Nintendo Switchの最新ゲームから注目作を筆者の独断でピックアップ! ハイスピードなアクションが見どころのオープンワールド最新作や、「ダンガンロンパ」シリーズスタッフが手掛ける最新作などが登場する。
3goo
2025年4月10日
イタリアのインディーズゲームスタジオ、caracal gamesによる最新作。ホバーボードで広大なオープンワールドを探索するハイスピードアクションゲームだ。
主人公の青年バイオスは、行方不明となった恋人から送られてきた遭難信号をたどり、未知の惑星に降り立つ。謎の塔に囚われた恋人を救い出すため、相棒のホバーボードとショルダーキーボード(キーター)を使い、オープンワールドを冒険していくのが大筋だ。
ゲームは探索と戦闘、謎解きで構成される。灼熱の砂漠や危険に満ちた荒海など異なる環境の170km2のオープンワールドをホバーボードで駆け回り、巨大な生物を追跡しながらキーターで倒すバトルアクションが見どころ。そして地下に眠る炭鉱を探し出し、キーターの能力を使いながら解き明かすパズル要素も登場する。
Nintendo Switch向けでありながらゲームエンジンの「Unreal Engine 5」を使用した珍しいタイプで、美しいオープンワールドと爽快な3Dアクションを目指した作品だ。探索豊富なオープンワールドゲームが好きな人はぜひチェックしてほしい。
Game Source Entertainment
2025年4月24日
台湾のインディーゲームスタジオ7QUARKが開発した和風ローグライクアクションRPG。3人の主人公を操作し、異なる操作性やアクションで見下ろし型のステージを攻略しながら、「輪廻転生」をテーマにした物語を味わえる。
舞台は江戸時代の日本。妖怪の王者「九尾の狐」による襲撃で人間と妖怪の共存が崩壊した世界で、プレイヤーは時雨、沙羅、竹虎という 3人の主人公を操作しそれぞれの専用武器で妖怪討伐をこなしていく。
それぞれの武器には異なる特徴や効果が用意されており、武器の組み合わせや強化の仕方によってより多彩な戦略が可能に。死ぬたびにステージ構成や獲得物がリセットされるローグライクゲームの基本に華麗なアクションエフェクトが加わることでより中毒性の高い作品になっていることが期待できそうだ。
さらにテーマである「輪廻転生」に格差得た真実に迫る物語では、3人の主人公の旅路も互いに影響しながら展開するとのこと。ストーリーにも注目だ。ローグライクが好きな人はぜひチェックしてみてほしい。
アニプレックス
2025年4月24日
「ダンガンロンパ」シリーズの制作スタッフによる最新作。襲い来る謎の怪物たちから学園を100日間守りきる、”極限”と”絶望”にまみれたアドベンチャー×シミュレーションゲームだ。
主人公の澄野拓海は平凡な生活を送る普通の高校生だったが、ある日突然怪物たちによって日常を壊され、「最終防衛学園」への転校を余儀なくされる。そこで出会った仲間と交流を深めながら、かつての日常を取り戻すため襲い来る「侵校生」との100日間の戦いを生き残らなければならない。
ゲームは仲間と交流を深めるアドベンチャーパートと、「侵校生」から学園を守るシミュレーションRPGパートに分かれる。アドベンチャーパートでは交流を深めながら仲間の能力をアップ。シミュレーションRPGパートではそれぞれの仲間の「特異科目」を生かして戦略的に「侵校生」の攻撃を食い止めるゲームプレイが味わえる。そしてゲーム内の選択が主人公と仲間たちの運命を大きく左右する。どのような結末に主人公たちを導くかはすべてプレイヤーにかかっているのだ。
「ダンガンロンパ」シリーズでおなじみの理不尽でブラックなゲーム体験が存分に味わえる作品になると期待されるので、同シリーズのファンの人を中心にぜひ注目してほしい。