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新開発のハイブリッドシステム「e-SMART HYBRID」を搭載

新型「ロッキー」「ライズ」のハイブリッド車が発売!211万円からの安さと28km/Lの燃費が魅力

コンパクトSUVのダイハツ「ロッキー」とトヨタ「ライズ」に、新しいハイブリッドシステム「e-SMART HYBRID」を搭載したモデルが追加された。発売日は、ロッキー、ライズともに、2021年11月1日から販売が開始されている。

ダイハツ 新型「ロッキー」(Premium G HEV)

ダイハツ 新型「ロッキー」(Premium G HEV)

ロッキーの製品画像
ダイハツ
3.97
(レビュー51人・クチコミ602件)
新車価格:166〜234万円 (中古車:89〜265万円
トヨタ 新型「ライズ」(ハイブリッド Z)

トヨタ 新型「ライズ」(ハイブリッド Z)

ライズの製品画像
トヨタ
3.88
(レビュー107人・クチコミ3490件)
新車価格:170〜232万円 (中古車:144〜313万円

ダイハツが新たに開発したe-SMART HYBRIDシステムの仕組みは、1.2L NAエンジンを発電専用として作動させ、バッテリーへ充電された電力を使って、モーターがタイヤを駆動させるシリーズ方式が採用されている。

また、e-SMART HYBRID 搭載の1.2L ハイブリッド車のほかに、同様のエンジンを採用している1.2L NAエンジン搭載車や、従来型の1.0L ターボエンジン搭載車もラインアップされている。特徴的なのは、1.2L ハイブリッド車と1.2L NAエンジン搭載車は駆動方式が2WDのみで、1.0L ターボエンジン搭載車は逆に4WDのみという点だ(従来型は2WD、4WDともに1.0L ターボエンジン搭載車のみ)。新型ロッキー、ライズのグレードラインアップと価格については以下のとおりだ。

■ダイハツ 新型「ロッキー」のグレードラインアップと価格
※価格はすべて税込

-1.2L ハイブリッド「e-SMART HYBRID」搭載車[2WD]-
X HEV:2,116,000円
Premium G HEV:2,347,000円

-1.2L NAエンジン搭載車[2WD]-
L:1,667,000円
X:1,810,000円
Premium G:2,058,000円

-1.0L ターボエンジン搭載車[4WD]-
L:1,944,800円
X:2,086,700円
Premium G:2,318,200円

■トヨタ 新型「ライズ」のグレードラインアップと価格
※価格はすべて税込

-1.2L ハイブリッド「e-SMART HYBRID」搭載車[2WD]-
G:2,163,000円
Z:2,328,000円

-1.2L NAエンジン搭載車[2WD]-
X:1,707,000円
G:1,857,000円
Z:2,039,000円

-1.0L ターボエンジン搭載車[4WD]-
X:1,984,800円
G:2,133,700円
Z:2,299,200円

1.2L ハイブリッド車と1.2L NAエンジン車に採用されている、「1.2L WA-VE DVVTエンジン」

1.2L ハイブリッド車と1.2L NAエンジン車に採用されている、「1.2L WA-VE DVVTエンジン」

e-SMART HYBRIDシステムに採用されている、新開発の1.2L 3気筒NAエンジンは、ハイブリッド車向けとして発電専用に最適化されていることなどによって、WLTCモード燃費で28.0km/Lという省燃費性能を実現している。

■新型「ロッキー」「ライズ」のWLTCモード燃費
-1.2L ハイブリッド「e-SMART HYBRID」搭載車[2WD]-
28.0km/L
-1.2L NAエンジン搭載車[2WD]-
20.7km/L
-1.0L ターボエンジン搭載車[4WD]-
17.4km/L

現在(記事掲載時点)、もっとも燃費がいい国産のコンパクトハイブリッドSUVと言えば、トヨタ「ヤリスクロス」の30.8km/L(HYBRID X・2WD)だが、次に燃費がいいのはトヨタ「C-HR」(GもしくはS・25.8km/L)なので、ロッキー、ライズハイブリッドの燃費は、かなり良好な値と言えそうだ。ちなみに、従来型のロッキー、ライズの燃費は、全グレード共通で2WD車が18.6km/L(4WD車は17.4km/L)だったので、2WD車同士で比較すると、燃費はおよそ50%向上している。

■新型「ロッキー」「ライズ」の最高出力と最大トルク
-1.2L ハイブリッド「e-SMART HYBRID」搭載車[2WD]-
最高出力 [モーター]:78kW(106PS)
最大トルク [モーター]:170N・m(17.3kgf・m)
最高出力 [エンジン]:60kW(82PS)/5,600rpm
最大トルク [エンジン]:105N・m(10.7kgf・m)/3,200〜5,200rpm
※エンジンは発電専用なので、上記の値は参考として
-1.2L NAエンジン搭載車[2WD]-
最高出力:64kW(87PS)/6,000rpm
最大トルク:113N・m(11.5kgf・m)4,500rpm
-1.0L ターボエンジン搭載車[4WD]-
最高出力:72kW(98PS)6000rpm
最大トルク:140N・m(14.3kgf・m)/2,400〜4,000rpm

新型ロッキー、ライズの3種類のパワートレインの動力性能(カタログ値)を比較すると、1.2L ハイブリッド車が最高出力、最大トルクともにもっとも高く、パワフルだ。ちなみに、1.2L ハイブリッド車には性能とコストを両立させている4.3Ahのリチウムイオン電池が搭載されており、トランスアクスルが内製化されていることなどによって、ハイブリッド車としては車両価格が抑えられていることも特徴のひとつなのだそう。

トヨタ 新型「ライズ」(ハイブリッド Z)の走行イメージ

トヨタ 新型「ライズ」(ハイブリッド Z)の走行イメージ

また、ロッキー、ライズハイブリッドは、電動化にあたって静粛性を向上させている。ダッシュサイレンサーの三層化やフードサイレンサーの遮音性の向上、エンジンアンダーカバーへの吸音材の追加など、遮音材の追加や制振材の改良などによって、車内で会話のしやすい高い静粛性を実現しているという。

新型「ロッキー」「ライズ」のハイブリッド車に採用されている、「スマートペダル」機能のオン/オフボタン

新型「ロッキー」「ライズ」のハイブリッド車に採用されている、「スマートペダル」機能のオン/オフボタン

ハイブリッド車のもうひとつの特徴として、「スマートペダル」機能の採用があげられる。スマートペダル機能は、アクセルペダルの踏み込み量を調整するだけで、ブレーキをひんぱんに使わずに車速をコントロールすることができるものだ。たとえば、加減速を繰り返すことの多い市街地や下り坂、雪道、連続したカーブなどにおいて、アクセルとブレーキの踏みかえ頻度が減ることによって、楽に運転することができる。また、スマートペダル機能をオンにしていても、極低速域ではガソリンエンジン車のようにクリープ走行することができるので、渋滞時のノロノロ運転や駐車時などでも扱いやすいという。ちなみに、スマートペダル機能はオフにすることもできる。

今回、電動化に際して新たに「電動パーキングブレーキ(オートホールド機能付)」が採用された(ハイブリッド車のみ標準装備)。それにともなって、停止保持機能が追加された「全車速追従機能付アクティブクルーズコントロール(ACC)」が、1.2L ハイブリッド車と1.2L NAエンジン搭載車の最上級グレード(ロッキーは「Premium G HEV」「Premium G」、ライズは1.0L ターボエンジン搭載車をのぞく「Z」)に標準装備されている(他グレードはオプションでも装着不可)。

安全機能も、さらに強化されている。今回、ダイハツ「タフト」と同様の新しいステレオカメラが採用され、ロッキー、ライズの予防安全機能「スマートアシスト」は、ダイハツ車で最多となる19もの機能が搭載されている。

さらに、停電などの非常時にも便利な外部給電機能「アクセサリーコンセント(AC100V/1500W)」も、1.2L ハイブリッド車にオプション(税込で44,000円)ではあるが装着することができる。

最後に、ダイハツの開発者によると、今後は同社の軽自動車にも今回の開発を生かしたハイブリッド車を順次展開していくという。車種や時期など、具体的な情報については明かされなかったが、燃費や静粛性が大きく向上した軽自動車のハイブリッド車を手ごろな価格で購入することができるのなら、軽自動車の魅力は今よりもさらに増していきそうだ。

桜庭智之(編集部)

桜庭智之(編集部)

PC、AV家電を中心に幅広く担当。クルマ好きのため、週末はフラフラと1000km超を運転する長距離ドライバーと化します。

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3.97
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新車価格:166〜234万円 (中古車:89〜265万円
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新車価格:170〜232万円 (中古車:144〜313万円
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