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ニコンの新しい高倍率ズームレンズ「NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR」で東京の有名スポットを撮った

実写作例3 若洲海浜公園

江東区にある若洲海浜公園は東京ゲートブリッジを間近で見られるスポットとして有名です。東京ゲートブリッジを北側・南側の両方から撮ることができ、風向きにもよりますが、羽田空港に離着陸する航空機を絡めて撮れるのも面白いところです。ライトアップされた橋梁を大きく撮ったり、夜の長秒撮影で航空機の光跡を残したりと、バリエーションのある撮影を楽しめます。今回は、日没直前から若洲海浜公園を散策してみました。

着陸する航空機を入れて中望遠で撮る

Z 7、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR、135mm、F6.3、1/200秒、ISO320、WB:自然光オート、ピクチャーコントロール:スタンダード、アクティブD-ライティング:しない、ヴィネットコントロール:標準、回折補正:する、自動ゆがみ補正:する、JPEG
撮影写真(8256×5504、18.6MB)

画面右側に堤防を入れて奥行き感を出すことを狙って中望遠の135mmで橋梁を撮った作例です。羽田空港に着陸する航空機を画面に入れてみました。また、1/200秒のシャッタースピードを確保することで航空機の動きが止まるようにしています。日没直前で太陽が雲に隠れていて光量が少ない状況ながら、淡い雰囲気を残しつつ滑らかなトーンの写真に仕上がっていると思います。

同じ位置から広角端24mmで撮る

Z 7、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR、24mm、F6.3、1/60秒、ISO100、WB:自然光オート、ピクチャーコントロール:スタンダード、アクティブD-ライティング:しない、ヴィネットコントロール:標準、回折補正:する、自動ゆがみ補正:する、JPEG
撮影写真(8256×5504、17.0MB)

先に掲載した135mmの作例を撮った位置から広角端24mmで撮影した1枚。少しレンズを上向きにすることで手前の岩場を入れつつ青空を広く取りました。光量が少ない状況ですが、空のグラデーションがとても滑らかに再現されています。気になるような周辺の光量落ちも見られず、画面全域でクリアな画質が得られました。

広角の遠近感を生かして撮る

Z 7、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR、24mm、F6.3、1/30秒、ISO100、WB:自然光オート、ピクチャーコントロール:スタンダード、アクティブD-ライティング:しない、ヴィネットコントロール:標準、回折補正:する、自動ゆがみ補正:する、JPEG
撮影写真(8256×5504、17.2MB)

こちらは東京ゲートブリッジを南側から撮れる位置に移動している途中に撮ったものになります。距離目安で書かれたと思われる「450」という数字を強調したくて、広角端24mmでレンズを地面に近づけてシャッターを切りました。広角での撮影は、被写体に近づくことで手前が大きく、後ろが小さくなって遠近感を強調できます。遠近感を生かせる被写体を探しながら撮るのも広角撮影の楽しい点です。

ライトアップされた東京ゲートブリッジを撮る

Z 7、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR、31mm、F5、1/2秒、ISO400、WB:晴天、ピクチャーコントロール:スタンダード、アクティブD-ライティング:標準、ヴィネットコントロール:標準、回折補正:する、自動ゆがみ補正:する、JPEG
撮影写真(8256×5504、19.3MB)

若洲海浜公園では公園の南側から東京ゲートブリッジを撮るのが人気です。晴れていればゲートブリッジの奥に富士山が望めます。特に日の入りの位置が南寄りになる冬は、ライトアップされた橋梁と夕焼けがとても美しい景色になります。

今回は、日の入りの位置がかなり北寄りになっていることもあって夕焼けが出ない、かつ富士山が雲に隠れていました。また、風がやや強くて、大きな岩が積み重なる人口磯に波が打ち付けていました。ライトアップされたゲートブリッジを望遠で大きく撮った写真もいいですが、背景の状況がよくなかったため、ここでは人口磯を含めて手前を広く取った写真をピックアップしました。シャッタースピードを長くしすぎると波の動きが伝わりにくくなるため1/2秒にしています。それほど絞っていないということもあって周辺の点光源で像のにじみや色のずれが見られますが、解像感は十分です。

まとめ Zマウントユーザーなら持っていて損のない1本

高倍率ズームレンズは、レンズを交換することなく広角から望遠まで幅広いシーンに1本で対応できる便利レンズ。美しい風景を広角で広く撮ったり、遠くのキレイな花にズームして大きく撮ったりと、ズームを駆使して撮影できるのがいいところです。ただし、幅広い焦点距離をカバーする高倍率ズームレンズは(特にフルサイズ対応のものは)、どうしても大きくて重くなりがち。歩きながらの気軽な撮影では、負担を減らすためにできるかぎりレンズは軽いほうが望ましいです。

その点、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRは、重量約570gのクラス最軽量を実現しており、持ち運びやすくなっています。重量バランスがよく、取り回しがいいのも魅力です。画質は、さすがに周辺部では収差が発生することがありますが、高倍率ズームレンズとしてはズーム全域で解像感が高く、かつクリア。人気を集めているのも納得の高画質です。望遠端の焦点距離が200mmとやや短めですが、広角端が24mmスタートで広く撮れるのが魅力で、Zマウントユーザーなら手に入れて損はないレンズだと思います。

真柄利行

真柄利行

カメラとAV家電が大好物のライター/レビュアー。雑誌編集や価格.comマガジン編集部デスクを経てフリーランスに。価格.comではこれまでに1000製品以上をレビュー。現在、自宅リビングに移動式の撮影スタジオを構築中です。

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