメラ マウント」は強力なクリップでバイクや自転車のハンドルなどにGoProをマウントできます

動画後半、夜の駅のシーンは「Karma Grip」というジンバル(スタビライザー)を使用して撮影しました。もともとすぐれた電子式ブレ補正を備えるGoPro「HERO6」にジンバルを加え、さらに秒間240フレームのスローモーションで撮影をすると、とても滑らかな映像の撮影が可能です。編集ソフトウェア(今回は「Final Cut Pro X」を使用)で再生速度を変え、早回しとスローを組み合わせると、今風の映像になるので編集時の楽しみが増えますね。

「ジンバル+電子式ブレ補正+スローモーション」の非常に強力なコンボを実現する「Karma Grip」。フレームレートの低いカメラや手持ちカメラでは撮れない滑らかな映像がサクッと撮影できるのが魅力です

まとめ

プロのビデオグラファーや、こだわりのあるハイアマチュアを除けば、綿密な撮影のプランを立てて、機材をセットアップしてからカメラを回す、という撮影方法で動画を撮っている人は多くないはず。旅行先や街中で「あ! 撮りたいな」と思ったものを撮影する、というシチュエーションのほうが圧倒的に多いのではないでしょうか?

そういう場合の撮影機材としては、スマートフォンのカメラが筆頭候補ですが、それを1ランクアップグレードするのにGoPro「HERO6」はうってつけです。暗い場所での撮影だとノイズが出がちなのが弱点ですが、本体だけでも強力なブレ補正が効き、アクセサリーと組み合わせれば撮影シーンの幅が広がることは大きな魅力です。

画質やマイクの性能も前モデルに比べて目に見えて改善しているので、ポケットに入れて持ち歩き、撮りたいときにすぐ撮れるカメラを探している方は、GoPro「HERO6」を候補に入れてみてはいかがでしょうか?

■Mr.TATE ( Masahira TATE )
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Mr.TATE(Masahira TATE)

Mr.TATE(Masahira TATE)

世界50カ国以上を旅したバックパッカー。週間アスキー編集部などを経て、AppBankに入社。「バイヤーたてさん」として仕入れとYouTubeを活用したコンテンツコマースに取り組み、上場時は広報として企業PRを担当。現在はフリーランスで活動中。

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