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カプセル式と思えない! 北米で人気のコーヒーマシンが人気ブランドとのコラボカプセルを発売

カプセル式コーヒーシステム「KEURIG(キューリグ)」を展開するユニカフェは、国内で人気コーヒーチェーンを展開する6ブランドとコラボレーションした専用カプセル「K-Cup」を、2019年5月20日より発売します。価格は、12カプセル入りが1箱1,080〜1,260円(税別)。さっそくコラボカプセルの試飲をしてきましたので、その様子をレポートします。

北米では4世帯に1世帯が使ってる! カプセル式コーヒーシステム「KEURIG」

「KEURIG」は、給水タンクに水を入れておき、専用カプセルをセットすれば、ボタンひとつで新鮮なコーヒーをカップ1杯ずつ抽出することができるカプセル式コーヒーシステムです。日本では「KEURIG」と聞いてもぴんと来ない人が多いかも知れませんが、ユニカフェによると、「KEURIG」は北米でシェアNo.1のコーヒーマシンで、一般家庭はもちろん、オフィスや店舗、ガソリンスタンドやホテルに至るまで、あらゆる場所で使用されているとのこと。

2017年度に行った調査では、北米の4世帯に1世帯が「KEURIG」を使用していることがわかったそう。また、北米で展開されている「KEURIG」の専用カプセルはすでに80以上のブランドとコラボしており、カプセルの種類は400以上にも上るという一大勢力なのです。

2019年6月24日に発売が予定されている「KEURIG」専用マシンの新モデル「BS300」。おしゃれです!

2019年6月24日に発売が予定されている「KEURIG」専用マシンの新モデル「BS300」。おしゃれです!

日本で人気の6ブランドとコラボした専用カプセル「K-Cup」が、5月20日より発売

前述の通り、北米では圧倒的な支持を得ている「KEURIG」ですが、日本での認知度はまだあまり高くはありません。そのため今回、日本市場でのシェア拡大を狙い、国内でコーヒーチェーンを展開するブランドとのコラボレーションを行ったとのこと。

そのブランドというのが、「上島珈琲店」「英國屋」「小川珈琲」「セガフレード・ザネッティ」「タニタカフェ」「PRONTO(プロント)」の6つ。店名を聞いただけではわからないという人でも、ロゴマークや看板には見覚えがあると思われる人気、知名度ともに高いコーヒーチェーンばかりです。カプセルは1箱に12個入り。価格は高くても1箱1,260円(税別)なので、1杯113円ほどで人気店の味を手軽に自宅やオフィスで楽しむことができます。

上段左から、セガフレード・ザネッティ「ローマスタイル」、タニタカフェ「プレミアムブランド」、PRONTO「プロントブレンド」。下段左から、上島珈琲店「オリジナルブレンド」、英國屋「リッチテイスト」、小川珈琲「オーガニックコーヒー」「マイルドコーヒー」

カプセルには見覚えのある各店舗のロゴマークがプリントされています

カプセルには見覚えのある各店舗のロゴマークがプリントされています

「KEURIG」の専用カプセル「K-Cup」は、豆本来の味や香りを余すことなく抽出できる「ペーパードリップ方式」を採用し、独自の製法で製造されています。カプセルの内部には1杯分のコーヒー粉と独自形状のペーパーフィルターがセットされており、ボタンを押してから30〜50秒でドリップコーヒーができあがります。

ちなみに、今回発売となるコラボカプセルはすべて国内にあるユニカフェの工場で製造されるものの、パートナーとなる各ブランドの指示を仰ぎながら、味の再現性を最優先に生産しているそう。また、ユニカフェは今後さらにパートナーを増やし、コーヒーはもちろん、紅茶や日本茶などのコーヒー以外のドリンクもより幅広く「KEURIG」で手軽に楽しめるよう、計画しているとのこと。

カップは空気を遮断する多層構造で、中のコーヒー粉を劣化や酸化から守ります

カップは空気を遮断する多層構造で、中のコーヒー粉を劣化や酸化から守ります

新モデル「BS300」の場合、レバーを上に持ち上げるようにして本体を開き、カプセルをセット。カプセルはフタを外す必要はなく、はめ込むだけでOKです

あとは「スタート」ボタンを押すだけでOK。同モデルでは3秒長押しすると「ストロングモード」になり、少し味が濃くなるそう。カプセル式でも味の調整ができるのはうれしいですね

給水タンクの容量は1.5L。1度の給水で10杯ほど抽出することができます

給水タンクの容量は1.5L。1度の給水で10杯ほど抽出することができます

ボタンを押すとすぐに抽出が始まります。広がる香ばしい香りはドリップコーヒーそのもの

ボタンを押すとすぐに抽出が始まります。広がる香ばしい香りはドリップコーヒーそのもの

カプセル式とは思えない「ていねいに淹れました感」のある味

セガフレード・ザネッティ「ローマスタイル」を飲んでみたところ、最近コーヒーのおいしさに目覚めた筆者にも非常に飲みやすい、苦みが強すぎずクセのない味でした。あまりコーヒーにくわしくない筆者ですが、カプセル式のコーヒーメーカーで淹れたとは思えない味だと感じました。言われてみれば、コーヒーをドリップするシステムがカプセル1つひとつに入っているのだから、1度に何杯分も抽出するドリップ式コーヒーメーカーよりもかなりぜいたくですよね。「1杯ずつていねいに淹れています」ということが感じられました。

試飲会場には、各ブランドのカプセルとのペアリングにおすすめのお菓子がずらり

試飲会場には、各ブランドのカプセルとのペアリングにおすすめのお菓子がずらり

セガフレード・ザネッティ「ローマスタイル」(スパイス)に合うというクッキーと一緒に食べてみたところ、本当に相性抜群でした!

それぞれのカプセルと好相性のお菓子の一覧。「KEURIG」を家に迎えたいという方は、おすすめのペアリングも試してみてはいかがでしょうか

大泉瑠梨(編集部)

大泉瑠梨(編集部)

美容・健康家電を中心に新製品レポートやレビュー記事を担当。時には体を張って製品の実力をチェックします。

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