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ドアホンや電話機の新製品も

“ワンオペ育児”の負担を減らせ! パナソニックのベビーモニターに注目

新生児を持つお母さんは本当に忙しい。3時間おきの授乳で寝るヒマもなし、赤ちゃんがやっと寝付いたと思って家事をしていると、ちょっとした物音で目が覚めて泣き出す……自分の時間どころか、家事をこなす時間すらなかなか確保できません。

こうした新生児の子どもがいるママ・パパをサポートするため、欧米、特にヨーロッパでは多くの家庭が「ベビーモニター」を利用しています。ベビーモニターとは、家の中で赤ちゃんを見守るためのネットワークカメラのこと。近年は日本でもいくつかのメーカーがベビーモニター製品を発売していますが、今回パナソニックがこの分野への新規参入を発表しました。発売されたばかりの製品実機を見てきたので、ご紹介しましょう!

改めて……赤ちゃんのお世話をしながらの家事は大変

筆者の家にも2人の娘がいますが、子どもたちが生まれたときを振り返っても、赤ちゃんの面倒を見ながらの家事は大変でした。洗濯からの洗濯物干し、掃除中、料理中などはどうしても子どもから目を離さざるを得ないので、寝ているすきにやってしまいたいのですが、そういうときに限って子どもが目を覚ましてギャン泣きするんですよね。子どもが起きている間は家事に手をつけづらく、うちの妻が毎日寝不足でフラフラしていたのを思い出します。

育児するママとパパの困りごとのトップは「常に目が離せない」「自分のための時間を持てない」。実に64%が自分の時間が確保できないと答えています

そこで近年、注目が集まっているのがベビーモニターです。パナソニックが2019年5月23日に発売したベビーモニター「KX-HC705-W」は、赤ちゃんを撮影するカメラとそれを映し出すモニターのセットで、面倒な設定をしないですぐに使える簡単仕様です。

カメラで撮影している赤ちゃんのリアルタイム映像を、お母さんが離れた場所から手元のモニターで見守ることができます。赤ちゃんに何かあったらお母さんが持つモニターに表示され、すぐに駆けつけられるので、お母さんは安心して家事をこなすことができるわけです。

電源を入れてすぐ使える! パナソニックの「ベビーモニター」

KX-HC705-Wのモニターとカメラは、デジタルコードレス電話機の標準規格であるDECT準拠方式で接続するので、無線LANなどほかの通信機器との電波干渉がなく、安定した通信が可能。それに、最初から接続設定された状態で出荷されるため、電源を入れてすぐ使うことができます。カメラとモニターの通信距離は見通しで100mとのことですが、一般的な木造住宅ならば1〜3階でもつながるとのこと。

これがパナソニックのベビーモニター「KX-HC705-W」。カメラとモニターがセットになっています。贈答用に購入されることも考えられているそうで、ケースもかわいらしいデザインに

カメラとモニターは電源を入れたらすぐに使えます。面倒な設定はなくてOK

カメラとモニターは電源を入れたらすぐに使えます。面倒な設定はなくてOK

モニターは3.5型カラー液晶を搭載しており、充電式なので家中どこでも使えます。スタンド付きなので、キッチンに立てかけてお料理しながら赤ちゃんの様子を見るといったことも可能。ただし、防水ではないので濡れた手で触ったりお風呂での使用はできません。

モニターの質量は約208g、本体サイズは125(幅)×37(高さ)×81(奥行)mm。約8時間の充電で約5時間の使用に対応します。充電式なので、家中どこでも使用可能

いっぽう、カメラ側の撮影範囲は左右約37°/上下約28°で、赤ちゃんの全身を映すためにはある程度の距離が必要になりますが、付属の壁かけアダプターで壁などに取り付けることができるので、少し離れた高いところから赤ちゃんの全身をカメラに収めることができます。カメラの電源供給はACアダプター(コード長約2.9m)。

カメラには首振り機能があり、モニター側から操作できます。首振り範囲は左右約309°/上下約72°

カメラには首振り機能があり、モニター側から操作できます。首振り範囲は左右約309°/上下約72°

センサーで赤ちゃんの変化を検知。音声コミュニケーションもできる

カメラ部には動作センサーと音センサーが搭載されています。赤ちゃんが動いたり、起きて泣いたりした場合にはそれを検知し、モニター側の表示ランプを点灯させつつお知らせ音を鳴らして、お母さんに赤ちゃんの変化を教えてくれます。

もちろん、カメラとモニターの両方にマイクを搭載しているので、赤ちゃんの泣き声がモニターから聞こえてくるし、逆にモニターからカメラ越しに赤ちゃんに話しかけることもできます。

さらに、温度センサーも搭載しています。たとえば設定温度を18〜26℃とした場合、赤ちゃんのいる部屋の室温が17℃や27℃といった具合に設定温度から外れてしまうようなことがあると、モニター部に表示および音で知らせしてくれます。

動作センサーで赤ちゃんの動きを検知し、音センサーでは泣き声を検知してモニターにランプと警告音で知らせます

詳細は、以下の動画をご覧ください。赤ちゃんが泣くと、モニターから泣き声が聞こえ、モニター丈夫が緑に光り、ピロンピロンとお知らせ音がします。

また、周囲が暗いと自動的にナイトモードに切り替わり、赤外線LEDが点灯して映像を白黒表示するのも便利。0ルクス対応なので、赤ちゃんが眠りやすいように部屋を真っ暗にしても、赤ちゃんの様子を確認できますよ。

実際のナイトモードの画面。部屋を真っ暗にしても赤ちゃんの様子がわかります

実際のナイトモードの画面。部屋を真っ暗にしても赤ちゃんの様子がわかります

このほか、赤ちゃんの泣き声を検知したら、胎内音や心音などの5種類のおやすみ音と5種類の子守歌の中から任意のものを自動再生する機能も搭載しています。

赤ちゃんの声を検知すると、カメラのスピーカーから自動的におやすみ音や子守歌が流れます

赤ちゃんの声を検知すると、カメラのスピーカーから自動的におやすみ音や子守歌が流れます

2倍ズームで赤ちゃんの表情もとらえることができます

2倍ズームで赤ちゃんの表情もとらえることができます

赤ちゃんを持つママが実際に使用! 喜びの声をご紹介

KX-HC705-Wの発売開始にあわせてパナソニックが開催した説明会には、子育て支援ブログメディア「すいっち」編集長の斎藤哲さん(グループライズ代表)が登壇。実際にベビーモニターを使ったユーザーの声とともに、子育てするママが自分の時間を少しでも持つことの重要性を説きました。

今回は、都内のマンション暮らしで8か月と4歳の2人の男の子を持つお母さんにベビーモニターを使ってもらったそうです。この家庭ではリビングにベビーベッドを置けないので寝室に置いているのですが、家事に夢中になって赤ちゃんの泣き声に気が付かなかったり、お兄ちゃんが寝室に行ってちょっかいを出して起きて泣いてしまうことが悩みのタネだったのだとか。

そこでベビーモニターを使ってみると、「家事をする間に赤ちゃんが寝ている様子を確認できたり、動いたり泣いたりするとお知らせしてくれるのが非常に便利になった」とお母さんは大喜び。料理中に水道の音や調理の音で泣き声が聞こえないときも、モニターで確認できるから安心です。さらに、上の子にモニターを見せて、寝ているから寝室に行っちゃだめだよと伝えると、上の子はだんだん寝室に行かなくなったそう。これまで、上の子がつい起こしてしまってお母さんはそのたびにイライラしていたのが、精神的な負担が軽くなりストレスも減ったとのことです。「ワンオペママからすると、ベビーモニターによって心のゆとりができることに、大きなメリットがあるのです」と斎藤さんは語ります。

「ベビーモニターによってワンオペママの心に大きなゆとりが生まれます」と斎藤さん。育児ストレスから少しでも解放されるのは大きなメリットです

パナソニックからは、ドアホンと電話機の新製品も登場

さて、パナソニックからは、そのほかにテレビドアホンと電話機の新製品も披露されました。こちらもざっとご紹介しましょう。

▼テレビドアホン「VL-SZ35KF」

テレビドアホン「VL-SZ35KF」は、カメラ付き玄関子機と室内モニターセットの標準モデルです。新機能として「あんしん応答機能」と「火災発生通知機能」を搭載しています。

テレビドアホン「VL-SZ35KF」

テレビドアホン「VL-SZ35KF」

「あんしん応答機能」は、来訪者が玄関子機のチャイムを押すと、まず機械音声で「お名前とご用件をお話しください」と流れるもの。応答する前に誰が来たのかわかるので安心です。

「あんしん応答機能」は、機械が来訪者の名前と用件を聞き出します。自動応答/手動応答の切り替えもできます。チャイムを押した時から録画されるので安心

「火災発生通知機能」は、室内の火災警報器と連動し、火災を検知したら玄関子機が警報音と「火災警報器が作動しました」という音声を鳴らし、LEDライトの点滅で外を歩く通行人や近隣家庭に知らせるものです。実は、火事の通報は火元の家庭よりも目撃者や周辺住民からが多いのです。火災発生初期に外部に知らせることで、消防署などへの通報をより迅速に行うことができるというわけ。

このほか、来訪者の画像と通話内容を保全できる録画・録音機能も搭載しています。内蔵メモリーほか、SDカードにも対応。SDメモリーカードを使った場合、30秒の動画を最大3,000件記録できます(64GBの場合)。「VL-SZ35KF」の発売は6月13日。オープン価格ですが、実売想定価格は2万5,000円前後(税別)。

▼電話機「VE-GD77DL/DW」

電話機の新製品「VE-GD77DL/DW」は、SDメモリーカードへの録音機能に対応しています。受けた電話もかけた電話も全通話記録できるのがポイント。

さらに、迷惑防止機能も搭載されています。これは着信音が鳴る前に、相手側に「この電話は録音されています」というメッセージが流れるというもの。そして、着信中は電話機から「迷惑電話にご注意」という注意喚起メッセージが流れるので、あらかじめ警戒して電話を受けることができるのです。

VE-GD77DLは子機1台、VE-GD77DWは子機2台を付属しています。写真は子機1台付属の「VE-GD77DL」

VE-GD77DLは子機1台、VE-GD77DWは子機2台を付属しています。写真は子機1台付属の「VE-GD77DL」

「迷惑防止」機能による効果は絶大とユーザーは感じています

「迷惑防止」機能による効果は絶大とユーザーは感じています

着信中に「あんしん応答」ボタンを押せば、電話機が「お名前をおっしゃってください」と家族に代わって応答してくれ、出たくない相手ならば「おことわり」のメッセージを流して電話を切ることができます。二重三重の迷惑防止機能で家族を詐欺から守ってくれます。

実際の動作は、以下の動画をご覧ください。着信音がなる前に相手に「録音されています」のメッセージ→着信音中に「迷惑電話にご注意」と注意喚起→親機・子機のあんしん応答ボタンを押せば、相手に「お名前をおっしゃってください」と応答。三重の安心機能が付いています。

最新の技術を使えば、家族を不慮の事件・事故からある程度は守ることができます。特に最近は「アポ電」など、電話による特殊詐欺が巧妙化しており、「自分はだまされない」と思っている人でも、簡単にだまされてしまう事案が多く発生しています。電話を受け取る前にある程度の対策、気構えができれば、詐欺電話がかかってきても落ち着いて対応できそうですよね。

近藤克己(プラスワン・クリエイティブ)

近藤克己(プラスワン・クリエイティブ)

1966年生まれ、福島県出身。大学では考古学を専攻。家電製品のフリーペーパーを発行しつつ、ライターとしても活動中。得意分野は家電流通、生活家電。趣味は、ゴルフ、ギター、山登り、アニメ、漫画。

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