「ストラーダ」のフラグシップモデルがさらに魅力アップ!

大画面カーナビ初の「スイングディスプレイ」搭載! パナソニック ストラーダ「CN-F1XD」

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パナソニックは、2017年9月4日に開かれた「2017年・秋 ストラーダ新製品発表会・内覧会」において、フローティング構造を採用することで多くの車種へ大画面の装着を可能とした9インチ SDカーナビゲーション「CN-F1D」の新モデルとして、「CN-F1XD」「CN-F1SD」を発表した。

「2017年・秋 ストラーダ新製品発表会・内覧会」会場にて撮影、機種はパナソニック ストラーダ「CN-F1XD」

「2017年・秋 ストラーダ新製品発表会・内覧会」会場にて撮影、機種はパナソニック ストラーダ「CN-F1XD」

2機種はどちらもフローティング構造が採用されており、ストラーダの特徴のひとつとなるブルーレイの再生も可能となっている。そして、ハイエンドモデルであるCN-F1XDには、新たに画面の左右への首振りが可能となる「スイング機能」が追加されているほか、光の反射を抑えて黒を際立たせる「ブリリアントブラックビジョン」の搭載、さらには「ハイレゾ音源の再生」など、CN-F1Dから多くのバージョンアップが図られている。当記事では、ストラーダのフラッグシップモデルとなるCN-F1XDを中心に解説したい。

パナソニック ストラーダ「CN-F1XD」

パナソニック ストラーダ「CN-F1XD」

ユーザーからの要望も多かった「スイング機能」

CN-F1XDでは、従来のチルト調整、上下調整、奥行調整に加えて左右の角度(スイング)調整が可能となった

CN-F1XDでは、従来のチルト調整、上下調整、奥行調整に加えて左右の角度(スイング)調整が可能となった

従来モデルのCN-F1Dのディスプレイは、約-20°〜60°のチルト(前後角度)調整、上下(スライド)調整、奥行調整が可能となっていたが、CN-F1XDではこれに加えて左右15°の角度(スイング)調整ができるようになった。これにより、画面をドライバー側や助手席側に向けることができ、視認性や使い勝手が大きく向上する。

CN-F1XDを左真横から見た画像。左右角度調整は中央で固定した状態

CN-F1XDを左真横から見た画像。左右角度調整は中央で固定した状態

CN-F1XDを左真横から見た画像。左右角度調整は最も左へ(15°)角度調整した状態

CN-F1XDを左真横から見た画像。左右角度調整は最も左へ(15°)角度調整した状態

パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ インフォテインメントシステム事業部 市販・用品ビジネスユニット 市販事業推進部 商品企画課 課長の渡邉洋氏は、「(左右スイング機能は)お客様から、非常に要望が多かった」と話す。

パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ インフォテインメントシステム事業部 市販・用品ビジネスユニット 市販事業推進部 商品企画課 課長 渡邉洋氏

さらに渡邉氏は、左右スイング機能を追加するための開発に関して「フローティング構造は、通常のインダッシュタイプと比較するとクルマの振動の影響を受けやすく、画面の揺れを抑えるのが非常に難しい。今回採用したスイングを、ヒンジの1点で支えようとすると、いわば“やじろべえ”のように不安定になってしまいます。逆にヒンジに補強を重ねていきますと、大きくて不恰好になってしまいます。このモデルは、徹底的にデザインを追及したモデルですので、やはりスリムでありながらも揺れに強いという、2つの相反する要求に応えなければなりませんでした」と、開発の苦労を語る。

渡邉氏によると、技術者が最新の解析技術を駆使し、幾度も改良を重ねることで、前モデルCN-F1Dと同等以上の画面保持を実現したとのことだ。

左右の角度調整が可能となることで、特にドライバー自身がディスプレイを見やすい位置へ調整することで、視認性と操作性が大きく向上するはずだ

「IPS液晶」の採用などで液晶の見やすさが格段にアップ

CN-F1Dでは、ディスプレイに「TN液晶」が使われていたが、CN-F1XDでは新たに「IPS液晶」が採用されている。TN液晶では縦120°、横140°であった視野角が、IPS液晶では縦横ともに170°へと高まっており、視認性が大幅に向上している。

上の画像がCN-F1XD、下がCN-F1Dでディスプレイを比較。画像の明るさや色は2枚とも調整していない。実際には、CN-F1Dも画像ほど暗くは感じなかったのだが、比較するとCN-F1XDのほうが明るくて発色もよかった

さらに、CN-F1XDでは低反射フィルムの採用に加えて、パネルと液晶の間にボンディング材を追加することにより、反射が抑えられている。

上の画像がCN-F1XD、下がCN-F1Dで反射を比較。下のCN-F1Dは周囲の白いパネルなどが反射して見えてしまっているが、上のCN-F1XDでは反射していない

発表会場には、CN-F1XDとCN-F1Dの両機種が比較できるブースがあったので画面を見比べてみたが、CN-F1Dに比べてCN-F1XDのほうが発色がよいうえに、反射もかなり抑えられていた。これなら、車内でさまざまな光や映り込みに対しても効果がありそうだ。

「ハイレゾ音源」にも対応

CN-F1XDはストラーダのラインアップ中、唯一「ハイレゾ音源」に対応している

CN-F1XDはストラーダのラインアップ中、唯一「ハイレゾ音源」に対応している

もうひとつ、CN-F1XDへ新たに追加されたのが「ハイレゾ音源」の再生対応だ。ブルーレイのリニアPCM音源に加えて、新たにFLAC・WAVフォーマットのハイレゾ音源が、SDメモリーカードやUSBポートを通して再生可能となった。さらに、コンデンサや抵抗デバイスなど音質に関わるパーツも刷新されている。

そのほか、CN-F1XDやCN-F1SDを含むストラーダ2017年モデルには、これまでよりさらに指の動きに素早く反応し、自然で滑らかな操作感を実現する「ダイレクトレスポンス」や、高速道路のSA・PAにいてエンジンが始動した際に逆走の注意をうながす「逆走注意アラーム」も新たに搭載されている。

CN-F1XDの車両への装着イメージ。車種はダイハツ「コペン」

CN-F1XDの車両への装着イメージ。車種はダイハツ「コペン」

インダッシュの7インチカーナビでは、小さく見づらい。だが、大画面のカーナビは2DINの制約で取り付けられない。そんなユーザーの要望に対して見事に応えてきたストラーダ CN-F1Dはヒットし、同機種の販売は好調に推移。目標台数も達成し、多くのユーザーから高い評価を得てきた。そんなCN-F1Dの後継機種とあって、11月の発売時には多くの注目を集めるだろう。

なお、価格については2機種ともオープンだが、参考価格はCN-F1XDが18万円、CN-F1SDが17万円。発売日は、どちらも2017年11月上旬が予定されている。

今回、ストラーダにはCN-F1XD、CN-F1SD以外に「CN-RX04D/WD」「CN-RA04D/WD」「CN-RE04D/WD」も2017年秋モデルとして登場する。いずれも従来の機能に加えて、「ダイレクトレスポンス」により操作性が向上したほか、「逆走注意アラーム」などの機能が新搭載されている

桜庭智之(編集部)

桜庭智之(編集部)

PC、AV家電を中心に幅広く担当。クルマ好きのため、週末はフラフラと1000km超を運転する長距離ドライバーと化します。

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2017.11.18 更新
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