選び方・特集

「はじめての一眼カメラ」にもぴったり! クラシカルデザインのミラーレスカメラ厳選7機種

ここ数年、ファッションや音楽、グルメなどさまざまなジャンルでレトロなものがちょっとしたブームになっています。そのブームはカメラにも押し寄せてきていて、最新のデジタルカメラでは、70〜80年代のフィルムカメラを彷彿とさせる、クラシックなデザインを採用する製品の注目度が高まっています。そこで本特集では、クラシックなデザインが特徴のミラーレスカメラを厳選してご紹介。「はじめての一眼カメラ」としても選びやすい初中級モデル7機種をピックアップしました。

クラシックなデザインが目を引く、ミラーレス7機種を厳選してご紹介します

クラシックなデザインが目を引く、ミラーレス7機種を厳選してご紹介します

選び方のポイント モニターの種類やアクセサリーにも目を向けよう

クラシックなデザインのミラーレスは、長年のカメラファン・写真愛好家にとっては懐かしく、20〜30代の若者から見ると新しさを感じるデザインに最新の性能・機能が搭載されているのが魅力。自分の使い方に合ったモデルを選ぶためのポイントをいくつか紹介します。

デザイン ファッションにフィットしたものを選ぼう

クラシックなデザインといっても、ただ単に過去のフィルムカメラの外観を忠実に再現しているわけではなく、どのモデルも現代的な佇まいを取り入れているのが特徴です。モデルによってコンセプトが異なっていて、クラシックな雰囲気を重視したものもあれば、モダンな要素が強いものもあり、さまざまです。選び方としては「好みのデザインでより質感の高いものを選ぶ」に尽きるのですが、モノとしてのよさとあわせて「自分のファッションに合ったものを選ぶ」ということも大事になるでしょう。

自分のファッションに合ったカメラを探すのも製品選びのポイントになります(画像のカメラはOMデジタルソリューションズの「OM-D E-M10 Mark IV」)

自分のファッションに合ったカメラを探すのも製品選びのポイントになります(画像のカメラはOMデジタルソリューションズの「OM-D E-M10 Mark IV」)

スタイル 一眼レフスタイルとレンジファインダースタイルがある

一部のモデルを除き、クラシックなデザインのミラーレスは電子ビューファインダー(EVF)を搭載しています。カメラのスタイルとしては、EVFをカメラ中央に搭載する一眼レフのようなスタイルと、左上に搭載するレンジファインダーのようなスタイルに分けられます。使いやすさで優劣はありませんが、どちらかというと一眼レフスタイルのほうがアイカップ(ファインダー接眼部のカバー)が大きく、視認性にすぐれる傾向があります。いっぽう、レンジファインダースタイルのメリットは、ファインダー部の出っ張りがない分、収納性が高く、小さなカバンでも出し入れがしやすいことです。

一眼レフスタイルを採用する、ニコンのAPS-Cミラーレス「Z fc」

一眼レフスタイルを採用する、ニコンのAPS-Cミラーレス「Z fc」

レンジファインダースタイルの小型・軽量モデル、富士フイルム「X-E4」

レンジファインダースタイルの小型・軽量モデル、富士フイルム「X-E4」

モニター クラシカルデザインはバリアングル液晶との相性がいい

モニターの種類は使い勝手だけでなく、カメラの見た目にも影響します。可動式モニターには、背面モニターをカメラの左側に開いて上下方向に回転できるバリアングル液晶と、背面モニターを引き出すように操作して上下方向に動かせるチルト液晶がありますが、よりクラシックな雰囲気を大事にしたいならバリアングル液晶を採用するモデルに注目してください。バリアングル液晶の場合、モニターを裏返してカメラに収納すると、モニターが隠れてフィルムカメラのような見た目になり、クラシックなデザインがより際立ちます。なかには、裏返しでの収納を考慮して、モニター部の背面にシボ加工が入っているものもあります。

横開きのバリアングル液晶は、カメラを縦に構えた時にモニターの角度を調整できるのがメリット。さらに、裏返して収納することで、よりクラシックな見た目になります(画像は富士フイルムの「X-S10」)

横開きのバリアングル液晶は、カメラを縦に構えた時にモニターの角度を調整できるのがメリット。さらに、裏返して収納することで、よりクラシックな見た目になります(画像は富士フイルムの「X-S10」)

上下方向に動かすチルト液晶は、レンズの光軸上でモニターの角度を調整できるのがメリットです(画像は富士フイルムの「X-E4」)

上下方向に動かすチルト液晶は、レンズの光軸上でモニターの角度を調整できるのがメリットです(画像は富士フイルムの「X-E4」)

レンズ カメラに合うデザインのものをチェックしておこう

クラシックなデザインのミラーレスの場合、レンズキットには、カメラの雰囲気に合ったデザインの交換レンズが同梱するようになっています。そのため、特に「はじめての一眼カメラ」として手に入れるのであれば、カメラとレンズのマッチングの取れたレンズキットをファーストチョイスにするのがいいでしょう。

また、将来的に交換レンズを何本も追加して楽しみたいのであれば、カメラと組み合わせやすいデザインのレンズがどのくらい用意されているかをチェックしておきましょう。その点でラインアップが豊富なのは、長年にわたってクラシックなデザインのカメラを展開している富士フイルムとOMデジタルソリューションズ(旧オリンパス)です。どちらのメーカーも、クラシックな雰囲気にもマッチするデザインのレンズがいくつも用意されています。

富士フイルムの交換レンズは、小型・軽量ながら絞りリングを搭載したものが多く、マニュアルの操作性を楽しめるようになっています

富士フイルムの交換レンズは、小型・軽量ながら絞りリングを搭載したものが多く、マニュアルの操作性を楽しめるようになっています

OMデジタルソリューションズの交換レンズには、小型・軽量な単焦点レンズ「M.ZUIKO PREMIUM」シリーズが用意されています

OMデジタルソリューションズの交換レンズには、小型・軽量な単焦点レンズ「M.ZUIKO PREMIUM」シリーズが用意されています

アクセサリー グリップやケースなどドレスアップできる純正品をチェック

各メーカーとも、クラシックなデザインにマッチする、別売の純正アクセサリーを用意していますので、購入前にチェックしておきましょう。ケースなどはサードパーティー製を使うのもいいですが、クラシックな雰囲気との相性やトータルでのコーディネートを考慮すると、純正品をファーストチョイスにしたいところです。

クラシックなデザインのミラーレスの場合、グリップがないモデルもあります。そうしたモデルには、専用グリップが別売オプションとして用意されています(画像はニコン「Z fc」に別売のエクステンショングリップを装着したイメージ)

クラシックなデザインのミラーレスの場合、グリップがないモデルもあります。そうしたモデルには、専用グリップが別売オプションとして用意されています(画像はニコン「Z fc」に別売のエクステンショングリップを装着したイメージ)

メーカーによっては、クラシックなデザインにフィットするケースやストラップなども用意しています(画像はOMデジタルソリューションズ「PEN E-P7」に別売の本革アクセサリー類を組み合わせたイメージ)

メーカーによっては、クラシックなデザインにフィットするケースやストラップなども用意しています(画像はOMデジタルソリューションズ「PEN E-P7」に別売の本革アクセサリー類を組み合わせたイメージ)

1.2021年発売の最新モデル3機種

クラシックなデザインのミラーレスカメラは、エントリー向けからまで中上級者向けまで幅広いラインアップがそろっていますが、ここでは、2021年発売の最新モデル3機種をご紹介します。

1-1.「Z fc(ニコン)」往年のMF一眼レフをモチーフにした注目モデル

「Zシリーズ」初のクラシカルデザイン採用モデル、ニコン「Z fc」

「Zシリーズ」初のクラシカルデザイン採用モデル、ニコン「Z fc」

ニコンのミラーレス「Zシリーズ」の新しいAPS-C機として2021年7月下旬に発売になる「Z fc」。Zシリーズとしては初のクラシカルデザイン採用モデルということで、注目度の高いカメラとなっています。デザインの特徴は、1982年発売のMFフィルム一眼レフ「FM2」のシルバーカラーをモチーフに、ファインダーの形状やシルバーとブラックのカラーバランスなどを当時に近い印象で再現したこと。感度ダイヤル、シャッタースピードダイヤル、露出補正ダイヤルによる本格的なマニュアル操作を採用したのも特徴となっています。液晶モニターは、背面にシボ加工の入ったバリアングル液晶。

●基本スペック
・イメージセンサー:有効約2088万画素CMOS(APS-C:23.5×15.7mm)
・AFシステム:像面位相差AF/コントラストAF(209点)
・連写:最高約11コマ/秒
・感度:ISO100〜51200(拡張:ISO204800相当までの増感)
・最速シャッタースピード:1/4000秒
・EVF:約236万ドット(35mm判換算の倍率0.68倍)
・モニター:3.0型バリアングル液晶(約104万ドット、タッチパネル対応)
・ボディ内手ブレ補正:−
・動画:4K記録対応
・記録メディア:SD/SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-I対応)
・無線:Wi-Fi/Bluetooth内蔵
・サイズ(幅×高さ×奥行):134.5×93.5×43.5mm
・重量:約445g(バッテリー、SDメモリーカードを含む)

1-2.「X-E4(富士フイルム)」ミニマルスタイルを追求した小型・軽量モデル

小型・軽量設計のAPS-Cミラーレス、富士フイルム「X-E4」

小型・軽量設計のAPS-Cミラーレス、富士フイルム「X-E4」

レンジファインダースタイルを採用する、富士フイルムのAPS-Cミラーレス「X-Eシリーズ」の最新モデル。同シリーズは、無駄なものをそぎ落として必要なものを強調するミニマルなデザインとスタイルを追求しているのが特徴で、X-E4は、そのミニマルさが際立った小型・軽量なカメラに仕上がっています。グリップを省略したフラットなボディは、クラシックでありながらモダンな印象。操作性では、富士フイルムの中上級機では定番となるシャッタースピードダイヤルと露出補正ダイヤルを確保しつつ、ボディにすっきりと収まる構造のチルト液晶モニターを採用しています。

●基本スペック
・イメージセンサー:有効約約2610万画素CMOS(APS-C:23.5×15.6mm)
・AFシステム:像面位相差AF/コントラストAF(最大425点)
・連写:最高約8コマ/秒(電子シャッター時最高約20コマ/秒)
・感度:ISO160〜12800(拡張:ISO80相当までの減感、ISO51200相当までの増感)
・最速シャッタースピード:1/4000秒(電子シャッター時1/32000秒)
・EVF:約236万ドット(35mm判換算の倍率0.62倍)
・モニター:3.0型チルト液晶(約162万ドット、タッチパネル対応)
・ボディ内手ブレ補正:−
・動画:4K記録対応
・記録メディア:SD/SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-I対応)
・無線:Wi-Fi/Bluetooth内蔵
・サイズ(幅×高さ×奥行):121.3×72.9×32.7mm
・重量:約364g(バッテリー、SDメモリーカードを含む)

1-3.「PEN E-P7(OMデジタルソリューションズ)」シンプルで上質なデザインに高機能を搭載

「PENシリーズ」の最新モデル、OMデジタルソリューションズ「PEN E-P7」

「PENシリーズ」の最新モデル、OMデジタルソリューションズ「PEN E-P7」

往年のハーフサイズカメラ「OLYMPUS PEN(オリンパス ペン)」の名を冠した、マイクロフォーサーズ規格のミラーレス「PENシリーズ」の最新モデル。シンプルで上質なデザインが特徴のシリーズですが、PEN E-P7は、スイッチやダイヤルなど作り込み度の高いディテールを採用することで、より高品位なデザインに仕上がっています。EVFは非搭載なものの機能は充実しており、厚さ38.1mm/重量337g(バッテリー、SDカード含む)の小型・軽量ながらボディ内5軸手ブレ補正を搭載。コンパクトながら2ダイヤル仕様で、独自の画作り機能「プロファイルコントロール」も備わっています。

●基本スペック
・イメージセンサー:有効約2030万画素 Live MOS(4/3型:約17.4×13.0mm)
・AFシステム:コントラストAF(121点)
・連写:最高約8.7コマ/秒(電子シャッター時最高約15コマ/秒)
・感度:ISO200〜25600(拡張:ISO100相当の減感)
・最速シャッタースピード:1/4000秒(電子シャッター時1/16000秒)
・EVF:−
・モニター:3.0型チルト液晶(約104万ドット、タッチパネル対応)
・ボディ内手ブレ補正:5軸対応
・動画:4K記録対応
・記録メディア:SD/SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-II対応)
・無線:Wi-Fi/Bluetooth内蔵
・サイズ(幅×高さ×奥行):約118.3×68.5×38.1mm
・重量:約337g(バッテリー、SDメモリーカードを含む)

2.コストパフォーマンスにすぐれた4機種

続いて、クラシックなデザインを採用するミラーレスカメラの中でも、特にコストパフォーマンスにすぐれる4機種をご紹介します。

2-1.「X-T30(富士フイルム)」“らしさ”が詰まった一眼レフスタイルの小型・軽量モデル

小型・軽量ボディに高い基本性能が備わった富士フイルム「X-T30」

小型・軽量ボディに高い基本性能が備わった富士フイルム「X-T30」

一眼レフスタイルのAPS-Cミラーレス「X-Tシリーズ」のミドルレンジモデル。重量383g(バッテリー、 SDカード含む)の小型・軽量ボディに富士フイルムらしいマニュアルの操作性を搭載しており、上面には、撮影モードダイヤルとあわせて、シャッタースピードダイヤルと露出補正ダイヤルを配置。本特集で紹介した他モデルと同様、基本性能は上位モデル譲りで、撮像素子には有効約約2610万画素の「X-Trans CMOS 4」センサーを、AFシステムには像面位相差AF対応の最大425点システムを採用。富士フイルムらしさを小型・軽量ボディに詰め込んだミラーレスとなっています。

●基本スペック
・イメージセンサー:有効約約2610万画素CMOS(APS-C:23.5×15.6mm)
・AFシステム:像面位相差AF/コントラストAF(最大425点)
・連写:最高約8コマ/秒(電子シャッター時最高約20コマ/秒)
・感度:ISO160〜12800(拡張:ISO80相当までの減感、ISO51200相当までの増感)
・最速シャッタースピード:1/4000秒(電子シャッター時1/32000秒)
・EVF:約236万ドット(35mm判換算の倍率0.62倍)
・モニター:3.0型チルト液晶(約104万ドット、タッチパネル対応)
・ボディ内手ブレ補正:−
・動画:4K記録対応
・記録メディア:SD/SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-I対応)
・無線:Wi-Fi/Bluetooth内蔵
・サイズ(幅×高さ×奥行):118.4×82.8×46.8mm
・重量:約383g(バッテリー、SDメモリーカードを含む)

2-2.「X-S10(富士フイルム)」オーソドックスな操作性の5軸手ブレ補正対応モデル

ボディ内5軸手ブレ補正など高機能が特徴の富士フイルム「X-S10」

ボディ内5軸手ブレ補正など高機能が特徴の富士フイルム「X-S10」

一眼レフスタイルのボディに高機能を搭載したAPS-Cミラーレス。大きくて深い形状のグリップを採用するなど、富士フイルムのカメラの中ではクラシックな雰囲気がそれほど強くないモデルです。操作系も、富士フイルムの中上級機ではおなじみのシャッタースピードダイヤルなどは非搭載で、撮影モードダイヤルとファンクションダイヤルを使った、一般的な一眼カメラに近いオーソドックスな内容になっています。機能面では、最大6.0段分の補正効果を持つボディ内5軸手ブレ補正を搭載するのが魅力。液晶モニターは、背面にシボ加工の入ったバリアングル液晶です。

●基本スペック
・イメージセンサー:有効約約2610万画素CMOS(APS-C:23.5×15.6mm)
・AFシステム:像面位相差AF/コントラストAF(最大425点)
・連写:最高約8コマ/秒(電子シャッター時最高約20コマ/秒)
・感度:ISO160〜12800(拡張:ISO80相当までの減感、ISO51200相当までの増感)
・最速シャッタースピード:1/4000秒(電子シャッター時1/32000秒)
・EVF:約236万ドット(35mm判換算の倍率0.62倍)
・モニター:3.0型チルト液晶(約104万ドット、タッチパネル対応)
・ボディ内手ブレ補正:5軸対応
・動画:4K記録対応
・記録メディア:SD/SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-I対応)
・無線:Wi-Fi/Bluetooth内蔵
・サイズ(幅×高さ×奥行):126.0×85.1×65.4mm
・重量:約465g(バッテリー、SDメモリーカードを含む)

2-3.「OM-D E-M10 Mark IV(OMデジタルソリューションズ)」小型・軽量ボディに5軸手ブレ補正を搭載

「OM-Dシリーズ」の下位モデル、OMデジタルソリューションズ「OM-D E-M10 Mark IV」

「OM-Dシリーズ」の下位モデル、OMデジタルソリューションズ「OM-D E-M10 Mark IV」

一眼レフスタイルを採用する、マイクロフォーサーズ規格のミラーレス「OM-D」シリーズのエントリーモデル。重量383g(バッテリー、 SDカード含む)の小型・軽量ボディに、最大4.5段分の補正効果を発揮するボディ内5軸手ブレ補正を搭載。キットレンズとして用意される標準ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」と組み合わせても総重量は約476gと軽く、軽快に持ち運べる一眼カメラとなっています。フォールドしやすい形状のグリップや、自分撮りがしやすい下開きのチルト液晶モニターなど、小型・軽量ながら操作性に配慮した設計になっているのも押さえておきたいポイントです。

●基本スペック
・イメージセンサー:有効約2030万画素 Live MOS(4/3型:約17.4×13.0mm)
・AFシステム:コントラストAF(121点)
・連写:最高約8.7コマ/秒(電子シャッター時最高約15コマ/秒)
・感度:ISO200〜25600(拡張:ISO100相当の減感)
・最速シャッタースピード:1/4000秒(電子シャッター時1/16000秒)
・EVF:約236万ドット(35mm判換算の倍率約0.62倍)
・モニター:3.0型チルト液晶(約104万ドット、タッチパネル対応)
・ボディ内手ブレ補正:5軸対応
・動画:4K記録対応
・記録メディア:SD/SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-I対応)
・無線:Wi-Fi/Bluetooth内蔵
・サイズ(幅×高さ×奥行):約121.7×84.6×49mm
・重量:約383g(バッテリー、SDメモリーカードを含む)

2-4.「OM-D E-M5 Mark III(OMデジタルソリューションズ)」より高性能な手ブレ補正やAFが備わった上位モデル

「OM-D E-M10 Mark IV」を上回る性能を持つ、OMデジタルソリューションズ「OM-D E-M5 Mark III」

「OM-D E-M10 Mark IV」を上回る性能を持つ、OMデジタルソリューションズ「OM-D E-M5 Mark III」

マイクロフォーサーズ規格のミラーレス「OM-D」シリーズの中級機で、コンパクトなボディに高機能を凝縮しているのが魅力の1台。下位モデルの「OM-D E-M10 Mark IV」と比べると、AFシステムがより高速な像面位相差AFに対応するほか、ボディ内5軸手ブレ補正も最大5.5段分の補正効果を実現。対応レンズとの組み合わせで最大6.5段分の補正効果を発揮する5軸シンクロ手ぶれ補正にも対応しています。このほか、シャッタースピードは最速1/8000秒に対応。下位モデルの「OM-D E-M10 Mark IV」とは異なり、液晶モニターはバリアングル液晶になっています。

●基本スペック
・イメージセンサー:有効約2037万画素 Live MOS(4/3型:約17.4×13.0mm)
・AFシステム:像面位相差AF/コントラストAF(121点)
・連写:最高約10コマ/秒(電子シャッター時最高約30コマ/秒)
・感度:ISO200〜25600(拡張:ISO64相当の減感)
・最速シャッタースピード:1/8000秒(電子シャッター時1/32000秒)
・EVF:約236万ドット(35mm判換算の倍率約0.69倍)
・モニター:3.0型バリアングル液晶(約104万ドット、タッチパネル対応)
・ボディ内手ブレ補正:5軸対応(5軸シンクロ対応)
・動画:4K記録対応
・記録メディア:SD/SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-II対応)
・無線:Wi-Fi/Bluetooth内蔵
・サイズ(幅×高さ×奥行):約125.3×85.2×49.7mm
・重量:約414g(バッテリー、SDメモリーカードを含む)

価格.comマガジン編集部

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