世界初のハイブリッド車にして、トヨタの人気車種「プリウス」の4代目モデルの発表会が開催された。その発表会の様子および、気になる価格についてレポートをお届けする。
新しいプリウスは、上位のAグレード、売れ線のSグレード、燃費に特化したEグレードという3ラインが基本。気になる価格は、Eグレードのメーカー希望小売価格が2,429,018円〜、Sグレード(2WD)が2,479,091円〜、Aグレード(2WD)が2,777,563円〜となっている。先代となる3代目モデルのEグレードが価格205万円からだったことと比較すると、やや値上がりしている印象だ。
新型プリウスの価格が発表された
先端部分はスポーツカーのように低く構えたフロント。前モデルと比べるとノーズは70mmも低くなった
Sグレードの4WDモデル。後輪をモーターで駆動するE-Fourだ
装備面の充実ぶりはなかなかのもの。Aグレードの全車に先進運転支援システムの「Toyota Safety Sense P」が搭載されるほか、パーキングアシスト、カラーヘッドアップディスプレイが標準装備される
センターメーターに備わるカラー液晶ディスプレイ。これは全グレード共通
ヘッドライトも全グレードがLED化されている
特徴的なテールランプも光源はLED
新しい共通プラットフォーム技術「TNGA(ティ・エヌ・ジー・エー)」をはじめて採用。低重心による乗り味の向上などさまざまなメリットがある
着座位置は低め。ポジションは自然で視界も広く感じる
注目のリチウムイオンバッテリーを一部モデルに搭載。なお、Sグレードおよび4WDモデルは従来からのニッケル水素バッテリーが使われる
リアサスペンションは、ダブルウィッシュボーン形式
1500Wまで対応するAC100Vコンセントは、Aプレミアムに標準装備。場所はコンソールボックス後部とラゲッジの2か所
燃費はEグレードで40.8km/lを実現
新旧モデルのサイズ比較。全長が60mm、室内長が205mmも増えるなどボディは全般に大きくなった
空気抵抗を示すCd値は0.24で引き続き高水準だ
ラゲッジスペースは502リットルで、1割以上容量アップした。なお、写真はカバーを外した状態
イメージキャラクターを務める、福山雅治さんのビデオレターが披露された
もうひとりのイメージキャラクターは、大泉洋さん