本連載「ガンプラカレンダー」は、今月発売されるガンプラの新製品と、現在予約受付中の公式オンラインショップ販売製品がひと目で把握できる発売日カレンダー。MS(モビルスーツ)のキットを中心に毎月最新情報をお届けする。2018年6月の注目製品は、2018年11月に公開予定の劇場版映画「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」に登場する、新型アームド・アーマーを備えた「フェネクス」だ!
※本記事の価格表記はすべて税込価格
【過去の連載記事】
2018年2月/2018年3月/2018年4月/2018年5月
「HGUC 1/144 ユニコーンガンダム3号機 フェネクス(デストロイモード)(ナラティブVer.)」
尾のように伸びた新型パーツをアームド・アーマーに接続!
同モデルは、「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」の続編となる新作映画「機動戦士ガンダムNT」に登場する、「ユニコーンガンダム3号機 フェネクス(デストロイモード)」をHGUCでガンプラ化。機体カラーはメタリック成形色を採用し、組み立てるだけでゴールドに輝く質感を再現する。
新型のアームド・アーマーが付属
尾のように伸びた新型パーツはアームド・アーマーに接続可能。ブロックごとに可動し、根元もボールジョイントで自由に動かせる
以下、そのほかの新製品を紹介していこう。
「HGBD 1/144 リーオーNPD」
「ファインビルド」はそのままに多種多様なパーツが付属!
「ガンダムビルドダイバーズ」の劇中に登場するネットワークゲーム「ガンプラバトル・ネクサスオンライン」にて、NPD(Non Player Diver)として登場するMSをキット化。「HGリーオー」で採用された、組み立てが簡単な構造「ファインビルド」はそのままに、多種多様なバリエーションパーツが付属する。差し替え頭部は4種も付属し、オリジナルの「HGリーオー」やほかのガンプラとの組み合わせも自由自在だ。また、バックパックはパーツを外し、ほかのガンプラのバックパックも装備可能。
「HGBD 1/144 煌・ギラーガ」
「ギラーガ」がクリアパーツ付きブルーボディに!
「HGBD 1/144 煌・ギラーガ」は、「ガンダムビルドダイバーズ」に登場するMSをガンプラ化したキット。ベースは、2011〜2012年に放映されたアニメシリーズ「機動戦士ガンダムAGE」に登場したMSのキット「HG 1/144ギラーガ」で、それよりも約3倍の数の節で構成される尻尾は、取り外してムチのようにも使用できる。もともとの「ギラーガ」はレッドを基調としていたボディカラーは真っ青を採用しており、さらに全身に追加されたクリアパーツにより、シルエットも大きく見えるようになった。
「RE/100 1/100 ビギナ・ギナ」
「MG 1/100 ガンダムF91 Ver.2.0」との並びを意識
「RE/100 1/100 ビギナ・ギナ」は、「機動戦士ガンダムF91」に登場するMSを、可動域の広さと組み立てやすさを両立したRE/100(リボーンワンハンドレッド)のフォーマットで立体化したもの。2018年5月に発売された「MG 1/100 ガンダムF91 Ver.2.0」との並びを意識し、高密度のディテールやプロポーションを採用している。また、曲面主体で構成された同機の美しいフォルムをくずさずに、ヒザの深い曲げなどの可動を実現。
「HGUC 1/144 ガルバルディβ」
30年の時を経て、新規造形で初のHGキット化
「機動戦士Zガンダム」に登場した「ガルバルディβ」を新規造形で初のHGキット化。胴体肩部や胸部下面のモールドは、ディテールをしっかりと再現している。二の腕には回転軸が追加され、アクション性が向上。また、ゲルググと同型のライフルが新規造形で付属する。
ここでは、公式オンラインショップ「プレミアムバンダイ」限定で販売される製品を紹介。これらの製品は、事前予約が必須で、生産準備数に達し次第、予約の申し込みが終了するので早めのチェックが必要だ。ここでは、2018年6月5日時点で予約ができるアイテムをピックアップした。
「HG 1/144 ジム・スナイパーカスタム」
徹底的にチューンナップされたRGMシリーズの最上位機種
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」のMSD(Mobile Suit Discovery)より、RGM(ジムの型番)シリーズの系譜に連なるMSをHGシリーズでキット化。頭部や胴体などの一部外装や、専用火器の「R-4型ビーム・ライフル」などを新規造形で再現している。なお、「R-4型ビーム・ライフル」は折りたたみギミックが搭載されており、ジョイントを介して腰部にかけられる。
「MG 1/100 アナベル・ガトー専用ゲルググ Ver.2.0」
「ソロモンの悪夢」の専用ゲルググがMG Ver.2.0から登場
ガンダムシリーズのOVA「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」より、「ア・バオア・クー攻防戦」で活躍したアナベル・ガトー大尉専用「MS-14A ゲルググ」をMG(マスターグレード)Ver.2.0で製品化。地球連邦軍士官から「ソロモンの悪夢」と恐れられた、ガトーのパーソナルカラーであるグリーンとブルーを成形色で再現している。なお、アナベル・ガトーの詳細プロフィールは、「バンダイホビーサイト」の企画「ACE PILOT LOG エース・パイロットログ[U.C.編]」(http://bandai-hobby.net/site/acepilot/)で読める。
「MG 1/100 ガンダムアヴァランチエクシアダッシュ」
「ガンダムエクシア」の特殊装備タイプをMG化
「MG 1/100 ガンダムアヴァランチエクシアダッシュ」は、雑誌「ホビージャパン」の企画「機動戦士ガンダムOOV戦記」に登場する「ガンダムエクシア」の特殊装備タイプを、MGシリーズでキット化したモデル。高機動型装備「アヴァランチユニット」と「ダッシュユニット」が付属し、「アヴァランチユニット」背面には「ガンダムエクシア」の各種武装が装備できる。また、脚部の「ダッシュユニット」は前方/後方に展開することで、高速移動モード/高機動モードへの変形を再現可能。
「HG 1/144 陸戦型ガンダム(パラシュート・パック仕様)」
OVAのオープニングの降下シーンを再現可能
OVA作品「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」のオープニング映像で印象的な、「パラシュート・パック」装備仕様の陸戦型ガンダムがHGシリーズに登場。高高度からの降下用「パラシュート・パック」を新規造形で再現しており、中央上部のブロックのフタを別パーツ化することで、オープニングの降下シーンも再現できる。また、劇中デザインの「陸戦型ジム」の頭部が付属し、付け替えることで劇中に登場した「陸戦型ガンダム[ジム頭(ヘッド)]」も再現可能。
今月のもうひとつの大きいトピックは、「SDガンダム クロスシルエット」第1弾の発売だ。同シリーズは、2種類のフレームと各MSの外装の組み合わせにより、高頭身SD (スーパーデフォルメ)と低頭身SDの2つのプロポーションを再現できる新世代SDガンダムシリーズ。今月は、2種類のフレームがセットになったスターターキットを含む4種類のキットが2018年6月30日に発売される。
スターターキットである「SDガンダム クロスシルエット RX-78-2 ガンダム & クロスシルエットフレーム セット」には、2種類のサイズのフレームが同梱。「RX-78-2 ガンダム」の低頭身SD(左)と高頭身SD(右)が組み立てられる
ハイディテールかつ組みやすいパーツ構成を実現。トリコロールカラーは成形色で再現している
そのほかのラインアップは、以下の通り。すべて6月中に発売される。
「SDガンダム クロスシルエット RX-78-2 ガンダム」
「SDガンダム クロスシルエット ナイチンゲール」
「SDガンダム クロスシルエット クロスボーン・ガンダムX1」
以上、3製品に関しては、低頭身SD用の「SDフレーム」のみ付属。高頭身SD用の「クロスシルエットフレーム」は、単品で別売となる。
「SDガンダム クロスシルエット クロスシルエットフレーム[ホワイト]」は648円で販売
なお同シリーズは、7月にも第2弾として「ザクII」や「ゼータガンダム」など、人気MSの発売が控える。