ハイレゾ対応や音楽配信サービスなどAV機能を強化

パイオニア「サイバーナビ」2017年モデルレポート

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パイオニアは、2017年9月6日に、カーナビゲーションシステム「サイバーナビ」シリーズの2017年モデルとして「AVIC-CL901」など5製品と、日産「セレナ」や、トヨタ「アルファード」、ホンダ「ステップワゴン」など7車種に対応した車種専用モデルを発表。9月より発売を開始する。その製品発表会の様子をレポートしよう。

ハイレゾ音源の再生などオーディオ機能が強化された2017年のサイバーナビ。パイオニアの持つ高音質技術を取り入れAV機能が強化されている

AV機能が強化された2017年のサイバーナビ

パイオニアの高性能ナビシリーズである「サイバーナビ」は、昨年の2016年モデルで全面的なフルモデルチェンジが実施された。これを受けて登場した2017年モデルは、昨年モデルから基本的な機能を継承しつつ、AV機能が強化されたマイナーチェンジ版という雰囲気だ。

最大のポイントは、ハイレゾ音源の再生に対応したこと。対応するハイレゾ音源は「Apple Lossless(ALAC)」、「WAV」、「FLAC」、「DSD64」、「DSD128」の6種類で、そのうち「FLAC」、「WAV」、「ALAC」については、96kHz/24bitのネイティブ再生が行える。

なお、圧縮音源では、「MP3」、「WMA」、「AAC」といったおなじみのファイル形式に対応しているが、新規搭載されたアップスケーリング技術「マスターサウンドリバイブ」を使うことで、bit深度拡張に加えて、従来では難しかった量子化ノイズの除去も実現しており、ハイレゾ相当の高音質で再生が行える。

ハイレゾ音源を再生すると、ファイル形式やサンプリングレートなどが画面に表示される

ハイレゾ音源を再生すると、ファイル形式やサンプリングレートなどが画面に表示される

写真は、ハイレゾ対応のブリッジャブルパワーアンプ「PRS-D800」。サイバーナビ本体のハイレゾ音源再生対応にあわせて、アンプやスピーカーなどもハイレゾ音源対応モデルが用意されている

コンテンツも強化され、ストリーミングサービス「ミュージッククルーズチャンネル」に対応した。これは、レコチョクの配信している約650万曲の音源の中から、ユーザーの好みや時間や場所など、周囲の環境に合わせた再生リストを自動でピックアップするというものだ。なお、本サービスの利用には、月額300円(税別)の「レコチョク Best ライトプラン」への加入が必要だ。通信にはユーザーのスマートフォンを利用する。さらに、スマートフォン単体で続きを再生できる「スタンドアローンモード」も備えており、自宅や電車など車外でもミュージッククルーズチャンネルを利用できる。

その時の気分に合わせた再生リストを配信してくれる「ミュージッククルーズチャンネル」。「901」シリーズは初月度含めた最大3か月、エントリーモデルの「700 II」シリーズでは初月度に限り無料で利用できる

映像機能では、後部座席用のオプションモニターに、ナビの画面とは別の映像ソースを映し出すことのできる「リアクルーズモード」が新たに搭載されている。リアクルーズモードを使えば、ナビ本体ではルート案内を表示させつつ、後席ではDVDやテレビの映像を映し出すことができる。

ナビ本体とリアモニターに別の映像を映すことのできる「リアクルーズモード」。ルート案内の画面を中断せずに済むのはうれしいところ

これらの機能を備えた上位モデルは8V型ディスプレイを備えたラージサイズの「AVIC-CL901」、200 mmワイドサイズの「AVIC-CW901」、2Dサイズの「AVIC-CZ901」というボディ形状の異なる3機種だが、それぞれに、運転支援システム用の「マルチドライブアシストユニット」と「データ通信専用通信モジュール」の同梱版も用意されている。
このほか、ハイレゾ音源の再生機能を省略したエントリーモデルとして200mmワイドサイズの「AVIC-CW700 II」と、2Dサイズの「AVIC-CZ700 II」も9月に発売される予定だ。

8V型の大画面を採用する「AVIC-CL901」。デザインは前モデル「AVIC-CL900」シリーズを踏襲している

8V型の大画面を採用する「AVIC-CL901」。デザインは前モデル「AVIC-CL900」シリーズを踏襲している

こちらは、サイドにタッチボタンを備える200 mmワイドサイズの「AVIC-CW901」

こちらは、サイドにタッチボタンを備える200 mmワイドサイズの「AVIC-CW901」

こちらは、7V型画面を採用する2Dサイズの「AVIC-CZ901」

こちらは、7V型画面を採用する2Dサイズの「AVIC-CZ901」

特定車種専用モデルでは、日産「セレナ」専用の「AVIC-CE901S」、トヨタ「アルファード」専用「AVIC-CE901AL」、「ヴェルファイア」専用「AVIC-CE901VE」、「ヴォクシー」専用の「AVIC-CE901VO」、「ノア」専用「AVIC-CE901NO」、「エスクァイア」専用の「AVIC-CE901ES」、ホンダ「ステップワゴン」専用の「AVIC-CE901ST」が用意される。特に、セレナ専用の特定車種専用モデルは本機が初で、純正よりも大きな10V型ディスプレイを備えていることもあり、発表会会場でも注目を集めていた。

日産「セレナ」専用の「AVIC-CE901S」。純正ナビよりも大きな10V型ディスプレイを備えており、注目を集めていた

田中 巧(編集部)

田中 巧(編集部)

FBの友人は4人のヒキコモリ系デジモノライター。バーチャルの特技は誤変換を多用したクソレス、リアルの特技は終電の乗り遅れでタイミングと頻度の両面で達人級。

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2017.11.18 更新
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