【The対決!】有効3635万画素を誇る超高画素デジイチの新旧対決

ニコン「D810」の画質を従来モデル「D800/D800E」と比較してみた

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似たスペックの製品や新旧モデルなどを比較対決する連載「The 対決!」の第4回。今回は、ニコンの35mmフルサイズデジタル一眼レフの新モデル「D810」をピックアップ。従来モデル「D800/D800E」との比較作例を用いながら、新旧3モデルの色味と解像感の違いについてレポートしよう。

なお、「D810」の製品特徴については、価格.comマガジン新製品レポート「ニコン「D810」進化点まとめ ― 期待を超えるフルモデルチェンジ! ―」をご覧いただきたい。

※2014年8月11日修正:「D800E」を「ローパスフィルターレス仕様」と表記していましたが、「ローパスフィルターの効果をなくしたモデル」に修正いたしました。

「D810」(手前)、「D800E」(左上)、「D800」(右上)。ペンタ部の形状など細かいところのデザインは異なるものの、ボディサイズは3モデルで共通の約146(幅)×123(高さ)×81.5(奥行)mm。重量は「D810」が約980g、「D800/D800E」が約1000g(いずれも、バッテリー、SDカード含む)

3モデルの色味をチェック 比較作例1(屋外 晴天)

 

 

※以下に掲載する作例は、「D810」「D800E」「D800」とレンズ「AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR」を使用して、JPEG形式で撮影したものになります。設定は3モデルで共通とし、JPEG圧縮を「画質優先」にした以外は、初期設定のままとなっています。ただし、露出設定は3モデルで異なるところがあります。できる限り露出感をそろえるために、露出補正で明るさを調整したものを掲載しています。

※サムネイルをクリックすると、撮影写真を長辺960ピクセルに縮小した画像が開きます。リサイズを行なっていない撮影写真は、サムネイル下のテキストリンクをクリックすると開きます。なお、撮影写真は開くのに時間がかかる場合があります。

D810

7360×4912(撮影写真)ISO100、F8、1/250秒、EV+0.7

7360×4912(撮影写真)
ISO100、F8、1/250秒、EV+0.7

D800E

7360×4912(撮影写真)ISO100、F8、1/250秒、EV+0.3

7360×4912(撮影写真)
ISO100、F8、1/250秒、EV+0.3

D800

7360×4912(撮影写真)ISO100、F8、1/320秒、EV+0.3

7360×4912(撮影写真)
ISO100、F8、1/320秒、EV+0.3

3モデルの色味をチェック 比較作例2(屋外 晴天)

 

 

※以下に掲載する作例は、「D810」「D800E」「D800」とレンズ「AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED」を使用して、JPEG形式で撮影したものになります。設定は3モデルで共通とし、JPEG圧縮を「画質優先」にした以外は、初期設定のままとなっています。ただし、露出設定は3モデルで異なるところがあります。できる限り露出感をそろえるために、露出補正で明るさを調整したものを掲載しています。

※サムネイルをクリックすると、撮影写真を長辺960ピクセルに縮小した画像が開きます。リサイズを行なっていない撮影写真は、サムネイル下のテキストリンクをクリックすると開きます。なお、撮影写真は開くのに時間がかかる場合があります。

D810

7360×4912(撮影写真)ISO100、F8、1/400秒、EV0.0

7360×4912(撮影写真)
ISO100、F8、1/400秒、EV0.0

D800E

7360×4912(撮影写真)ISO100、F8、1/500秒、EV-0.3

7360×4912(撮影写真)
ISO100、F8、1/500秒、EV-0.3

D800

7360×4912(撮影写真)ISO100、F8、1/400秒、EV0.0

7360×4912(撮影写真)
ISO100、F8、1/400秒、EV0.0

3モデルの色味をチェック 比較作例3(屋内 蛍光灯)

 

 

※以下に掲載する作例は、「D810」「D800E」「D800」とレンズ「AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G」を使用して、JPEG形式で撮影したものになります。設定は3モデルで共通とし、JPEG圧縮を「画質優先」にした以外は、初期設定のままとなっています。

※サムネイルをクリックすると、撮影写真を長辺960ピクセルに縮小した画像が開きます。リサイズを行なっていない撮影写真は、サムネイル下のテキストリンクをクリックすると開きます。なお、撮影写真は開くのに時間がかかる場合があります。

D810

7360×4912(撮影写真)ISO100、F8、1/2秒、EV0.0

7360×4912(撮影写真)
ISO100、F8、1/2秒、EV0.0

D800E

7360×4912(撮影写真)ISO100、F8、1/2秒、EV0.0

7360×4912(撮影写真)
ISO100、F8、1/2秒、EV0.0

D800

7360×4912(撮影写真)ISO100、F8、1/2秒、EV0.0

7360×4912(撮影写真)
ISO100、F8、1/2秒、EV0.0

3モデルの色味をチェック 比較作例4(屋内)

 

 

※以下に掲載する作例は、「D810」「D800E」「D800」とレンズ「AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED」を使用して、JPEG形式で撮影したものになります。設定は3モデルで共通とし、JPEG圧縮を「画質優先」にした以外は、初期設定のままとなっています。

※サムネイルをクリックすると、撮影写真を長辺960ピクセルに縮小した画像が開きます。リサイズを行なっていない撮影写真は、サムネイル下のテキストリンクをクリックすると開きます。なお、撮影写真は開くのに時間がかかる場合があります。

D810

7360×4912(撮影写真)ISO100、F8、1/6秒、EV0.0

7360×4912(撮影写真)
ISO100、F8、1/6秒、EV0.0

D800E

7360×4912(撮影写真)ISO100、F8、1/6秒、EV0.0

7360×4912(撮影写真)
ISO100、F8、1/6秒、EV0.0

D800

7360×4912(撮影写真)ISO100、F8、1/6秒、EV0.0

7360×4912(撮影写真)
ISO100、F8、1/6秒、EV0.0

「D810」はオートホワイトバランスの精度が向上。より忠実で高コントラストな描写になった

新モデル「D810」と従来モデル「D800/D800E」は、撮像素子に、有効3635万画素という超高画素な35mmフルサイズ(FXフォーマット)CMOSセンサーを採用する点では共通している。ただし、新モデル「D810」は、光学ローパスフィルターレス仕様で、各画素が蓄積できる光の情報量を増やすことでベース感度ISO64を実現した新開発センサーだ。いっぽうの「D800/D800E」は、「D800E」がローパスフィルターの効果をなくしたモデル(ローパスフィルターの働きを光学的な構成で抑制するモデル)。「D800」はローパスフィルターが有効なモデルとなっている。加えて、画像処理エンジンも異なる。「D810」は最新の「EXPEED 4」で、「D800/D800E」は「EXPEED 3」だ。このように、センサーと画像処理エンジンが異なっているため、「D810」では、画質の傾向が従来から大きく変わることが予想される。

「D810」の色再現性については、従来モデルからさらによくなっている。色調の傾向が変わったところもあるのだろうが、それ以上にオートホワイトバランスの精度が向上しているのが大きく、より忠実な印象を受ける。屋外の作例を見ると、「D800E」と「D800」では青空がややマゼンタ寄りで、わずかに色かぶりが見られるが、「D810」はそういったことはなく、クリアーで抜けのよい色描写となっている。発色もよくなっている印象だ。屋内で撮影した比較作例3と比較作例4は、差がより顕著で、「D800E」と「D800」ではグリーンからシアンの色かぶりが見られるが、「D810」はすっきりとした色に仕上がっている。このあたりの精度向上は、最新の画像処理エンジン「EXPEED 4」によるところが大きいのかもしれない。また、極端な色転びが減ったのもポイントで、安定した撮影が行えるという印象を受けた。

さらに、「D810」は、全体的にコントラストが上がっていることも押さえておきたい。階調性がよくなっていることもあってか、色つぶれやトーンジャンプが起こることなく、高コントラストな描写が得られるのがポイントだ。また、露出についても安定性が高まった印象。どちらかというと明るめに仕上がることが多いが、露出オーバーになりにくくなっている。

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2016.11.25 更新
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