特集
話題のホビー「ねこぶそう」の開発者を直撃取材!

「猫」に「武装」! ニャンとも不思議な「ねこホビー」誕生秘話

2018年4月1日にバンダイのエイプリルフールネタとして話題となった“猫がメカを武装する、どうかしてるホビー”が、まさかの製品化! 製品名は「ねこぶそう」。第1弾は発売中で、第2弾は2018年11月、そしてすでに第3弾も発売が予定されている。

「ねこぶそう」のキャッチコピーは、「可愛いねこには『ぶそう』をさせよう」

「ねこぶそう」のキャッチコピーは、「可愛いねこには『ぶそう』をさせよう」

「ねこぶそう」とは、ねこ原型師が作った「ねこ」のフィギュアに「ジャケット」を着せて、そこにプラモデルのメカの「ぶそう」を装備。なお「ぶそう」は、単独のミニメカにも組み替えられるという。その説明だけだと意味不明なので、開発を担当したバンダイスピリッツのホビー事業部、清宮僚太氏に詳しい話を聞いてみた。

株式会社BANDAI SPIRITS
ホビー事業部
清宮僚太さん
【PROFILE】
これまでボーイズトイ事業部、カード事業部、ベンダー事業部に在籍。2016年にガンプラなどを扱うホビー事業部ニューホビーチームに異動。他部署での経験を生かし、さまざまな製品を開発している

「ねこぶそう」はいろんな部署での経験がミキシングされた製品

――そもそもエイプリルフールに、ネタのようなにして製品の発表がありましたけど、あの時点で製品化は決まっていたんですか?
 
清宮さん(以下、清宮) はい。エイプリルフールに合わせて情報を出しただけで、実は嘘はついていないんですよ。そのときの記事を読んでいただくと、今の製品仕様そのまんまなんです。

もともと、面白いと思って社内に提案していたんですけど、会議でみんな「本気? うそでしょ?」っていうニュアンスのことを言うので、「あっ、うそに見えるのかな?」って思って。何もバックボーンのない製品なので、ノイズがないまま出しても気がつかれれずに終わってしまう。せっかくだから4月1日に合せて発表してもらいました。

――で、見た人たちに冗談だと思われて、エイプリルフールの嘘ネタのまとめに入ってましたよね。

清宮 Twitterでのコメント数も多くて、「今年の嘘ネタで1番面白かったよ」って言ってくれる人もいて。実際にその当時は、嘘みたいなことを大まじめにやるっていうのが面白さにつながるのかなと思いながら、真剣に開発に取り組んでました。

――今日はその開発についてのお話を、厚めにうかがいます。そもそも、清宮さんの所属するバンダイスピリッツのホビー事業部は、主にガンプラを中心に扱う部署なんですよね。

清宮 私はもともと、ボーイズトイ事業部という部署で、「ドラゴンボール」や「キン肉マン」のミニフィギュアとか、「聖闘士星矢」の可動フィギュアを担当していて。そのあと、カード事業部に異動してからは、シールだったり、ペーパークラフトだったり、野球カードだったり、競馬カードだったり、さまざまなものを開発していました。

そのあと、ベンダー事業部という「ガシャポン」の事業部に移って、カプセルの中にタペストリーを入れてみたりとか、カプセルがそのままザクの頭になる「機動戦士ガンダム EXCEED MODEL ZAKU HEAD」(通称「ザクヘッド」)の開発に関わったりとか、比較的に異動が多いタイプの社員ですね。

――球体状のキットがザクの頭になる「ザクヘッド」は大ヒットしましたよね。で、ホビー事業部に移られたのは最近ですか?

清宮 今年で2年目になります。ホビー事業部にはガンプラに20年、30年って携わっている人も多い部署なのですが、私はニューホビーチームという「新しいものを作ろう」というミッションのあるチームに配属されたので、逆にいうと今までになかった“文法”のものを生み出さなきゃいけないということになって。これまでにやってきたことを複合して企画を考えてみようという発想になりました。

結果的に今回の「ねこぶそう」も、いろんな部署での経験がミキシングされた製品になりました。

――ニューホビーチームは、ほかにどんな製品を作られているんですか?

清宮 プラモデルの「ドラゴンボール」シリーズや「Figure-rise Mechanic ドラえもん」など、普通だったらなかなか題材にしないものをプラモにしたり、今アニメも放送されている「ピカちんキット」では子供向け玩具をプラモとして製品化しています。プラモデルという枠を超えた物作りを課題に、私に限らずチームメンバーは今までになかったものを企画していますね。

製品に合わせ、ねこマスクを着用してインタビューに応える清宮さん。写真だと、シンプルにヤバい人にしか見えないが、実際はおだやかな語り口で「ねこぶそう」への愛をじっくりと語ってくれた

硬い鋼とやわらかい身体の“ギャップ”がシュールさを生む

――「ねこぶそう」の企画は、どのようにして生まれたんですか?

清宮 アイデア会議用に企画書をたくさん書くんですけど、昨年は特に「美少女×メカ」ものの企画案が多かったし、私もその流れで何かできないかと考えていて。

――猫に行き着くまでには、試行錯誤があったんですか?

清宮 “硬い”題材のメカに対して、美少女よりも“やわらかい”ものは何かないかと考えていて、ふと動物かなって思った瞬間、これは猫かなと。ネタ的に面白いというのも大事ですけど、ものとして作りやすいってことも重要なので。

比較的、猫ってフィギュアに向いているんです。形状が同じでも色を変えるだけで、いろんな種類の猫を表現できる。そういう強みがあるんですね。逆にほかの動物って1形状に1色だけっていうものが多い。犬もできそうですが、実はサイズの違いと形状の違いが激しすぎて落としどころが難しかったりする。そういった知識は、ベンダー事業部の経験で頭にありました。

――だから動物を扱うのであれば、猫だろうと。すでにそこから、他部署の経験が生かされてたんですね。

清宮 はい。最初にチーム会議で、フラッシュアイデアに近い合成画像を出してみたんですよ。ネットで拾った画像をフォトショップで切り貼りしたものを最後にオチみたいな感じでひと笑い取ろうと見せたら、単純に「面白いじゃん、やってみよう!」となって。そのあと部署の企画会議があるので、それに向けてサンプルを作ったり、コスト的な計算をして進めて行くんですけど。まったくなかったものを形にする際の“着地点”をどこにするかを決める作業が、やはり難しかったですね。すでにあるシリーズだったら、価格とかサイズの基準とかが決まっているので、その中でいつもより高いとか大きいとかって議論ができますが・・・・・・。

――比較するものがまったくないっていう。

清宮 お客さんがいくらなら欲しいかっていうのがわからないし、いくらで作れるかもわからない(笑)。

――ちなみに、「ねこぶそう」の大きさはどのようにして決められたんですか?

清宮 ミニチュアのフィギュアをいろいろと買って確認して、最終的には自分が一番気持ちいい、手に持ってしっくりくるサイズにしました。特に何分の1スケールとか明確に定義したわけじゃなくて、いろいろとパーツを付けたときのボリューム感を大事にしました。大きすぎると武器を付けたときにデカくなりすぎちゃうし、逆に小さいと彩色が表現しづらかったり、遊ぶ際にも扱いにくかったりするものになるので、そこは最後は感覚で決めました。

――特にこだわった部分というと?

清宮 もともと企画書の段階から、実写に近しいビジュアルで考えていたんです。社内ではデフォルメしたアプローチという案も出ました。「メカ少女」って、硬い鋼とやわらかい身体の“ギャップ”がある意味シュールさを生んでいて、それが際立っているからこそ面白いし、魅力的な気がしていて。だから猫はひたすらリアルにしたほうがいいと言い続けました。そこはこだわりましたね。

「ねこ」のフィギュアはかなりリアル。「並盛り」のA〜Dと「てんこ盛り」のそれぞれに各1体、種類の異なる猫が付属する(後述)

――「ねこ」フィギュアの関節が動かないのも、ある意味振り切った感がありますよね。

清宮 自分で「ねこ」のフィギュアを切り貼りして、球体関節を入れて作ったりしてたんですけど、そうすると猫特有のしなやかなフォルムは崩れてしまう。ミニフィギュアのサイズで関節を入れると、どうしても不自然になってしまうんです。猫の関節って複雑で、付け根だけ動けばいいわけではないという結論に行き着いて、固定モデルに決まりました。

――見た目のリアルさを追求した結果、固定になったと。そこから今度は、「ぶそう」パーツを付けていく作業になりますね。

清宮 「ねこ」に穴を開けるのは違うなってことで、マウントするものを介せばいいかと、最初は鎧みたいなジャケットを作ってみたんですが、どうもしっくりこない。違和感があるのは、そもそも猫って服を着せられると嫌がるからじゃないのか。だから、猫が入りたくなるデザインにすれば、しっくりくるんじゃないかって考えて。そこから、「ダンボール」と「こたつ」と「キャリーバッグ」という猫が入りたくなる「ジャケット」のモチーフが生まれました。

「ねこ」の後ろに置いているのが「ジャケット」。奥から「ダンボール」「こたつ」「キャリーバッグ」型。それぞれ「ねこ」の造形に合わせた作りに仕上げている

――そして、「ねこ」はそもそも「ぶそう」に興味がないという。

清宮 イメージとしては、人間が「ジャケット」を作って置いておいたら、「ねこ」が勝手に入ってきたって感じですね。メカが動きだしても、スルッと抜けてどっかに行っちゃうみたいなことなのかなって思いながら作っていました。

――「ねこ」が居心地よさそうに収まっている感じが、うまく出てますよね。

清宮 「ジャケット」はそれぞれの造形にも結構こだわっていて、「ダンボール」はよく見ると、ちょっと表面がヨレているんです。最初、カッチリした箱だったんですけど、自分で原寸大のダンボールをちぎってみたりして。置いておくと、猫って遊んだあとに最終的に入り込んじゃいますね。

「こたつ」は作っている段階で、同僚に「猫のトイレみたい」って言われて……。「なんだと!」って思い、こたつの資料を大量に取り寄せて研究しました(笑)。

――「ねこ」フィギュアは、ねこ造形作家の森口修さんが原型を担当されたことで、リアルな存在感が出ています。

清宮 森口さんの作品は、そこに息づいてるというか、たたずまいが素晴らしいんです。猫の骨格とか筋肉の流れとかを考えて作られているんですよね。猫のフィギュアってたくさんありますが、一線を画してる作家さんだなと。かなり名のある方なので、こんな企画頼んで大丈夫かなと思っていたんですが、快く引き受けてくださいました。

「ねこ」フィギュアは、足裏の肉球まで再現

「ねこ」フィギュアは、足裏の肉球まで再現

イマジネーションも楽しめるように「余白」を作っています

清宮 「ぶそう」部分は、ものによっては最初から考えていたものもあれば、途中から何パターンか形態を考えていくうちに変化して、今の形になったものもあります。デザインを担当したフクダカズヤさんは、メカデザインや、プラモデル雑誌にオリジナル作品を掲載するフリーモデラーとしても活躍されている方なので、プラモデル的なアプローチを出しながらも、ご自身も猫を飼われている飼い主ならではのアイデアも盛り込んでいただきました。

――プラモデル的なアプローチというのはどういう部分ですか。

清宮 踏み込みすぎないけれど、模型として映えるようなディテールが入っているんです。わかりやすいところですと、たとえばドローンとして使用していたパーツがプロペラになる。「ねこぶそう」は組み替えが前提なので、ひとつのパーツが複数のものに見立てられるほうが使い勝手がいい。だから「ぶそう」パーツ自体は、見ようによってはいろんなものに見えるようなデザインになっています。

見ようによって、さまざまなものに見立てられる各「ぶそう」パーツのディテールにも注目

見ようによって、さまざまなものに見立てられる各「ぶそう」パーツのディテールにも注目

――それぞれのパーツはよく見ると、きっちりとモールドが入っていて、塗装や墨入れをしたくなりますよね。

清宮 普通にプラモデルとして作り込んでいただくのも、むしろ大歓迎ですし、「見立て遊び」と言いますか、「これとこれってあれに見えるよね」っていう、ブロック遊びに近い感じの発想でいろんなイメージを組み合わせて遊んでも楽しいと思います。

ガンプラなどのプラモデルと比べると、その人のイマジネーションを必要とするんですが、あえてそういう「余白」を作っています。3mmジョイントという同一規格の穴とピンを使っていて、組み替えがしやすいようにデザインしました。

――3mmジョイントだと、ガンプラやほかのプラモデルとの汎用性が高いのが面白いですよね。いろんなプラモと超合体させて遊びたくなります。

「ジャケット」に空いた穴もすべて3mm。ここに、「ぶそう」パーツのピンが挿せる。バンダイのプラモだけあって、各パーツの保持力も上々!

清宮 「これ付けたら、こんなんできちゃったよ!」「ああ、見える!」っていう大喜利的な面白さもあって。私の想定していなかった遊び方を、ユーザー様が発見してくれるような気もしているんです。

――「ねこ」の表情がまったく無関心なのが、そういった楽しみ方をしたときにさらにシュールな雰囲気を醸し出しますね。

清宮 臨戦態勢の「ねこ」を表現してしまうと、戦うという世界観ができ上がってしまうけど、無表情だと何とでも受け止められるんですよね。

「てんこ盛り」の「ねこフルぶそう」の状態。「ねこ」の表情は無関心にも見える。なお、「てんこ盛り」には「ねこ」1体に加え、「並盛り」A〜Dまでの「ぶそう」パーツの別カラーバージョン+ボーナスパーツが付属

――「ぶそう」パーツ同士が合体変形するのも面白いですよね。

清宮 「並盛り」のAとBの「ぶそう」を組み合わせると、「ねこグライダー」と「掃除機」の2つの形に合体変形させることができます。で、CとDを組み合わせると、「ロボット掃除機」と「ねこ重機」になる。

「並盛り」の4種のうち、A+B、C+Dの「ぶそう」パーツを組み合わることで、合体が楽しめる。「てんこ盛り」は4種すべての「ぶそう」パーツが入っているため、どちらも作れる

――すべてのパーツを使って合体するところに、こだわりを感じます。

清宮 余剰パーツを出さないように、かなり頭をひねりました。で、複数集めてカスタマイズしていくと、「ねこ」が余るんですね。だから余った「ねこ」は周りで見ているっていうジオラマ的な遊び方ができます。

「ねこ」フィギュアがリアルなため、ジオラマが映える

「ねこ」フィギュアがリアルなため、ジオラマが映える

「『ダンゴムシ』と『ねこぶそう』、セットで両方買わなきゃ」

――「ねこぶそう」もそうですが、ここ最近のバンダイは、“どうかしてる製品”が頻繁にリリースされるようになりましたね。

清宮 そうですね。最近話題になっているガシャポンの「ダンゴムシ」は、ベンダー事業部の先輩が開発した製品なんですけど、やっぱりその人の熱意と思いつきや発想力がスゴくて。

「ダンゴムシ」が出る前から、その人が企画を考えて展開していく企画マンとしてのやり方を見て、すごいなって思っていたんです。あのときの経験が生きたのがこの「ねこぶそう」だったんですけど……。その先輩はもっと“どうかしてる”「ダンゴムシ」をぶっこんできた(笑)。

――わはは。今、どこも売り切れて再販待ちになっていますよね。

清宮 面白かったのは、発売日が近かったのもあるんですけど、「『ダンゴムシ』と『ねこぶそう』、セットで両方買わなきゃ」って言ってくれてる方が結構いて。ノリというか、魂の通ずるものがあったのかなって。

――その先輩と一緒に作られた製品っていうのは?

清宮 「ザクヘッド」です。「ザクヘッド」の基本的な構造を考えたのがその先輩で、表面のディテールとかパッケージとかをまとめる作業を私が担当していた感じ。そのときにディテールデザインをやっていたのが、11月に発売になる「ねこぶそう2」のメカデザインを担当していただいた倉持キョーリューさんなんです。だから第2弾は、ある意味、「ザクヘッド」の流れをくんでいるとも言えます。

――他にも他部署での経験が反映されている部分はありますか。

清宮 会社的にはキャラクターを扱う仕事が多いのですが、カード事業部では、先ほど言った野球だったり競馬だったりの関連製品も担当したことがあるので、あんまりキャラクターにはこだわらないというのがあったんですね。いろんな製品をやってきたがゆえに、セオリーにとらわれなくなったというか。

――確かに、キャラクターものを前提に考えていたら、「美少女×メカ」の延長線上で、猫を武装させるってことには行き着かない気がします。

清宮 このボリューム感、とにかくたくさん「ぶそう」パーツを装備させるという形で出せたのは、ホビー事業部に入って、プラモデルの要素を吸収したことが大きいですね。

次回の「ぶそう」のモチーフは「動物」です

――発表されている情報だけでも、「ねこぶそう2」はさらにとんがった方向に舵を切った感じがしますが。

清宮 深く考えたら負け、みたいなね(笑)。第1弾では家電などの日常的なモチーフと、SFでありそうなタンクやヘリといったスタンダードなメカを入れていたんですが、今回のモチーフは動物です。で、全部が合体すると大型バイク「ねこ世紀末トライク」(写真下)になる。

「ねこぶそう2」は11月発売予定。「ぶそう」パーツは、もちろん第1弾とパーツと組み合わせることもできる! 写真の「ねこぶそう2 てんこ盛り」の価格は1,499円(税込)

――もう本当にワケがわからない(笑)!

清宮 かなり面白いものが完成しつつあるので、期待していてください。

「ねこぶそう」製品情報

「ねこぶそう 並盛りA」/540円(税込)

「ねこぶそう 並盛りA」/540円(税込)

「ねこぶそう 並盛りB」/540円(税込)

「ねこぶそう 並盛りB」/540円(税込)

「ねこぶそう 並盛りC」/540円(税込)

「ねこぶそう 並盛りC」/540円(税込)

「ねこぶそう 並盛りD」/540円(税込)

「ねこぶそう 並盛りD」/540円(税込)

「ねこぶそう てんこ盛り」の全パーツ/1,499円(税込)

「ねこぶそう てんこ盛り」の全パーツ/1,499円(税込)

「ねこぶそう2 並盛り」のA〜D/540円(税込)

「ねこぶそう2 並盛り」のA〜D/540円(税込)

【おまけ】
「2018 第58回 全日本模型ホビーショー」で披露された
「ねこぶそう」のジオラマやカスタマイズ作品

(C)BANDAI SPIRITS 2018
●「ねこぶそう2」の画像は開発中の試作品です

河上拓

河上拓

「日経エンタテインメント!」から「月刊ムー」まで、エンタメやホビーを中心に幅広く活躍するマルチライター。トランスフォーマーなどの変形玩具、海外ボードゲームに詳しい。

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