レビュー
お留守番中のペットの様子をスマホアプリからいつでも確認できる

ペットのいる家庭もこれで安心!パナソニックのHDペットカメラで暑い夏を乗り切れ!

あー……暑い暑い暑い……令和元年の夏は、連日35℃オーバーにもなる猛暑。こうも暑いと人間もダウンしてしまいそうだが、暑さが苦手なのはペットも同じ。僕の愛犬のフレンチブルドッグは暑さに弱い犬種なので、室温が30度を超えるようなことがあると生死に関わる危険すらある。お陰で7月以降部屋のクーラーは外出時も付けっぱなしだ。

だが、家電製品には故障も付き物。万が一、外出中にエアコンが故障したら……? と、愛犬家にとって心配は尽きない。そんな、真夏、2019年のお盆にテストしていたアイテムがパナソニックの「HDペットカメラ KX-HDN205-K」。価格.com最安値では2万円を割り込んでいるので、愛犬家の感覚ではお手頃価格プライスだ。

愛犬のフレンチブルドッグの健康と安全のためには……ペットカメラで夏を乗り切る!

愛犬のフレンチブルドッグの健康と安全のためには……ペットカメラで夏を乗り切る!

「HDペットカメラ KX-HDN205-K」のコンセプトは明快、お留守番中のペットの様子をスマホアプリからビデオで見られること。カメラ画質はHD(200万画素、1920x1080ドット)とAV機器メーカーのパナソニックらしく画質性能も高く、ペットの位置を認識するセンサーと「自動追尾機能」、そして首振り機能でペットの様子を左右約360度追いかけるのだ(上下も動くが上下追尾はナシ)。

パナソニックの「HDペットカメラ KX-HDN205-K」

パナソニックの「HDペットカメラ KX-HDN205-K」

導入までのセットアップは、Wi-Fiに接続するネットワークカメラのイメージで自宅のWi-Fiルーター経由でネットに接続し、スマホ/タブレットにインストールした専用アプリの「ホームネットワークW」で設定するだけ。カメラの視聴も「ホームネットワークW」アプリでチェックする形だ。なお、microSDメモリーカード(別売)をセットしておけば自動でビデオ撮影も可能となっている。

スマホアプリの「ホームネットワークW」でセットアップ

スマホアプリの「ホームネットワークW」でセットアップ

録画用にはmicroSDメモリーカード(別売)を追加

録画用にはmicroSDメモリーカード(別売)を追加

接続周りの設定を済ませて、ちょっと考えるのは設置場所だ。

うちの愛犬が歩き回れる場所は部屋の一角を柵で区切った4畳程度のスペース(=僕の仕事場でもある)と広くはないが、カメラが行動範囲の全体を見渡せる場所がベター。もっとも、「HDペットカメラ KX-HDN205-K」には首振り機能があり、最大左右360度も回り自動で動くので、だいたいカメラを真ん中にしておけば支障はない。高さも上下約90度動くのである程度は自由がきくが、画角の都合もあるので、今回は愛犬のベッドの真正面に「HDペットカメラ KX-HDN205-K」が届いたパッケージ箱を置き台にして設置してみた。

愛犬の寝床にあたるベッドの目の前にセット

愛犬の寝床にあたるベッドの目の前にセット

ペットに関わる機器の重要条件として“ペットが怖がらないか”“いたずらしないか”という要素もあるが、うちの愛犬は「HDペットカメラ KX-HDN205-K」に対して、カメラが動いても興味を示さなかったので安心だった。

では、「HDペットカメラ KX-HDN205-K」と連動する「ホームネットワークW」アプリを起動して、愛犬の様子をカメラで覗いてみよう。最初に簡単に動作モードを説明すると「在宅」では録画なし、「外出」では動きを自動検知して自動でビデオ録画が働く。

 「ホームネットワークW」の基本画面

 「ホームネットワークW」の基本画面

基本の画面はこんなイメージ。カメラ映像のライブ表示は起動時のデフォルトはOFFで、カメラボタンをタップするとライブ映像が表示される。

ここで愛犬家にとって重要なポイントが画面右上にある室温表示! 現在26℃ならオーケーと呼べる範囲。冒頭で書いた、暑い夏にエアコンにトラブルがないか、愛犬が健康に過ごせる状態かを即座にチェックできるのだ。こういうところが「HDペットカメラ」というペット特化型アイテムである所以で、とても好感が持てる設計だ。

室温が設定したセンサー温度から外れると登録したすべてのスマホに通知が届くので安心

室温が設定したセンサー温度から外れると登録したすべてのスマホに通知が届くので安心

アプリからカメラ映像をライブ視聴している状態では、上下左右のレバーを押せば手動でカメラ操作も可能。画面タップで、タップした位置をセンターにカメラを向けることもできる。また、操作しなくても自動追尾onの状態では愛犬が画面から外れるとセンサーによってフレームに収まるようにある程度追尾してくれるので(約1秒の遅れはあるが)、「せっかくカメラを設置したのにワンちゃんが全然映ってない」なんて、おバカな事態の心配はない。

なお、アプリから手動操作で録画(カメラに保存)、静止画保存(スマホに保存)もできるので撮影用にも使える。

カメラの手動操作も対応。タップでカメラの向き操作、2本指で拡大縮小も可能だ

カメラの手動操作も対応。タップでカメラの向き操作、2本指で拡大縮小も可能だ

ちなみに、夜間はナイトカメラとして表示してくれる

ちなみに、夜間はナイトカメラとして表示してくれる

出かける時には「外出」モードに設定。「外出」では動きを自動検知して自動録画が働くようになる。

  「ホームネットワークW」のアプリ右上から「外出」に設定。リモートでも操作可能だ

 「ホームネットワークW」のアプリ右上から「外出」に設定。リモートでも操作可能だ

外出先からiPadで愛犬の様子をチェックする僕。正直言って、寝ていることが多い

外出先からiPadで愛犬の様子をチェックする僕。正直言って、寝ていることが多い

外出すると自動録画が行われるが、カメラからのライブ配信視聴もできるので(デフォルトは表示しない状態)、愛犬の様子はいつでもチェックできる。ただ、スマホの通信容量を考えてライブ視聴をしなくても画面下にはmicroSDメモリーカードに録画したビデオが自動で並んでいるので、愛犬の無事はいつでも確認できる。

「外出」でリモート接続をした状態。使える機能は「在宅」と基本的に同じ

「外出」でリモート接続をした状態。使える機能は「在宅」と基本的に同じ

「HDペットカメラ KX-HDN205-K」に搭載されている人感センサーの感度は高く、寝入っている状態から顔を上げて外の様子をうかがうだけでも検出して、しっかり録画される。

ケージの中にあるトイレに立つ、隣のマンションの階段を見て吠える、インターホンに反応する……なんて日常の動作もバッチリ録画。留守中の振る舞いを見られるだけでも、愛犬家としては興味津々。画質もHD画質なので、スマホ画面で見る分には相当キレイだ。

ある日、ご近所さんの観察から戻ってきた愛犬の様子をビデオでチェック

ある日、ご近所さんの観察から戻ってきた愛犬の様子をビデオでチェック

録画時間はファイル1本につき10秒から最大2分程度。1日外出していると1時間に5〜20本程度録画されるので、1日外出していると1GB程度の容量を使うと考えたい。なお、デフォルト設定では古い録画ファイルから自動消去される。

「HDペットカメラ KX-HDN205-K」には、アプリとカメラを通して通話……というか、声で呼びかける機能もある。試しに外出先からマイクボタンを押して愛犬の名前を呼ぶと、声に反応して愛犬が振り向いてくれた。愛犬の安全を確認する上でも、これは嬉しい。ただ、自宅にいる状態で試してみると、ハウリング音が出るようだ。

外出先からカメラに接続してマイクで呼びかけ

外出先からカメラに接続してマイクで呼びかけ

なお、 機能的には「在宅」でも「外出」もほとんど違いがないので、ライブ視聴のプライバシーが気になるかもしれないが、「在宅」のデフォルトは「プライバシーモード」なので、カメラ覗き見も録画も不可。また複数のスマホ・タブレットを登録すると、「プライバシーモード」は設定した端末からしか解除できない。さらにモード切り替えには常に動作音が出るので、いわゆる隠し撮り防止的なところもしっかりしている。

通常の「HDペットカメラ KX-HDN205-K」の機能はこれで十分だが、AVライターの僕としてもうひとつの機能を試してみた。パナソニックの「おうちクラウドDIGA」との連動だ。あらかじめアプリからDIGA連携を指定しておくと、録画したビデオをネットワーク経由でDIGAに転送してくれる(デフォルトは選択転送だが、全部転送も可能)。対象機種はざっと2018年秋以降に発売された「おうちクラウドDIGA」だ。

自宅にある「おうちクラウドDIGA」と連携

自宅にある「おうちクラウドDIGA」と連携

DIGAの「写真/動画一覧」に自動的にビデオが保存されていく

DIGAの「写真/動画一覧」に自動的にビデオが保存されていく

これなら愛犬との思い出も自動で録画して保存! プライバシーが許すなら在宅中も録画する設定も可能だ。

元は冒頭に書いた通り今年の8月が暑過ぎて愛犬が健康に過ごせているか安全確保で使い始めた「HDペットカメラ KX-HDN205-K」だが、いざ使い始めると、愛犬家として使うこと自体がとても楽しいアイテム。暑い真夏に限らず、ペットのあるご家庭にはぜひ導入してほしいアイテムだ。

折原一也

折原一也

PC系版元の編集職を経て2004年に独立。モノ雑誌やオーディオ・ビジュアルの専門誌をメインフィールドとし、4K・HDRのビジュアルとハイレゾ・ヘッドフォンのオーディオ全般を手がける。2009年より音元出版主催のVGP(ビジュアルグランプリ)審査員。

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