レビュー
深夜に激走するレーシングカーをα7IIIは捉えられるか!?

ソニー「α7 III」で撮る、スーパー耐久富士SUPER TEC24時間レース

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富士SUPER TEC24時間のナイトセッションを撮影

スーパー耐久富士SUPER TEC24時間レースのナイトレースを撮影

スーパー耐久富士SUPER TEC24時間レースのナイトレースを撮影

夜も更けた午前1時頃。走行するマシンのヘッドライトが路面を映し出す以外は、ほぼ漆黒の闇ではないかと思われる富士スピードウェイのレクサスコーナー。

スーパー耐久富士SUPER TEC24時間レースのナイトレースを撮影、ISO51200、1/15秒

スーパー耐久富士SUPER TEC24時間レースのナイトレースを撮影
ISO51200、1/15秒
オリジナルの撮影写真(6000x4000pixel)を見る

常用ISO感度の上限である51200で撮影してみると、絞り開放の1/15秒でうっすらとボディの輪郭が見える程度。しかし、後続車のヘッドライトが当たると1/15秒でf11という露出で昼間のレースのごとく鮮明に撮影できます。拡大すると多少ノイズが見えてきますが、画質は予想以上にいいです。しかし、1/15秒での流し撮りは結構つらいものがありました。

スーパー耐久富士SUPER TEC24時間レースのナイトレースを撮影、ISO102400、1/125秒

スーパー耐久富士SUPER TEC24時間レースのナイトレースを撮影
ISO102400、1/125秒
オリジナルの撮影写真(6000x4000pixel)を見る

そこで、ISO102400で1/125秒で撮ってみました(上写真)。ノイズは一気に増えてきますが、見るに耐えない画質ではないでしょう。ISO102400で撮影して、少しノイズが気になるなと思った場合は、RAW撮影であれば現像時に調整できます。今回のテストでは撮って出しのJPEG画像を使っていますが、その場合でもレタッチソフトなどでコントラストを上げてやれば多少はノイズが軽減します。

スーパー耐久富士SUPER TEC24時間レースのナイトレースを撮影、ISO160000、1/125秒

スーパー耐久富士SUPER TEC24時間レースのナイトレースを撮影
ISO160000、1/125秒
オリジナルの撮影写真(6000x4000pixel)を見る

さらに、ISO160000の1/125秒(上写真)。ノイズが盛大に入って細かい文字までは判別できない状態ですが、肉眼では輪郭と自光式のゼッケンやライト類しか見えないにもかかわらず、レーシングカーの車体の模様まで撮影できます。

スーパー耐久富士SUPER TEC24時間レースのナイトレースを撮影

スーパー耐久富士SUPER TEC24時間レースのナイトレースを撮影
ISO102400、1/125秒

ホームストレートは、ピットがある影響でレクサスコーナーよりはかなり明るくなっているので、ISO102400であれば相当明るく撮影できます。

深夜のレース撮影は、カッコいい写真や幻想的な写真を数多く撮ることができるのでとても楽しく、レースの面白さと相まって大いに満喫することができました。来場者の皆さんも、テントを張ってBBQを楽しみながら観戦するなど、まるでテレビで見るヨーロッパのレースのような雰囲気で本当に楽しいものです。

富士SUPER TEC24時間レースは、来年以降も開催される予定と聞きます。24時間という長丁場は、実に数々のドラマを生み出します。そんな瞬間を切り取ることのできる撮影のパートナーには、高感度特性にすぐれたα7IIIをお勧めしたいと思います。

松永和浩

松永和浩

自動車系フォトジャーナリスト。主にモータースポーツ分野で活動中。自動車全般を取材対象とし、カメラ、写真用品にも精通。スマートフォン、通信関連、アプリゲームやIoT家電なども取材を行う。月刊AKIBA Spec発行人編集長も兼任。

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