加熱式たばこ「IQOS(アイコス)」を販売するフィリップモリスジャパンが、アイコス愛用者500万人達成を記念した発表会を都内で開催し、「IQOS 2.4 Plus」(以下、アイコス)のメーカー希望小売価格改定、新型フレーバー、限定モデルを発表した。その詳細をレポートする。
アイコスの限定モデル「Motor Edition」
フィリップモリスジャパンは、アイコスの愛用者が500万人に到達した記念として、メーカー希望小売価格の値下げを発表。これまでの10,980円(税込、以下同)から3,000円安い7,980円となる。煙のない社会を目指すフィリップ・モリスによれば、価格を下げることで紙タバコユーザーがアイコスに移行しやすくなるとのことだ。
価格改定は2018年6月1日から開始なので、現在アイコスを購入しようとしている人は、少し待ったほうがいい。
加熱式タバコ市場で1位のアイコス。喫煙所で目にする機会も多くなった
ユーザー数500万人到達を記念して、6月1日から本体のメーカー希望小売価格が7,980円に
また、IQOSストア限定でアクセサリーが最大50%オフになるキャンペーンも実施される。期間限定で6月11日から7月15日まで実施予定
発表会では、ヒートスティックの新フレーバーとして「イエローメンソール」もお披露目された。このフレーバーは、シトラスの香りと強いメンソールが特徴になっている。香りは、「パープルメンソール」からフルーツの香りを削ぎ落としたような感じだ。ビニールを剥がしたパッケージから漏れて香るほど、シトラスは強い。
試しに吸ってみると、メンソールはきつめなのだが、パッケージから漏れ出る香りから想像していたほどシトラスは強くない。「パープルメンソール」と比べてアロマ感は強くなく、ほんのりと香るだけ。爽やかな口当たりで、夏にピッタリな吸いごこちだ。普段は「メンソール」を愛用している筆者だが、しばらくは「イエローメンソール」に移行してもいいかなと感じた。
「イエローメンソール」という製品名とは違い、グリーン一色のパッケージ
味は、「パープルメンソール」を吸ったときにするフルーツの香りを抑えたような感じ。シトラスの香りが爽やかで、スッキリとした味わいになっている。メンソールが強いので「レギュラー」を吸う人には向かないだろうが、「ミント」や「メンソール」を吸っている人なら気に入りそうだ
「イエローメンソール」は1箱460円。5月25日よりIQOSオンラインストアで先行予約を開始。IQOSストア、IQOSショップで6月1日から、全国たばこ販売店で6月29日より発売開始となっている。
発売後すぐに売り切れることがあるほど人気のアイコス数量限定モデルに「Motor Editon」が加わった。レーシングをイメージしたデザインで、グラファイトグレーの本体に鮮やかなレッドが際立つ。メーカー希望小売価格は11,980円。
レーシングをイメージした特別デザインの「Motor Editon」
光沢のあるグラファイトグレーは高級感があり、スーツなどフォーマルなファッションに合いそうだ
「Motor Editon」特別デザインの純正アクセサリーも登場。アイコスとヒートスティックを一緒に持ち歩ける「レザークリップ」と、使用後のヒートスティックを入れる「カートレイ」の2種類が用意される。
レザークリップのメーカー希望小売価格は2,980円
アイコスとヒートスティックを挟み込むようにして使用する
使用時は分厚くなるので、ポケットに入れて持ち運ぶのには向いていない
「カートレイ」のメーカー小売希望価格は3,980円
金属製でしっかりとした重さがあり、底面にシリコンがあしらわれていることもあって安定性は高め。自動車のドリンクホルダーに設置するのもいいが、テーブル上などでも十分使えるだろう