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「Nest」ブランドのセキュリティ製品が日本上陸

Googleが防犯カメラとドアベルを発表。AIを活用したスマート機能に注目

Googleは、防犯カメラの「Google Nest Cam(屋内、屋外対応/バッテリー式)」および「Google Nest Cam(屋内用/ 源アダプター式)」と、ドアベル「Google Nest Doorbell(Battery Type)」を日本市場に投入すると発表しました。「Nest」ブランドのセキュリティ製品としては、日本初上陸となり、どちらもGoogleならではのスマート機能を搭載しているのが特徴です。

防犯カメラ「Google Nest Cam(屋内用/ 源アダプター式)」(左)と「Google Nest Cam(屋内、屋外対応/バッテリー式)」(中央)、ドアベル「Google Nest Doorbell(Battery Type)」(右)

防犯カメラ「Google Nest Cam(屋内用/ 源アダプター式)」(左)と「Google Nest Cam(屋内、屋外対応/バッテリー式)」(中央)、ドアベル「Google Nest Doorbell(Battery Type)」(右)

Googleが手がける防犯カメラとドアベルとは?

Googleは、2015年に「Nest Cam Indoor」、2016年に「Nest Cam Outdoor」、2017年に「Nest Cam IQ」、2018年にドアベル「Nest Hello」という製品をアメリカ国内で発売しており、今回が初めてのセキュリティ製品というわけではありません。過去の製品で実績を残しつつ、今回、改良された新製品を日本市場に投入するという形になります。

防犯カメラ「Google Nest Cam」は、屋内と屋外の両方に対応するバッテリー式のモデル「Google Nest Cam(屋内、屋外対応/バッテリー式)」と、屋内向けで電源直結型のモデル「Google Nest Cam(屋内用/電源アダプター式)」の2種類がラインアップ。どちらも公式サイトでの販売価格は23,900円(税込)で、8月26日に発売されます。

いっぽうの「Google Nest Doorbell(Battery Type)」は、カメラを搭載するドアベル。こちらは、公式サイトでの販売価格が12,300円(税込)で、今後数か月以内に発売される予定です。

「Google Nest Cam」の2モデルは23,900円(税込)で、8月26日に発売。「Google Nest Doorbell(Battery Type)」は、12,300円(税込)で、今後数か月以内に発売予定

「Google Nest Cam」の2モデルは23,900円(税込)で、8月26日に発売。「Google Nest Doorbell(Battery Type)」は、12,300円(税込)で、今後数か月以内に発売予定

これらの3製品に共通するのは、機械学習を用いたGoogleならではのスマート機能を搭載することです。4,000万枚以上の画像を機械学習でトレーニングすることで、カメラに映る人物や車両を検知。「Google Nest Doorbell(Battery Type)」にいたっては、玄関に置かれた置き配の荷物も検知可能です。

「Google Nest Cam」の2モデルと「Google Nest Doorbell(Battery Type)」は、カメラに映った情報から、人、動物、車両、荷物に加えて、それらを細分化した(犬や猫など動物の種類)検出を行うことが可能

「Google Nest Cam」の2モデルと「Google Nest Doorbell(Battery Type)」は、カメラに映った情報から、人、動物、車両、荷物に加えて、それらを細分化した(犬や猫など動物の種類)検出を行うことが可能

また、ラベル付けした人物を検知する「認識済みの人物の検出機能」(後述する有料プランのみ提供)という機能が搭載されており、たとえば、自宅に訪れた人が誰なのかも認識できるとのこと。誰が室内にいるのか、誰が訪問したのかなどを検知してユーザーに教えてくれるというわけです。

こういった機能は便利そうに見えますが、心配なのはプライバシーの問題でしょう。Googleによると、機械学習による検知の処理はすべてオンデバイス上で行われ、サーバー上にデータが保存されることはないとのこと。また、カメラの映像は保存時、および転送中に暗号化されます。

なお、「Google Nest Cam」の2モデルと「Google Nest Doorbell」は、アプリ「Google Home」で管理するようになっています。「Google Home」からは、それぞれのカメラの映像をリアルタイムで閲覧できるほか、動画の履歴も確認可能です。

リアルタイムの映像や録画した映像は、アプリ「Google Home」で管理

リアルタイムの映像や録画した映像は、アプリ「Google Home」で管理

「Google Nest Cam(屋内、屋外対応/バッテリー式)」と「Google Nest Cam(屋内用/ 源アダプター式)」の基本スペックですが、1/3インチの200万画素センサーを搭載し、6倍デジタルズーム、最大1080p(1920×1080)/30fpsの動画撮影、HDR対応などに対応。いっぽうの「Google Nest Doorbell(Battery Type)」は、130万画素センサーを搭載し、6倍デジタルズーム、HD画質(960×1280)/30fpsの動画撮影、HDRに対応。すべての製品がナイトビジョン機能を搭載しているため、暗い夜でも人物などが認識できるくらいの画質を得られるとのことです。

3製品すべてが、HDR撮影に対応。夜でも何が映っているのかがわかるナイトビジョン機能も搭載

3製品すべてが、HDR撮影に対応。夜でも何が映っているのかがわかるナイトビジョン機能も搭載

屋内と屋外の両方に設置可能な「Google Nest Cam(屋内、屋外対応/バッテリー式)」は、壁面に2本のネジで取り付けるほか、金属面に強力なマグネットで設置が可能。別売りのアクセサリーを取り付けることで設置場所や用途をカスタマイズすることもできます。電源配線による連続充電にも対応しており、常時撮影にも対応。また、これは「Google Nest Doorbell」も同様ですが、落下や風雨に対する試験を実施し、IP54規格に準拠する防水・防塵設計となっています。

なおGoogleは、本3製品の発表にあわせて、有料のサービス「Google Nest Aware」を提供します。年額6,300円(税込)の「Google Nest Aware」と年額12,600円(税込)の「Google Nest Aware Plus」という2つのプランが用意され、前者は過去30日間の動画履歴、後者は過去60日間の動画履歴&過去後10日間の連続動画履歴が確認できます。また、ラベル付けした人物を検知する「認識済みの人物の検出機能」は、有料プランのみに提供される機能です。

「Google Nest Aware」の詳細。有料プランに登録せずとも、過去3時間の動画履歴、人や動物、車両の検知時の通知、動画クリップの作成&共有といった機能が利用できます

「Google Nest Aware」の詳細。有料プランに登録せずとも、過去3時間の動画履歴、人や動物、車両の検知時の通知、動画クリップの作成&共有といった機能が利用できます

ハードウェアの仕様に関しては、他社製の防犯カメラや見守りカメラと比べて大きく勝っているわけではありませんが、機械学習を用いた画像認識技術はGoogleの製品だからこそ体験できる機能でしょう。また、それぞれの製品の映像をひとつのアプリで管理できるのも便利そう。マンションなどの集合住宅に設置するのは厳しいかもしれませんが、戸建てに住んでいる人はチェックしてみてはいかがでしょうか。

水川悠士(編集部)

水川悠士(編集部)

最新ガジェットとゲームに目がない雑食系ライター。最近メタボ気味になってきたので健康管理グッズにも興味あり。休日はゲームをしたり映画を見たりしています。

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