選び方・特集
小型・軽量なミラーレスとの組み合わせにぴったり

《2020年》コンパクトで持ち運びやすい「トラベル三脚」おすすめ8選

デジタル一眼カメラの性能向上によって手持ちでも手軽に高画質な撮影が楽しめるようになりました。「高性能な最新の一眼カメラがあれば三脚はもう必要ない」と考えている方もいるかもしれませんが、どんなにカメラが進化しても三脚が撮影に必須のアクセサリーであることに変わりはありません。三脚があれば夜景や星空など手持ちでは対応できない暗いシーンも高画質に撮ることができます。本特集では、「三脚は重くて持ち運びたくない」という人に注目してほしい、軽量コンパクトな「トラベル三脚」を紹介します。「はじめての三脚」としてもおすすめできる8モデルを厳選しました。

カメラアクセサリーメーカーから数多くの製品がラインアップしているトラベル三脚

カメラアクセサリーメーカーから数多くの製品がラインアップしているトラベル三脚

※本記事中の価格表記は2020年6月9日時点での価格.com最安価格(税込)を参考にしています。

トラベル三脚の選び方のポイント

三脚はいろいろなシーンで撮影をサポートしてくれる便利なカメラアクセサリーです。カメラを固定してシャッターが切れるので「水平・垂直を取って構図を追い込んで撮れる」「手ブレを防げる」といった効果に加えて、川や滝の流れをスローシャッターで表現したり、暗い星空を撮るのにも欠かせません。特に風景の撮影で三脚の使用は基本であり、撮影の幅を広げるのにも役立ちます。

ただ、一眼カメラとレンズにプラスして持ち歩くことを考えると「大きくて重い三脚は避けたい」というのが本音でしょう。飛行機や電車で移動する旅行や登山・ハイキングなど、長距離の移動をともなう撮影では機材は小さくて軽いに越したことはありません。

携帯性を重視するなら片手サイズのミニ三脚を使うのもいいですが、カメラ固定時の安定性には不安があります。そこで注目したいのが、携帯性と安定性のバランスにすぐれた「トラベル三脚」です。使用時は一般的な三脚と同じサイズですが、脚の部分を180°反転して折りたためる構造になっており(※センターポールを折りたたむ構造のものもあります)、収納時に雲台部分が出っ張らないのが特徴。一般的な構造の三脚と比べると収納時の長さが短く、コンパクトに収まります。さすがにプロ仕様の大型三脚のような安定性はありませんが、小型・軽量なミラーレスとの組み合わせなら十分に安定した撮影が可能です。

左がトラベル三脚の脚を180°反転させる前の状態で、右が反転させた状態。一般的な三脚と比べると雲台部分が脚の間に収まるため、その分コンパクトになります

以下に、トラベル三脚を選ぶ際に注目したいポイントをまとめました。一般的な三脚選びとは少し見方が異なるところもありますので、ぜひご一読ください。

・縮長(収納時の全長) 45cm未満を目安にしよう

トラベル三脚を選ぶうえでまず押さえておきたいのは縮長(脚を収納した際の全長)です。せっかくコンパクトにまとまっているトラベル三脚なので、三脚用のケースに入れて持ち運ぶのではなく、カメラバッグに収納できるサイズ感のものを選びたいところ。縮長が45cm未満であれば、バックパックタイプのサイドポケットなどにも楽々収納することができるでしょう。大容量のバッグであれば中に入れて持ち運ぶことも可能です。

縮長が短いトラベル三脚はカメラバッグにすっきりと収納可能。雲台部分が出っ張らないので、移動時にも三脚がじゃまになりにくいです(画像はいずれもバンガードのカメラバッグとトラベル三脚の組み合わせになります)

・段数 安定性重視なら4段、携帯性重視なら5段

縮長とあわせて三脚の段数も必ずチェックしておきましょう。段数が少ないと縮長は長くなりますが、安定性が確保されます。段数が多いと縮長は短くなりますが、安定性が失われます。トラベル三脚は段数が4段もしくは5段のものが一般的で、安定性重視なら4段、携帯性重視なら5段に注目してください。使用するカメラバッグにもよりますが、バックパックタイプのカメラバッグの中に三脚を収めたいのであれば5段のほうが選べる製品が多くなると思います。

左は段数が4段のトラベル三脚、右は5段のトラベル三脚。4段は5段よりも安定性が高く、高さも出やすくなっています。5段はよりコンパクトに収納できるのが特徴です

・高さ アイレベルまで伸ばせるのが理想だが、ある程度割り切って選ぼう

使用時の三脚の高さを示すスペックは「全伸高」「伸高」「最低高」の3つがあります。

全伸高はセンターポールを最も伸ばしたときの高さ、伸高はセンターポールを伸ばしていない状態での高さ、最低高は三脚を最も低い位置にセットしたときの高さを意味します。これらはメーカーによって表記が異なっているので製品選びでスペック表を見ると混乱するかもしれませんが、要は「三脚をフルで伸ばしたときの高さ」「標準の使用状態での高さ」「最も低い位置での高さ」になります。

三脚としての使用範囲が広がるのは、より高い位置、かつより低い位置にセットできるものになります。高い位置については、センターポールを使って三脚をアイレベル(目線の高さ)まで伸ばせるのが理想で、身長から15〜20cm程度引いたくらいの高さを確保できるかどうかを目安にしてください。最近のデジタルカメラは可動式モニターを搭載しているので必ずしもアイレベルまで届かなくても撮影はできますが、それでもアイレベルくらいまでは伸ばせたほうが、無理な体勢にならずに三脚を扱えるので撮影が楽になります。ただ、コンパクトさを重視したトラベル三脚の場合、一般的な三脚と比べると高さ調整の幅が狭いので、ある程度割り切って選ぶ必要があります。

一般的な三脚と同様、センターポールを上げることで雲台の位置を高くすることができます。ローポジションにするにはセンターポールの一部を取り外すのが一般的ですが、なかにはセンターポールを逆に取り付けたり、短いセンターポールに交換する必要があるものもあります

・重量 バランスがいいのは1.0〜1.5kg程度

三脚選びの難しいところは三脚の自重が重いほど安定性が増すということです。機動力重視のトラベル三脚では、携帯性と安定性のバランスを考慮すると、雲台を含めて1.0kg〜1.5kg程度のものが使いやすいと思います。2.0kg以上でもかまわないというのであれば、トラベル三脚にはこだわらず、一般的な三脚も視野に入れて選んでみてはどうでしょうか。

・耐荷重 機材重量の3倍程度を目安に

耐荷重は三脚が支えられる重量(雲台+カメラ+レンズ)の最大値を示すスペックです。あくまでも支えられる基準であって「この重さまでなら確実にブレを抑えて撮れる」というわけではないので注意してください。さらに、メーカーによって基準が異なっているため、耐荷重をメーカー横断で比較することはあまり意味がないことも知っておきましょう(もちろん同一メーカーならこの値が高いほうがよいです)。使用する機材の重さの3倍程度を目安に、より耐荷重に余裕のあるものを選ぶくらいの見方でいいと思います。

使用できる機材の重さを示す最大搭載重量・推奨積載重量や、対応可能なカメラやレンズのスペックが書かれているなら、耐荷重よりもそちらを参考にしたほうがよいと思います。トラベル三脚の場合、使い方にもよるのですが、安定して使えるのは「フルサイズミラーレス+望遠端が200mm程度の望遠ズームレンズ」の組み合わせくらいまでになると思います。

・脚径(パイプ径) 脚が太いほうが安定性は高い

三脚の安定性を推測するうえで脚径(パイプ径)はひとつの目安になります。脚が太いほうが、より安定した撮影が可能です。多くのメーカーが脚径を公表しているので参考にしてほしいのですが、メーカーによっては最上段の最も太い脚の口径だけを公開している場合があります。特に重要なのは最下段の最も細い脚の口径ですので、メーカー横断で比較する場合は注意してください。

・材質 できればカーボン製をチョイスしたい

トラベル三脚に用いられる脚の素材は、「カーボンファイバー」と「アルミニウム」に分けられます。カーボンは軽量ながら強度も高いですが、その分高価になります。アルミはカーボンに比べると重いですが、価格は安くなります。予算が許すのならより軽量なカーボン製を選びたいところです。

ただ、これは三脚選び全般に言えることですが、カーボン製であればアルミ製よりも必ず安定性が高いというわけではありません。カーボン製とアルミ製で同じ重さの三脚を比較した場合は、軽量なカーボンのほうが脚を太くできるので安定性が増すことになります。「カーボンなら軽くても大丈夫」というのではなく、ある程度重さのあるカーボンを選ぶのがよいと思います。

・雲台 三脚本体とマッチングが取れているセット品を選ぶのがベター

雲台はカメラの固定と向き・角度の調整を担う、三脚の必須アクセサリーです。使い勝手にこだわるのであれば三脚本体と雲台は別々に選びたいところですが、トラベル三脚の場合は、あれこれ考えずに三脚本体と自由雲台(ポール雲台)のセット品を選ぶのがよいと思います。

もちろん、雲台を取り外せるタイプなら「三脚本体のみを購入して雲台は別メーカーのものを使う」という運用は可能ですが、トラベル三脚は脚を180°反転しての収納が前提になっているため、収納時に雲台に脚が干渉してうまく閉じなかったり、微妙に浮いてしまったりと、使用する雲台によっては収納性が損なわれる可能性があります。三脚本体よりも耐荷重の低い雲台を選んでしまうと全体の耐荷重が低くなってしまうというリスクもあるので、特にはじめての三脚として購入するならセット品が無難な選択です。

自由雲台の機能については、汎用的なアルカスイス互換のクイックシューに対応しているかをチェックしておきましょう。フリクションコントロール(ダイヤルのトルクを調整できる機能)に対応していれば、細かい位置調整がやりやすくなります。

トラベル三脚は多くのモデルで自由雲台が付属するセット品が用意されています

トラベル三脚は多くのモデルで自由雲台が付属するセット品が用意されています

使い勝手のよいカーボン製トラベル三脚をピックアップ

続いて、携帯性と安定性のバランスにすぐれたトラベル三脚をいくつか紹介しましょう。いずれもカーボン製で、アルカスイス互換のクイックシューに対応した雲台が付属したセット品です(※ピークデザインの「Travel Tripod」は例外)。1万円台の低価格なものから12万円程度の高級品まで計8モデルをピックアップしました。最初の6モデルは脚が180°反転する一般的なトラベル三脚。最後の2モデルは独自の構造を持つ製品となっています。

1.スリック「エアリーカーボン 644 LED」 全伸高179.5cmで高さを出せる4段タイプ

スリックの4段タイプのトラベル三脚「エアリーカーボン 644 LED」

スリックの4段タイプのトラベル三脚「エアリーカーボン 644 LED」

日本の三脚メーカーの雄として、70年以上にわたって多彩な製品を開発してきたスリック(SLIK)。トラベル三脚として「エアリー」シリーズを展開しています。「エアリーカーボン 644 LED」は、カーボン製の4段タイプで縮長が47.5cmと若干長めですが、全伸高179.5cm、伸高144cmと使用時の高さを出せるのが魅力。ボタンから手を離しても開脚操作が行える構造や、懐中電灯代わりに使用できるセンターポール下部のLEDライト(着脱可能)なども特徴です。なお、「エアリー」シリーズには、縮長37cmの5段タイプ「エアリーカーボン 645 LED」も用意されています。

三脚を折りたたんだ際の縮長は47.5cm。脚径は最大22mm

折りたたんだ際の縮長は47.5cm。脚径は最大22mm

・縮長:47.5cm
・段数:4段
・高さ:全伸高179.5cm、伸高144cm、最低高21cm
・重量:1.21kg
・耐荷重:−(最大搭載重量3kg)
・脚径:22mm
・材質:カーボン
・脚のロック方式:ナット(ツイスト)ロック
・雲台:SBH-180 DS(取り外し可能、アルカスイス互換)

2.シルイ「小型カーボン5段三脚 T-1205SK+G-10KX 雲台セット」 一脚としても使える5段タイプ

5段タイプでコンパクトなシルイの「小型カーボン5段三脚 T-1205SK+G-10KX 雲台セット」

5段タイプでコンパクトなシルイの「小型カーボン5段三脚 T-1205SK+G-10KX 雲台セット」

シルイ(SIRUI)は、2001年に創業した中国のカメラアクセサリーメーカーで、三脚、一脚、雲台などを手がけています。トラベル三脚としては「T-S」シリーズを展開。いくつかのモデルを用意していますが、ここでは、カーボン製の5段タイプ「T-1205SK」と自由雲台「G-10KX」がセットになった「小型カーボン5段三脚 T-1205SK+G-10KX 雲台セット」をピックアップしました。5段タイプらしく縮長が38cmと短くて持ち運びやすいうえ、脚を取り外して一脚としても使用できるのが特徴。センターボールを延長棒として追加することもできます。センターポールを逆さに付け替えることでローポジション撮影にも対応可能です。

収納時の縮長は38cmと短くなっています。脚径は最大25mm、最小13mm

収納時の縮長は38cmと短くなっています。脚径は最大25mm、最小13mm

・縮長:38cm
・段数:5段
・高さ:全伸高141cm、伸高125cm、最低高26cm
・重量:1.3kg
・耐荷重:10kg
・脚径: 最大25mm、最小13mm
・材質:カーボン
・脚のロック方式:ナット(ツイスト)ロック
・雲台:G-10KX(取り外し可能、アルカスイス互換、フリクションコントロール対応)

3.ベルボン「UTC-63 II AS」 コンパクトと安定性を両立した5段タイプ

ベルボンのトラベル三脚「UTシリーズ」の上位モデル「UTC-63U AS」

ベルボンのトラベル三脚「UTシリーズ」の上位モデル「UTC-63U AS」

ベルボン(VELBON)は、スリックと並んで長い歴史(65年)を持つ日本の三脚メーカー。「UTC-63U AS」は、トラベル三脚「UTシリーズ」の上位モデル。カーボン製の5段タイプで、縮長35.7cmと非常にコンパクト。ベルボン独自の「ダイレクトコンパクトパイプ」を採用するうえ、脚径も最大30mmを確保しており、安定性にも期待できる三脚です。脚ごとに反転ノブを操作する必要がない「ロータリーハブ」構造を採用し、素早くセッティングできるのも特徴。なお、「UTシリーズ」には、同じ5段タイプで軽量な下位モデル「UTC-53 II AS」も用意されています。

縮長は35.7cm。今回ピックアップした中では収納時の長さが最も短いモデルです。脚径は最大30mm

縮長は35.7cm。今回ピックアップした中では収納時の長さが最も短いモデルです。脚径は最大30mm

・縮長:35.7cm
・段数:5段
・高さ:全伸高152cm、伸高132.6cm、最低高27.3cm
・重量:1.53kg
・耐荷重:15kg(推奨積載重量4kg)
・脚径:最大30mm
・材質:カーボン
・脚のロック方式:ウルトラロック
・雲台:QHD-S6AS(取り外し可能、アルカスイス互換、フリクションコントロール対応)

4.レオフォト「LX-254CT+XB-32」 バランスのよいスペックを実現した4段タイプ

レオフォトの4段タイプのトラベル三脚「LX-254CT+XB-32」

レオフォトの4段タイプのトラベル三脚「LX-254CT+XB-32」

レオフォト(LeoFoto)は中国のカメラアクセサリーメーカー。2014年設立の新興メーカーですが、低価格ながら高品位なカーボン三脚で評判を集めています。トラベル三脚としては「アーバン」シリーズをラインアップ。「LX-254CT+XB-32」は、カーボン製の4段トラベル三脚「LX-254CT」に自由雲台「XB-32」がセットになった製品で、縮長44.5cm、全伸高161cm、最低高20cm、重量1.38kgとバランスのよいスペックを実現しています。三脚本体は衝撃に強いアルミ削り出しで、脚には10層カーボンを採用するなどカーボン三脚として基本的な性能が高いのも特徴です。

縮長は4段タイプとしては標準的な44.5cm。脚径は最大25mm、最小16mm

縮長は4段タイプとしては標準的な44.5cm。脚径は最大25mm、最小16mm

・縮長:44.5cm
・段数:4段
・高さ:全伸高161cm、伸高−、最低高20cm
・重量:1.38kg
・耐荷重:8kg
・脚径:25/22/19/16mm
・材質:カーボン
・脚のロック方式:ナット(ツイスト)ロック
・雲台:XB-32(取り外し可能、アルカスイス互換、フリクションコントロール対応)

5.マンフロット「befree GT XPRO カーボンT三脚キット」 センターポールを水平にできる高機能な4段タイプ

マンフロットのトラベル三脚「befreeシリーズ」の最新モデル「befree GT XPRO カーボンT三脚キット」

マンフロットのトラベル三脚「befreeシリーズ」の最新モデル「befree GT XPRO カーボンT三脚キット」

三脚や照明機材を中心にカメラアクセサリーを手がけるイタリアの老舗メーカー、マンフロット(Manfrotto)。プロからの信頼が高く、世界的にも高いシェアを誇っています。トラベル三脚として「befreeシリーズ」を用意していますが、最新モデルとして注目したいのが最上位の「befree GT XPRO カーボンT三脚キット」です。カーボン製の4段タイプで重量1.76kgとやや重めですが、「befree GT」の性能はそのままに、センターポールを水平にできる「90°コラム機構」を搭載したのが特徴。この機構によって最低高9cmと非常に低いポジションに設定できるほか、マクロ撮影や俯瞰撮影にも対応しやすくなっています。なお、90°コラム機構が必要ないのであれば、重量1.55kgの下位モデル「befree GT カーボンT三脚キット」を選ぶのもいいでしょう。

縮長は43cm。独自機構によってセンターポールを水平にセットできます。

縮長は43cm。独自機構によってセンターポールを水平にセットできます。

・縮長:43cm
・段数:4段
・高さ:全伸高162cm、伸高141cm、最低高9cm
・重量:1.76kg
・耐荷重:10kg
・脚径: 25.3/21.7/18.2/14.7mm
・材質:カーボン
・脚のロック方式:ナット(ツイスト)ロック
・雲台:MH496-BH(取り外し可能、アルカスイス互換、フリクションコントロール対応)

6.ジッツオ「GK1545T-82TQD」 高い安定性を実現する最高級のトラベル三脚

高級三脚メーカーのジッツオが開発した、4段タイプのトラベル三脚「GK1545T-82TQD」

高級三脚メーカーのジッツオが開発した、4段タイプのトラベル三脚「GK1545T-82TQD」

1917年にフランスで設立し、世界を代表する高級三脚メーカーとして有名なジッツオ(Gitzo)。堅牢性・安定性の高い大型・中型の三脚を中心に製品を展開していますが、脚を180°反転して折りたためるトラベル三脚「トラベラー」を最初に開発したメーカーでもあります。4段タイプと5段タイプがいくつか用意されている「トラベラー」の中でも、携帯性と安定性のバランスにすぐれるのが4段タイプの「GT1545T」。「GK1545T-82TQD」は「GT1545T」と自由雲台「GH1382TQD」のセット品で、縮長42.5cm、全伸高163.5cm、重量1.45kgというバランスのよいスペックを実現。ローアングル時は付属のショートポールに変更する必要があるのは手間ですが、安定性を最も重視するなら手に入れたい製品です。なお、ジッツオの「トラベラー」を選ぶなら、2型で耐荷重の高い「GT2545T」と、5段でよりコンパクトな「GT1555T」もあわせてチェックしておくことをおすすめします。

縮長は42.5cm。脚径はマンフロット「befree GT XPRO」と同スペックで最大25.3mm、最小14.7mm

縮長は42.5cm。脚径はマンフロット「befree GT XPRO」と同スペックで最大25.3mm、最小14.7mm

・縮長:42.5cm
・段数:4段
・高さ:全伸高163.5cm、伸高140.5cm、最低高32.4cm
・重量:1.45kg
・耐荷重:10kg
・脚径: 25.3/21.7/18.2/14.7mm
・材質:カーボン
・脚のロック方式:ナット(ツイスト)ロック
・雲台:GH1382TQD(取り外し可能、アルカスイス互換)

7.バンガード「VEO 2 264CB」 センターポール反転タイプの高コスパモデル

バンガード「VEO 2 264CB」はカーボン製で4段タイプのトラベル三脚

バンガード「VEO 2 264CB」はカーボン製で4段タイプのトラベル三脚

バンガード(VANGUARD)は、1986年に台湾で設立されたカメラアクセサリー&光学機器メーカー。「VEO 2 264CB」は、同メーカーのトラベル三脚の中でも人気の高いカーボン製の4段モデルです。一般的なトラベル三脚とは異なり、センターポールが反転して収納できるようになっているのが特徴。最伸高155cm、最低高19.3cmの高さ調整に対応するなど、価格.com最安価格で14,000円程度という価格ながら十分な基本スペックを誇ります。本格的な仕様も取り入れており、脚のロック方式はナット(ツイスト)ロックで、付属の自由雲台「BH-50」はアルカスイス互換のクイックシューに対応。コストパフォーマンスの高い製品と言えるでしょう。

一般的なトラベル三脚とは異なり、センターポールが反転する仕組みを採用。縮長は44.5cm。脚径は最大26mm

一般的なトラベル三脚とは異なり、センターポールが反転する仕組みを採用。縮長は44.5cm。脚径は最大26mm

・縮長:44.5cm
・段数:4段
・高さ:全伸高155cm、伸高125cm、最低高19.3cm
・重量:1.3kg
・耐荷重:8kg
・脚径:最大26mm
・材質:カーボン
・脚のロック方式:ナット(ツイスト)ロック
・雲台:BH-50(取り外し可能、アルカスイス互換)

8.ピークデザイン「Travel Tripod(カーボンタイプ)」 独自構造でコンパクトサイズを実現した新製品

ピークデザイン初の三脚として話題を集めている「Travel Tripod」

ピークデザイン初の三脚として話題を集めている「Travel Tripod」

高品位なカメラバッグやストラップで人気を集める、米国の新興カメラアクセサリーメーカー・ピークデザイン(Peak Design)から同社初の三脚「Travel Tripod」が2020年4月に登場しました。一般的なトラベル三脚とは異なる構造ですが、携帯性にすぐれた注目製品ですので最後にご紹介します。最大の注目点は脚の収納構造。多角形のセンターポールと脚を組み合わせることで、7.9cm径という片手で握れるほどのスリムなサイズに収納できるようになっています。ワンタッチですべての脚のロックを解除できる構造や、スマートフォンも設置できるフォトマウントなどもユニーク。なお、雲台は三脚一体型ですが、別売オプションの「ユニバーサルヘッドアダプター」を使えば他社製の雲台を取り付けることも可能です。カーボン製のほか、重量1.56kgのアルミ製も用意されています。

【変更履歴】収納時のサイズの単位を初出時にmmと記載していましたが、正しくはcmです。該当箇所は修正済みです。お詫びして訂正します。[2020年11月16日 11:19]

雲台は一体型で、クイックシューはアルカスイス互換になっています。独自構造で収納性を高めていて、同社のバックパックとも相性がよい三脚です

・縮長:39.1cm
・段数:5段
・高さ:全伸高152.4cm、伸高130.2mm、最低高14cm
・重量:1.27kg
・耐荷重:9.1kg
・脚径:−
・材質:カーボン
・脚のロック方式:レバー
・雲台:一体型(取り外し不可、アルカスイス互換)

価格.comマガジン編集部

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