イベントレポート
東京モーターショー2017レポート:日産編

不祥事の謝罪で始まった日産ブース。EVコンセプト「IMx(アイミクス)」を発表

「東京モーターショー 2017」が、2017年10月28日(土曜日)〜11月5日(日曜日)の期間で開催される。それに先立つ記者向けのプレスデーの様子から、日産ブースの様子を紹介しよう。

EVに注力している日産だが、今回のブースの内容もその方針に沿ったものとなった

EVに注力している日産だが、今回のブースの内容もその方針に沿ったものとなった

ダニエレ・スキラッチ副社長の謝罪で始まった日産プレスブリーフィング

日産自動車は、すでに報道されている通り、無資格検査発覚騒動の渦中にある。そんな中で行われた日産ブースのプレスブリーフィングは、副社長であるダニエレ・スキラッチ氏の経過説明と謝罪で幕を開けた。経過説明では、第三者委員会による調査を進めていることや、再発防止に努めることなどが報告された。

プレスブリーフィングの冒頭で、普段の軽妙な口調とは一転して、神妙な面持ちで深く謝罪するダニエレ・スキラッチ副社長

そんな波乱含みの日産ブースだが、目玉となるのは、SUVタイプの新たなEVコンセプト「IMx(アイミクス)」。IMxは、日産の掲げる近未来のビジョン「ニッサン インテリジェント モビリティ」の一環として開発されたもの。自動運転と人間による運転を選ぶことができ、自動運転時には、ハンドルがボディに格納され、室内を広く使うことができるという工夫がなされている。動力性能も高く、ツインモーターの合計320kWというパワーで四輪を駆動する。また、600km以上という長い航続距離が両立されているのも注目だ。

SUVタイプのEVコンセプト「IMx」。日産の掲げるビジョン「ニッサン インテリジェント モビリティ」の一環として開発されたものだ

前輪と後輪に別々のモーターを備え、システム合計で320kWという高い出力を備える

前輪と後輪に別々のモーターを備え、システム合計で320kWという高い出力を備える

「IMx」のインテリアは和テイスト。木目素材や障子を意識した演出などが施されている

「IMx」のインテリアは和テイスト。木目素材や障子を意識した演出などが施されている

起伏に富んだリアデザインも印象的、今後登場する日産車にこのコンセプトがどのように反映されるのだろうか?

いっぽう、市販予定車として発表されたのが「セレナ e-POWER」だ。「ノート」と共通のハイブリッドパワーユニット「e-POWER」を搭載し、モーターならではの鋭い加速と低燃費を実現しているとのこと。なお、外観は、グリルにブルーのアクセントを施すとともに、LEDテールランプや、専用アルミホイールが新たに採用されている。なお、機能性や室内空間への影響は抑えられているとのこと。発売は2018年春の予定だ。

また、9月に発売された新型EV「リーフ」のカスタマイズモデルである「リーフ NISMO Concept」も参考出品されていた。こちらは、エアロパーツで固めたリーフに見えるが、中身も強化され、運転支援システム「プロパイロット」に加えて、自動駐車システム「プロパイロットパーキング」や、アクセルペダルのみの操作で、発進、加減速、停止保持が行える「e-Pedal」が採用されるなど、機能性とNISMOらしいスポーティーな走りを両立させたモデルとなっている。

「セレナ」に、「e-POWER」を組み合わせた「セレナ e-POWER」。向上が見込まれる加速性能が楽しみ

「セレナ」に、「e-POWER」を組み合わせた「セレナ e-POWER」。向上が見込まれる加速性能が楽しみ

グリルに「e-POWER」のアイコンである、青い塗装がほどこされているのが、通常のセレナと外見上の違いだ

グリルに「e-POWER」のアイコンである、青い塗装がほどこされているのが、通常のセレナと外見上の違いだ

テールランプも独自デザインのものが採用されており、外見上の違いになっている

テールランプも独自デザインのものが採用されており、外見上の違いになっている

外見をエアロパーツで固めた「リーフ NISMO Concept」。アクセルペダルのみの操作で、発進、加減速、停止保持が行える「e-Pedal」や、自動駐車システム「プロパイロットパーキング」を備える。

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田中 巧(編集部)

田中 巧(編集部)

FBの友人は4人のヒキコモリ系デジモノライター。バーチャルの特技は誤変換を多用したクソレス、リアルの特技は終電の乗り遅れでタイミングと頻度の両面で達人級。

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