今週発売される新製品の中から注目度の高い製品を、さまざまなカテゴリから横断ピックアップして紹介する連載「今週発売の注目製品ピックアップ」。今週は、任天堂のNintendo Switchソフト「スーパーマリオブラザーズ ワンダー」や、P-UP Worldの折りたたみ式スマートフォン「Mode1 RETRO II MD-06P」、京セラの高耐久性スマートフォン「TORQUE G06 KYG03」を紹介する。
2023年10月20日(金)発売
任天堂から、「スーパーマリオ」シリーズの最新作「スーパーマリオブラザーズ ワンダー」が登場する。
横スクロールアクションゲーム「スーパーマリオブラザーズ」シリーズとしては、2012年発売の「New スーパーマリオブラザーズ U」以来、約11年ぶりの完全新作タイトルとなる。マリオと仲間たちが、敵や仕掛けを突破しながら、ゴールポールを目指して駆け抜けていく。
また、タイトルにもなっている「ワンダー」とは、ゲーム内で起こる“不思議な変化”のこと。土管が動き出したり、敵の大群が出現したり、別の姿に変身したり……さまざまな「ワンダー」が起こるという。
さらに、マリオやルイージ、キノピオのほか、ピーチやデイジー、ヨッシーもプレイアブルキャラクターとして操作することが可能。おすそわけプレイでは、最大同時4人プレイに対応しており、好きなキャラクターで冒険を楽しめる。
このほか、マリオがコース中で手に入るアイテムによって、特別な能力を持った姿にパワーアップ。鼻を振って敵を攻撃できる「ゾウマリオ」や、アワを出して敵を閉じ込める「アワマリオ」、少し硬いブロックでも一発で壊せる「ドリルマリオ」などに変身する。とくに「ゾウマリオ」は、体が大きくなって、マリオの顔までゾウに変わるなど見た目の変化にも注目だ。
2023年10月20日(金)発売
P-UP Worldから、SIMフリーAndroidスマートフォン「Mode1 RETRO II MD-06P」が登場する。取り扱いは、全国のケータイショップ「テルル」店舗、+Style、正規取扱販売店。
「Mode1 RETRO II」は、「Mode1 RETRO」(2017年発表)の後継と位置づける機種。折りたたみ式のボディを採用し、OSは「Android 13」をプリインストール。タッチパネル、およびテンキーを使った操作に対応する。
なお、テンキー上部に配置した「I」〜「IV」のボタンには、お気に入りの機能を登録できる。「試供品のボタンシールを貼ることで、登録した機能がひと目でわかる」と同社では説明している。また、テンキー部分には、バックライト機能を搭載した。
デザイン面では、表面はレザー調で、内側はシャンパンゴールドを施した。ボディカラーは、シープホワイト、ウルフブラックを展開する。ネックストラップやお気に入りのストラップを付けられる、ストラップ穴も用意した。
このほか主な仕様は、メインディスプレイがタッチ対応約3.5型液晶(1440×720ドット)、プロセッサーが「MediaTek Helio G85」、メモリーが4GB 、内蔵ストレージが64GB。外部記録媒体は、microSDXCメモリーカード(最大1TB)の利用が可能。DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)に対応する(SIMスロット2とmicroSDメモリーカードの同時利用はできない)。カメラ機能は、アウトカメラが4800万画素、インカメラが1300万画素。OSは「Android 13」をプリインストールする。
バッテリー容量は2500mAh。通信は4Gをサポート(5Gには非対応)。無線通信はIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN規格、Bluetooth 5.0に対応。インターフェイスは、USB Type-Cポートを備える。防水・防塵性能には非対応だ。セキュリティ機能では、端末側面のボタンを使った指紋認証機能を装備する。
本体サイズは約52(幅)×112(高さ)×20(奥行)mm(折りたたみ時)、重量は約145g。
2023年10月19日(木)発売
au(KDDI)から、5G対応の高耐久性スマートフォン「TORQUE G06 KYG03」(京セラ製)が登場。なお、au限定で展開する。
「TORQUE史上最多」をうたう29項目(※1)の試験をクリアし、高耐久性を追求したというモデル。具体的には、温度耐久などの従来の試験に加えて、新たに、高さ2mからアスファルト面への落下を想定した耐衝撃試験(※2)や、約40gの先端の尖った金属製の錘(おもり)を高さ1mからディスプレイ面中央に落下させる打撃試験を追加した。
カメラ機能は、アウトカメラが有効約1600万画素ワイドカメラ+有効約6400万画素メインカメラ(記録画素数約1600万画素)+有効約200万画素マクロカメラで構成。「ナイトモード」(メインカメラのみ)のほか、メインカメラとマクロカメラの画像を重ね合わせて1枚の写真として保存できる「虫眼鏡フォト」も搭載する。インカメラは約800万画素だ。
ボディは、従来モデル「TORQUE 5G」と比べて、長手方向で約13mmの小型化、重量約14gの軽量化を実現。長押ししてカメラが起動し、録画が始まる「ボディカメラボタン」も装備する。なお、「ボディカメラボタン」の初期設定は「ボディカメラモード」が起動するが、設定変更によって、各種アプリの起動に割り当てられるという。
このほか主な仕様は、表示部が約5.4型フルHD+有機ELディスプレイ(2160×1080ドット)、プロセッサーが「Snapdragon 7 Gen1」、メモリーが6GB、内蔵ストレージが128GB。外部記録媒体は、microSDXCメモリーカード(最大1TB)をサポートする。OSは「Android 13」をプリインストールした。
バッテリー容量は4270mAh(取り外し式)で、連続通話時間(音声通話時/日本国内使用時)が約1820分、連続待受時間(日本国内使用時)が約390時間。IPX5/IPX8相当の防水性能、IP6X相当の防塵性能も採用する。セキュリティ機能は、指紋認証、顔認証に対応した。
本体サイズは75(幅)×154(高さ)×14.6(奥行)mm、重量は約234g。ボディカラーは、レッド、ブラック。
(※1)落下、タンブル、鋼球落下、打撃、衝撃、振動、耐荷重、耐海水、泡ハンドソープ洗浄、温水シャワー、塩水噴霧、耐薬品、防塵、風雨、浸漬、雨滴、凍結−融解、氷・低温雨、湿度、低温動作、低温保管、高温動作(連続)、高温動作(温度変化)、高温保管(連続)、高温保管(温度変化)、温度衝撃、太陽光照射、低圧動作、低圧保管の各試験を実施
(※2)高さ約2mから落下面にローレット加工を施した金属製の板に製品を26方向で落下させる試験をクリア