スゴい! 最新タフコンデジはカメラ性能もこんなにアップ!

防水&防塵&GPS! 選べる「タフコンデジ」機能比較カタログ2015

このエントリーをはてなブックマークに追加

雨でも雪でも、海でも山でも川でも、潜っても、ヨユウで撮影できる「タフコンデジ」は、夏のレジャーはもちろん、四季をとおしてアクティブ派の“いい相棒”として人気です。2015年モデルでは、より“アウトドア度”が向上。水深30mの防水性能を有するモデルまで登場しています。さらに、チルト液晶の搭載やアクションカムとしても使えるもの、はたまたF2.0という明るいレンズや水中撮影に最適なモードを搭載するモデルまで、ユニークな“一芸”機能も気になるところ。ここでは、そんなタフコンデジの“アウトドア度”と進化ポイントをまとめてみました。「Wi-Fi」や「GPS」機能は活用シーンによって必要度が異なるかもしれません。防水性能も潜らないなら30mまでは不要かな?など、アナタのアウトドア度にあわせた比較検討にお役立てください。なお、ココでピックアップしたモデルはすべて、フルHDでの動画撮影に対応しています。

左上から時計回りに、オリンパス「OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough」、ニコン「COOLPIX AW130」、富士フイルム「FinePix XP80」、リコー「WG-5 GPS」、ニコン「COOLPIX S33」、オリンパス「OLYMPUS STYLUS TG-860 Tough」

オリンパス「OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough」

RAW対応&F2.0の明るさで画質にこだわり
本製品は、タフコンデジの老舗ともいえるオリンパスのフラッグシップモデル。基本的な部分では前モデル(TG-3 Tough)を踏襲。F2.0の明るいレンズと、防水、防塵、耐衝撃、耐低温、耐荷重の“5大タフ性能”を高いレベルで備えているのが特長です。測位には、GPSのほか、GLONASSやQZSSを採用しているため、高精度な情報を得ることができます。

注目は、「RAW画像」の記録が可能になった点。露出やコントラスト、ホワイトバランス、カラーバランスなどの調整を、画質を下げずに行えるのが魅力です。さらに、十字キーで希望の位置にフォーカスエリアをセットできる「AFターゲット選択」、連続撮影した画像から明るく変化した部分を合成する「ライブコンポジット」を搭載。モードダイヤルに「水中モード」が追加され、新たに「水中HDR」が利用可能に。ユニークなのが「顕微鏡モード」。レンズ先端から10mmまで被写体に近づけ、焦点距離100mm時には約6.9倍、超解像ズーム時には約13.8倍まで被写体を拡大できます。動画撮影では、最速240コマ/秒の超高速動画撮影のほか、インターバル撮影した静止画から最大10秒の動画を作成する「タイムラプスムービー」機能も楽しめるようになっています。

本体サイズ(幅×高さ×奥行き):111.5×65.9×31.2 mm、重量:247g(電池、カード含む)、モニター:3.0型、撮像素子:1/2.3型CMOS/1600万画素、光学ズーム:4倍 焦点距離:25〜100mm(35mmカメラ換算)、手振れ補正:静止画/センサーシフト式 動画/電子式

オリンパス「OLYMPUS STYLUS TG-860 Tough」

防水なのに“チルト液晶”搭載!
本シリーズの最大の特徴は、タフコンデジの中で唯一のチルト液晶を搭載していること。自分撮りはもちろん、この液晶と広角21mm(35mm判換算)からの光学5倍ズームレンズを使えば、山や海での広大な風景をダイナミックに撮影できるだけでなく、撮影者が後ずさりできないような狭い場所での撮影にも有利なはず。広角レンズで発生しやすい画像周辺の歪みの補正も行ってくれるようになっています。そのほか“アウトドア度”では、前モデル(TG-850 Tough)より、防水シーリングの改善で防水性能が水深15mまで向上。Wi-FiやGPS機能なども、「TG-4 Tough」と同レベルの性能を持っています。

このほか、動画撮影時の性能の高さも注目。なめらかな描写ができる60Pの撮影に対応。240fps(640×360)/120fps(854×480)のハイスピードムービー撮影も可能で、再生時には一瞬の動きをスローモーションで確認することもできます。さらに、アクティブシーンに最適な「スポーツカムモード」(動画)を新搭載。対角約90°の超広角で撮影できるので、移動の激しいシーンでもフレームアウトを起こしにくく、アクションカムのように活用できます

本体サイズ(幅×高さ×奥行き):129.9×64.1×27.6mm、重量:224g(電池、カード含む)、モニター:3.0型、撮像素子:1/2.3型CMOS/1600万画素、光学ズーム:5倍 焦点距離:21〜105mm(35mmカメラ換算)、手振れ補正:レンズシフト式

防水タフコンデジでは唯一のチルト液晶を搭載。180°回転するので自撮りもOK。水中でも使用可能です

防水タフコンデジでは唯一のチルト液晶を搭載。180°回転するので自撮りもOK。水中でも使用可能です

ニコン「COOLPIX AW130」

防水性能No.1! ダイバー注目の「水深30m」
とにかく注目なのは、「水深30mで60分の撮影が可能」という、現時点で“ほかに敵なし!”の高い防水性能。アドバンスドオープンウォーターライセンス(世界標準のダイビングライセンス)保持者が潜水可能な水深=30mまで、ハウジングなしで撮影できるようになりました。また、GPS(A-GPS付)、GLONASS、QZSSに対応。ビルの合間など今まで測位しにくかった場所でも短時間で高精度に撮影場所の位置情報(経度・緯度)を写真に記録。さらに、地名情報を付加できるPOI表示に対応するほか、高度計・水深計、気圧・水圧の表示機能と、高度・水深のログデータ表示機能を搭載しているので、ダイバーの潜水ログとしてかなり重宝しそう。なお、小型の水中スピードライト 「SB-N10」(別売)にも対応しており、光が届きにくい水深30mの世界でも、迫力のあるキレイな写真撮影が可能なのもうれしいところ。

レンズは、広角24mm相当から望遠120mm相当(35mm判換算)の光学5倍で、先端レンズ前中央から約1cmまで寄れるマクロ撮影も可能。アウトドア度も高く、あらゆるアウトドアシーンで活躍してくれそうです。それでいて、見た目が“らしくない”のもウーマン的には◎かな?

本体サイズ(幅×高さ×奥行き):110.4×66×26.8 mm、重量:221g(電池、カード含む)、モニター:3.0型、撮像素子:1/2.3型CMOS/1605万画素、光学ズーム:5倍 焦点距離:24〜120mm(35mmカメラ換算)、手振れ補正:レンズシフト方式と電子式の併用

ニコン「COOLPIX S33」

“子供と使える”タフコンデジって?
「COOLPIX S33」は、“親子で一緒に楽しめる”がテーマのタフコンデジ。手の小さい子どもが使いやすいよう、重量は180gと軽く、また両手でしっかり持てる左右対称のデザイン、メニューをひらがな表記にできるなどの工夫が随所に施されてます。とはいえ、アウトドア度においても、水深10mまでの防水、1.5mまでの耐衝撃、-10℃までの耐寒、および、防塵性能と、海水浴や川遊び、キャンプなどのファミリーレジャーには必要十分。

撮影モードでユニークなのが「水中フレーミング」モード。水中の人物の顔を認識して自動でピントを合わせて撮影してくれるので、メイクした顔を濡らしたくないママも、カメラだけ水中に入れればOK! フィルターメニューも「魚の目で見る」「ふんわりさせる」「キラキラさせる」「好きな色を残す」と、デジタル加工の知識がなくても直感で遊べるようになっています。また、撮った写真をデザインフレームで加工したりカラフルなアルバムを作成できるようになっているので、渋滞に飽きた子供に渡しておけば、おとなしく勝手に遊んでくれるかも(笑)。これだけの機能がありながら価格が1万円代前半とお手頃なのも、大きな魅力です(2015年7月8日/価格.com最安値)。

本体サイズ(幅×高さ×奥行き):109.5×67×37.6mm、重量:180g(電池、カード含む)、モニター:2.7型、撮像素子:1/3.1型CMOS/1317万画素、光学ズーム:3倍 焦点距離:30〜90mm(35mmカメラ換算)、手振れ補正:電子式(動画)

メニュー表示をひらがなに変更できたるほか、“うっかり写真を消しちゃった!”を防止できる「削除ロック機能」を、前モデルより踏襲

富士フイルム「FinePix XP80」

コストパフォーマンスのよいバランス◎モデル
丸みのあるデザインとコンパクトさが特徴的な本シリーズですが、アウトドア度は「15m防水」(前モデル「XP70」より5mアップ)「1.75m耐衝撃構造」「-10℃耐寒」「防塵」と、ほかのモデルに負けていません。2万円前後でこれだけのアウトドア機能とWi-Fi搭載モデルはほかになく、コストパフォーマンスの高いモデルといえるでしょう(2015年7月8日/価格.comにおいて)。光学式手ブレ補正機能も搭載されています。

背面には、最速10コマ/秒(連続10枚まで)の高速連写撮影が可能な「連写ボタン」を装備。また、天面には、60コマ/秒のフルHD動画撮影用の録画ボタンを装備。このほか、設定した間隔で任意の回数の自動撮影ができる「インターバルタイマー撮影」機能が新搭載されているなど、決定的シーンが手軽におさえられるようになっています。広角28mmに固定した動画撮影機能も搭載されており、アクションカムとしても活用できます。

機能面では、スマートフォンやタブレット端末と無線LAN接続することで、端末の画面を見ながら離れた場所から撮影操作ができる「リモート撮影」機能を新搭載。自分撮りや集合写真のほか、生物や植物の観察撮影にも役立ちそう。

本体サイズ(幅×高さ×奥行き):104.1×66.5×25.9mm、重量:179g(電池、カード含む)、モニター:2.7型、撮像素子:1/2.3型CMOS/1640万画素、光学ズーム:5倍 焦点距離:28〜140mm(35mmカメラ換算)、手振れ補正:センサーシフト式

リコー「WG-5 GPS」

アタッチメント豊富!見た目どおりのガチタフモデル
「RICOH WG GPS」シリーズは、2011年の登場からタフコンデジとして草分け的な存在。撮影した画像の位置情報や移動時の測位ログデータの保存ができるなど本格的でありながら、手軽さも兼ね備え、常にアウトドア派の注目を集めています。最新モデル「WG-5 GPS」では、水深14mで2時間の撮影が可能、2.2mからの耐落下衝撃性能、防塵性能、耐寒構造、耐荷重構造など、“安定のアウトドア度”といえるスペック。ゴツい風体の半面、広角側F2.0の明るいズームレンズを搭載するなど、画作りにもこだわりを見せているのが特徴。シーンモードでは、水中での撮影時にホワイトバランスの最適化を行う「マーメードモード」がユニーク。青くなりがちな水中写真を見た目に近い美しさに仕上げれくれます。

もう1つ特徴的なのが、接写で拡大撮影ができる「デジタル顕微鏡モード」。このモードではレンズ周りの6つのLEDライトが点灯。カメラの影ができないだけでなく、明るさにより速いシャッタースピードを維持できるため、手ぶれや被写体ぶれを防ぐことが可能。LEDライトは「自分撮りアシスト」機能時の検出に利用されるほか、暗い場所での手元照明としても利用できるなど、アウトドアでの活用範囲は広そう。

本体正面のサブ液晶画面に高度や気圧が表示されていたり、よりアクティブに活用できる豊富なマウント類(別売)など、とにかく持っているだけで冒険に行きたくなるような、アウトドアギア感満載の1台です。

本体サイズ(幅×高さ×奥行き):125×64.5×32mm、重量:236g(電池、カード含む)、モニター:3.0型、撮像素子:1/2.3型CMOS/1600万画素、光学ズーム:4倍 焦点距離:25〜100mm(35mmカメラ換算)、手振れ補正:静止画 センサーシフト式、デュアル式併用、高感度モード/動画 センサーシフト式

高橋美幸(編集部)

高橋美幸(編集部)

家電製品アドバイザー。家電製品を中心にレポート・レビュー記事を担当。趣味は、バイクとカメラと作業中の家電の働き具合を監視すること。特に洗濯機。

製品 価格.com最安価格 備考
OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough 35,800 RAW記録に対応した光学4倍ズームのタフネスデジタルカメラ
OLYMPUS STYLUS TG-860 Tough 0 水深15m防水対応のタフネスデジカメ
COOLPIX AW130 27,933 水深30mまでの防水性能を搭載したコンデジ
COOLPIX S33 13,176 防水、防塵性能を備えたコンデジ
FinePix XP80 21,000 約179gの軽量ボディに15m防水などを備えたデジカメ
RICOH WG-5 GPS 32,800 水深14mで撮影可能なコンデジ
このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事
レビュー最新記事
レビュー記事一覧
2016.11.25 更新
ページトップへ戻る