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《2020年》ゲーミングモニターはなぜ必要? 選び方解説&人気モデルを厳選

ゲームに最適化されたゲーミングモニター(ゲーミングディスプレイ)は、通常のテレビやモニターよりもゲームを快適に遊べます。しかし、いざ購入しようと思っても、どれを買えばいいのかわからない、という人も多いはず。本稿では、そんなゲーミングディスプレイの選び方や、人気モデルをピックアップしたので、参考にしてみてください。

ゲーミングディスプレイとは

そもそも、ゲーミングディスプレイとは、画面のチラツキや残像を抑えたり、映像を滑らかに表示したりするなど、ゲーミング用途に関連するスペックを備えたモニターのことです。

通常のディスプレイやテレビを使ってPCゲームをプレイする場合、入力操作が画面に反映されるまでに時間がかかり、若干の遅延(ラグ)が起きてしまいます。ラグがあると、次のアクションまで時間がかかってしまうなど、自分だけではなく、協力プレイなどではほかのプレイヤーに迷惑をかける要因となる可能性があります。そのため、ゲームを快適にプレイするのであれば、ゲーミングディスプレイが必須となるわけです。

ゲーミングディスプレイには特徴のあるさまざまな製品があります。よくプレイするゲームのジャンルに合わせてゲーミングディスプレイを選ぶゲーマーも少なくありません。

たとえば、FPSなどのPVP(対人対戦)ゲームの場合には、映像の滑らかさや遅延の少なさを、RPGやレースゲームなどひとりで遊ぶゲームの場合には、映像の美しさを重要視し、ゲーミングディスプレイを選ぶゲーマーが多い傾向があります。

また、ゲーミングディスプレイには、没入感を高めたり、ゲームに集中したりするために、画面との距離を一定に保つことで、映り込みが少ない湾曲したモニターや、余計なものを視界にいれないための壁「アイシールド」がついたものもあります。

ゲーミングディスプレイを選ぶときにチェックするポイントは5つ

リフレッシュレート

ゲーミングディスプレイの場合、リフレッシュレートが大事なポイントになります。リフレッシュレートとは、モニターが1秒間に何枚の画像を表示できるかを示す数値のこと。1秒間に1枚画像を表示できる性能は、1Hzと表記されます。一般的なPC用ディスプレイのリフレッシュレートは60Hz程度ですが、ゲーミングディスプレイのリフレッシュレートは120Hz以上のものがほとんどです。

これとは別に、フレームレートという用語もあります。これは、パソコンが1秒間に何枚の画像を書き換えてでぅプレイに出力できるかを示す数値です。1秒間に1枚の画像を出力できる性能を1FPS(Frame per Second)と表記します。これはディスプレイではなく、パソコン側(GPU)の性能に左右されます。

ゲームをプレイする場合、フレームレートとリフレッシュレートの数字が近いほど、ラグが軽減され、きれいな画面でゲームをプレイできます。フレームレートとリフレッシュレートの差が大きな場合、低いほうのレートで画面が映し出されます。この時、画面のちらつきや操作するキャラクターのモーションのカクつきが発生することがあります。

ゲームによってフレームレートの上限が設定されているので、遊びたいゲームに合わせたリフレッシュレートのディスプレイを選ぶのもアリ。FPSなど描画速度が求められるゲームをプレイする場合は、高リフレッシュレートのディスプレイを選ぶのがよいでしょう。

VRR(FreeSync/G-SYNC)

FPSゲームなどをプレイしているとき、ゲームの負荷が大きく変化することにより、フレームレートが急激に上下する場合があります。これが発生すると、フレームレートとリフレッシュレートに差が発生し、画面がちらついたり、操作するキャラクターのモーションがカクついたりしてしまいます。

このようなちらつきやカクつきなどを軽減するVRR(Variable Refresh Rate:可変リフレッシュレート)技術を搭載したゲーミングディスプレイがあります。

VRRで有名なのは、AMDの「FreeSync」とNVIDIAの「G-SYNC」。「FreeSync」は、AMD製とNVIDIA製のグラフィックボードのどちらにも対応しています。いっぽうで、「G-SYNC」はNVIDIA製のグラフィックボードにのみ対応しています。また、G-SYNC対応ディスプレイのほうが価格が割高になることが多いです。使っているグラフィックボードにあわせて、VRRについても検討するのがよいでしょう。

応答速度

応答速度とは、画面上のドットの色が黒から白へ(白から黒)と切り替わるまでに要する時間のことです。さらに応答速度には、「応答速度」と「応答速度GTG」の二種類があります。GTGとはGray To Grayの略で、中間色から中間色へ切り替わるまでに要する時間のことです。

応答速度が遅いモニターだと、残像が残ってしまったり、ぼんやりとした映像になってしまったりと、コンマゼロ秒を争うFPSなどではゲームに支障が出てしまいます。また、応答速度は、リフレッシュレートよりも速いことが重要です。例えば、リフレッシュレート144Hzの場合は、更新速度が約6.94msなので応答速度は最低でも7ms以上であることが必要です。ゲーミングモニターを買う際は、リフレッシュレートの更新速度と応答速度の差にも注目しましょう。

解像度

ゲームを遊ぶうえで、映像の美しさは大事なポイント。その美しさの指標になるのが解像度です。解像度は、大きく分けると、フルHD(1920×1080)、WQHD(2560x1440)、4K(3840x2160)の4タイプ。フルHDでも十分ゲームを楽しめますが、WQHD以上ならさらに美しい映像でゲームを楽しめます。RPGやレースゲームなど対戦要素のない1人用ゲームで遊ぶゲーマーには、4Kなどの高解像度のモニターが人気です。

パネルの種類

映像のきれいさを語るうえで、パネルの種類も重要なポイントです。パネルの種類は、「TN」「VA」「IPS」の3つが主流。「TN」は、比較的安価なパネルで、応答速度が速く、リフレッシュレートが240Hzまで対応しているのが特徴です。ただ、鮮明さに欠けるという弱点も持ち合わせています。「VA」は、コントラスト比が高く、たとえば、黒色が締まった黒色で表示されるのが特徴。ただし、暗いシーンでは画面全体が真っ黒に見えることもあり、細かい部分を確認しづらくなります。そのため、FPSやアクションなどの対戦ゲームには不向きです。

「IPS」は、視野角が広く、色彩が非常に美しいのが特徴です。応答速度は、「TN」よりも若干低い傾向がありますが、最近では応答速度が速いモデルもあります。一般的には、この「IPS」が最も価格が高めです。

映画やアニメなど映像の鑑賞を中心に使う場合は「VA」が最適ですが、ゲーミングディスプレイとして選ぶ場合は、「TN」か「IPS」がよいでしょう。

ゲーミングディスプレイの人気モデル5選

ここでは、ゲーマーの筆者が、上述のチェックポイントを押さえたゲーミングディスプレイの中から、人気モデルをピックアップしました。ゲーミングディスプレイについて理解したけども、結局どれを買えばいいのかわからない、という人は参考にしてみてください。

リフレッシュレートは240Hz! コスパ最強の価格.com限定モデル「OMEN X by HP 25f 240Hz Gaming Display 価格.com限定モデル」(HP)

「OMEN X by HP 25f 240Hz Gaming Display 価格.com限定モデル」(HP)

「OMEN X by HP 25f 240Hz Gaming Display 価格.com限定モデル」(HP)

TNパネルを採用した24.5インチのフルHD(1920×1080)ゲーミングディスプレイです。リフレッシュレートは240Hz。NVIDIA 「G-SYNC」とAMD「FreeSync」に対応しています。ディスプレイの可動域は、上下最大130mm、角度調整最大113°まで調節可能。また、モニターのスタンド部分は、ヘッドセットスタンドになっているので、ヘッドセットを掛けることもできます。ディスプレイのフレーム下部には、スタンド部分を好きな色で照らすことができるアンビエントライトを搭載。OMENブランドのオリジナリティが光るデザインが魅力的なディスプレイです。

お手頃価格でもFPSに必要な機能をしっかり搭載「TUF Gaming VG259Q」(ASUS)

「TUF Gaming VG259Q」(ASUS)

「TUF Gaming VG259Q」(ASUS)

IPSパネルを採用した24.5インチのフルHDゲーミングディスプレイです。応答速度は1ms。リフレッシュレートは144Hz。AMD「FreeSync」とNVIDIA「G-SYNC」に対応しています。さらに、画面中央に表示できる4種類のクロスヘア( AIM用の十字マーク)や、暗い部分をハッキリ表示させる「Shadow Boost」などの各種ゲーミング機能も搭載。モニターの可動域は、上下角度調節(チルト)上33°〜下5°、左右角度調節(スウィーベル)左+90°〜右−90°、縦回転(ピボット)左+90°〜右−90°、高さ調節0~130mm。IPSパネルのフルHDゲーミングディスプレイならこれで決まりでしょう。

便利なリモコン付き! ワイドゲーミングディスプレイ「EX2780Q」(BenQ)

「EX2780Q」(BenQ)

「EX2780Q」(BenQ)

IPSパネルを採用した27インチのWQHDゲーミングディスプレイです。リフレッシュレートは144Hz。AMD「FreeSync」に対応しています。暗いシーンの視認性を高める「Black eQualizer」や、輝度と色の鮮明さを調整する「HDRi」を搭載。見にくい暗所や明るすぎる範囲の輪郭や明るさを明瞭にし、隠れている敵や障害物を素早く発見できます。リモコンが付属しているため、離れている場所からでも音量調節が可能。ゲーム配信や動画を見ている時などに便利です。高リフレッシュレートときれいな映像の両方をバランスよく求めるゲーマーにピッタリなディスプレイです。

AMD「FreeSync 2」に対応! 臨場感溢れるウルトラワイドゲーミングディスプレイ「UltraGear 34GK950F-B」(LGエレクトロニクス)

「UltraGear 34GK950F-B」(LGエレクトロニクス)

「UltraGear 34GK950F-B」(LGエレクトロニクス)

IPSパネルを採用した34インチのUWQHD (3440×1440)ゲーミングディスプレイです。アスペクト比は、驚異の21:9というワイド画面。よりリアルな広い視野で臨場感溢れるゲーム体験を実現します。リフレッシュレートは144Hzで、応答速度は1ms。さらに、AMD「FreeSync」にHDR機能を追加した「AMD FreeSync2」に対応しています。多様なHDR規格に対応し、高コントラストな美しい映像でゲームを楽しめます。

また、遅延を最低限に抑えてリアルタイムに表示する「DASモード」や、暗いシーンの視認性を向上させる「ブラックスタビライザー」、画面中央に表示できる4種類のAIM用クロスヘアなどの各種ゲーミング機能も搭載。ゲーマーなら喉から手が出るほど欲しいであろうハイエンドのゲーミングディスプレイです。

4Kゲーミングディスプレイ「27UL550-W」(LGエレクトロニクス) 

「27UL550-W」(LGエレクトロニクス)

「27UL550-W」(LGエレクトロニクス)

IPSパネルを採用した27インチの4K(3840×2160)ゲーミングディスプレイです。リフレッシュレートは60Hz。応答時間は5ms(GTG High)。AMD「FreeSync」に対応しています。遅延を最低限に抑えてよりリアルタイムに表示する「DASモード」や、暗いシーンの視認性を向上させる「ブラックスタビライザー」などの各種ゲーミング機能も搭載。ディスプレイ可動範囲は、最大110mmの高さ調整と、前後20°の角度調整が可能。HDR10に対応しており、4K画質でゲームを遊びたい人に使ってほしいディスプレイです。

オフィスマイカ

オフィスマイカ

編集プロダクション。「美味しいもの」と「小さいもの」が大好物。 好奇心の赴くまま、良いモノを求めてどこまでも!(ただし、国内限定)

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