今月の注目ガンプラはこちら!
本連載「ガンプラカレンダー」は、今月発売されるガンプラの新製品と、現在予約受付中の公式オンラインショップ販売製品がひと目で把握できる発売日カレンダー。MS(モビルスーツ)のキットを中心に毎月最新情報をお届けする。
2019年9月の注目製品は、「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の放送15周年を記念し、1/100スケールのMG(マスターグレード)において初立体化された、ヒロインの搭乗機「ガナーザクウォーリア」! もうひとつは、「プレミアムバンダイ」で予約受付中の「HG 1/144 ガンダム6号機(マドロック)」だ。
※本記事の価格表記はすべて税込価格
「ガナーザクウォーリア」は、「プラント」の軍事組織「ザフト」が運用する量産型モビルスーツのひとつで、同作のヒロイン、ルナマリア・ホークの搭乗機。一般機のカラーはグリーンだが、本機は彼女のパーソナルカラーである赤に塗装されている
2004年に放映がスタートしたテレビアニメシリーズ「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の放送15周年を記念して、「ガナーザクウォーリア」を1/100のMGで初立体化。最新のフォーマットに落とし込み、アレンジを加えたプロポーションで再現されている。
「ガナーウィザード」には、動力パイプをメッシュパイプにリード線を通す構造するなどのこだわりのディテールや、砲身を展開するなどのギミックを搭載。迫力の長射程ビーム砲を構えるアクションを再現できる
各部には動くギミックを搭載。左右のモノアイや胸部のハッチが可動する
脚部の「動力パイプ」は、軟質の樹脂を採用しているため脚の動きに合わせて可動。インサート構造を採用しているため、組み立てる必要がない
スマートフォン用アプリ「ガンダムブレイカーモバイル」のプロダクトコードが初回生産限定で付属
1995年に放映がスタートしたテレビアニメシリーズ「新機動戦記ガンダムW」より、カトル・ラバーバ・ウィナーの搭乗機「ガンダムサンドロック」がHGで登場。
両腕が背中まで届くため、「ヒートショーテル」を背中から抜くアクションが可能。また、手首は「ヒートショーテル」を斜めに構えられる構造を採用しているなど、あらゆるポージングに対応したキットに仕上がっている。
ここでは、公式オンラインショップ「プレミアムバンダイ」限定で販売される製品を紹介。これらの製品は事前予約が必須で、生産準備数に達し次第、予約の申し込みが終了するので早めのチェックが必要だ。ここでは、2019年8月28日時点で予約ができる「11月発送アイテム」を中心にピックアップした。
地球連邦軍のペガサス級強襲揚陸艦「ブランリヴァル」に乗艦するMSパイロット、エイガーが運用した機体。汎用性の高いガンダムに、「300mmキャノン砲」や「グレネード・ランチャー」などの固定火器を追加しているのが特徴で、砲術戦に長けたエイガーの能力を最大限に発揮できた。機体は「一年戦争」時に運用され、ジオン公国軍「闇夜のフェンリル隊」と2度にわたり交戦。初戦は未完成の状態で投入されたこともあり、撃破の憂き目にあった。再戦時は「可変スラスター」を脚部に搭載したフルスペック状態で出撃したが、このときも撃退された
2001年に発売された「PlayStation 2」用ソフト「ジオニックフロント 機動戦士ガンダム0079」から、「ガンダム6号機(マドロック)」が1/144スケールのHGで登場。組み替え式を採用しており、ジャブロー防衛時の「未完成版」を再現することが可能な肩部装甲や脚部側面部パーツが付属する。
また、「6号機」を象徴する背部の「300mmキャノン砲」も新規造形で再現。接続基部が可動することで砲身の角度を変更できる。なお、「ビーム・サーベル」の柄も砲身に並行してセット可能。
ちなみに、「プレミアムバンダイ」では2019年8月28日現在、「たいへん好評につき、早期に終了の可能性があるため、品切れの際は次月以降2次発送分での受付を調整中」とのこと。
「HG 1/144 ガンダムAGEIIマグナムSVver.(FXプロージョン)」
2018年4月から放映されていたテレビアニメシリーズ「ガンダムビルドダイバーズ」に登場する、「ガンダムAGE-2」をベースにしたクジョウ・キョウヤの決戦仕様機が、必殺技「FXプロ―ジョン」発動時イメージのカラーリングで登場。ファンネル展開状態を再現する専用ディスプレイベースが付属。
「RE/100 1/100 ビギナ・ゼラ」
映画「機動戦士ガンダムF91」およびテレビアニメ「機動戦士Vガンダム」に対する「MSV(モビルスーツバリエーション)」のひとつに当たる作品「機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91」に登場する機体「ビギナ・ゼラ」が、RE/100シリーズで登場。搭乗者は、シェルフ・シェフィールド。全身のヒロイックな意匠をはじめ、頭部や胸部、肩部などの装甲やビーム兵装「V.S.B.R(ヴェスバー)」などを新規造形で再現している。なお設定通り、ガンダムタイプのフェイスパーツが付属。
「MG 1/100 ガンダムヘビーアームズ EW(イーゲル装備)」
マンガ「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光」に登場する武装「イーゲル」を装備した「ガンダムヘビーアームズ EW」が、MGシリーズでキット化。「武器コンテナ」、「追加ミサイルポッド」、「無限軌道」の3つからなる追加ユニットは、ハッチの開閉機構やボリューム感などを設定準拠で再現されている。なお、すべてのハッチを展開することで、劇中でも印象的な「全砲門オープン状態」も再現可能。
「MG 1/100 ドワッジ改」
「機動戦士ガンダムZZ」より、デザート・ロンメルが搭乗する「ドワッジ改」をMGシリーズでキット化。「MS-09G ドワッジ」をベースに新規パーツを加えて「ドワッジ改」の形状を追求しており、大型化されたモノアイバイザーや、2門となった「60mmバルカン」などを新規造形で再現している。
「HG 1/144 ジム・スナイパーカスタム(ミサイル・ランチャー装備)」
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の「MSD(Mobile Suit Discovery)」より、ア・バオア・クー攻略戦などに投入された「ジム・スナイパーカスタム(ミサイル・ランチャー装備)」が、HGキットで登場。追加武装オプションの「ミサイル・ランチャー」を新規造形で再現しているうえ、表情をつける平手のハンドパーツが付属する。
「MG 1/100 ガンダムデュナメス(トランザムモード)[メタリックグロスインジェクション]」
「機動戦士ガンダム00」より、トランザムを発動したイメージの「ガンダムデュナメス」がMGシリーズでキット化。劇中の「トランザムモード」をイメージした光沢感のある本体カラーをグロスインジェクション成形およびメタリック成形色で再現している。また、「GNスナイパーライフル」をはじめ、2丁の「GNビームピストル」など、専用の武装類が付属。
●画像の一部は、試作品、または開発中の設計データを使用したCG
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