今月の注目ガンプラはこちら! 写真は「2019 第59回 全日本模型ホビーショー」で撮影
本連載「ガンプラカレンダー」は、今月発売されるガンプラの新製品と、現在予約受付中の公式オンラインショップ販売製品がひと目で把握できる発売日カレンダー。MS(モビルスーツ)のキットを中心に毎月最新情報をお届けする。
2019年10月の注目製品は、短編OVAシリーズ第2期「GUNDAM EVOLVE../(ガンダムイボルブ ダブルドットスラッシュ)9」に登場した「MSZ-006-P2/3C レッド・ゼータ」を初立体化したMGキット。2019年10月より「プレミアムバンダイ」で、再販の予約受付をスタートした。
※本記事の価格表記はすべて税込価格
「MSZ-006-P2/3C レッド・ゼータ」は、「ゼータガンダム3号機C型」をベースに、ニュータイプ専用機に改良された機体。「サイコ・ニュートライザー」と呼ばれるシステムを搭載しており、機体各部に設置されたフィンが、外部の情報を収集するためのセンサーの役割を持つと言われている。当初予定されていた“ジョニー”なる人物に代わり、ニュータイプ能力を持つとされるユウリ・アジッサ(レッド・スネーク)がパイロットを務める
全天周映画「ガンダム新体験 グリーンダイバーズ」の後日談的作品「GUNDAM EVOLVE../9」に登場したMSをキット化。全身各所に配置されたフィンや、シャープなバックパックなど、各所アーマーが約8割変更された外装形状を、新規造形で再現している。また、「ゼータガンダム」の特徴である、大気圏突入モード「ウェイブライダー」への変形が可能。
情報収集機能を持つとされるフィンを全身に配置。バックパックは、シャープな逆三角形に仕上がっている
本機の専用武装は新規造形で再現。速射性を重視した小型手兵装「ビーム・ピストル」や、フィンを各所に配した「シールド」が付属
「ウェイブライダー」は、特徴的な形状のフィンやバックパック、シールドにより構成されるため、通常の「ウェイブライダー」と印象が異なる。テールスタビライザーは、上部に展開可能
以下、そのほかの新製品を紹介していこう。
「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」の主人公、クガ・ヒロトのガンプラ。同機は、「RX-78ガンダム」をベースアイデアにした「コアガンダム」に、サポートメカ「アースアーマー」をドッキングさせた姿で、「コアガンダム」時よりも基本性能がアップしており、ベーシックなバトルスタイルにおいて最大の効果を発揮する。「ビームライフル」にエネルギーパックを内蔵したシールドを接続し、追加充填を行うことにより、強力な一撃が放てる
2019年10月10日より、ガンダム公式YouTubeチャンネル「ガンダムチャンネル」にて配信がスタートする「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」の主役機をキット化。核ユニット「コアガンダム」と、サポートメカ「アースアーマー」を合体させることで、「アースリィガンダム」に換装できる。
また、本モデルには新機構「コアドッキングカスタム」を採用しており、ほかのガンプラのカラーパーツやウェポンを組み合わせることで、自分だけのオリジナルガンダムが作れるのも魅力だ。
「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」において、カザミが「インフィニットジャスティスガンダム」をベースにカスタムビルドしたガンプラ。名前の通り、「正義の騎士」がコンセプトだ。メインウェポンには「ショットランサー」をセレクトするなど、ベース機よりも武装を限定した、扱いやすいチューニングが施されている
「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」より、「インフィニットジャスティスガンダム」をベースとした機体が登場。騎士風のカスタムが施されており、「ショットランサー」と「円形シールド」、「マント風ウイング」を備える。
「ゴッドガンダム」は、闘いの状況に応じて2段変形できる「ネオジャパン」の決勝戦用機体。その性能は「シャイニングガンダム」をはるかに凌駕し、「シャイニング・フィンガー」を越える超必殺技「爆熱ゴッドフィンガー」は絶大な破壊力を誇る。パイロットは、ドモン・カッシュ
1994年から放映がスタートしたテレビアニメ「機動武闘伝Gガンダム」の「ゴッドガンダム」が、高解像度化する「ハイレゾリューションモデル」シリーズにラインアップ。格闘戦特化型フレーム採用をしており、大胆な蹴り上げアクションなど、シリーズ最高峰の可動を実現している。
「ペーネロペー」は、地球連邦軍対マフティー部隊「キンバレー隊」に配備された機体。大出力の「ミノフスキークラフト」を装備しており、大気圏内のMSの運用を一変させる機種として期待されている。パイロットは、レーン・エイム中尉
2020年に公開予定の劇場版映画「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」より、レーン・エイム中尉が搭乗するMS、ペーネロペーがHG化。ガンプラではおなじみのメカニックデザイナー、カトキハジメ氏による監修のもと、同機の複雑な機構を最新のHGフォーマットへと落とし込んでいる。
なお、「オデュッセウスガンダム」とフライトユニットに分離可能。
ここでは、公式オンラインショップ「プレミアムバンダイ」限定で販売される製品を紹介。これらの製品は事前予約が必須で、生産準備数に達し次第、予約の申し込みが終了するので早めのチェックが必要だ。ここでは、2019年10月9日時点で予約ができる「12月発送アイテム」を中心にピックアップした。
「MG 1/100 リ・ガズィ(ユニコーンVer.)」
2016年より放映されたテレビアニメ「機動戦士ガンダムUC」に登場する「リ・ガズィ」が、MGからキット化。「MG リ・ガズィ」をベースに、頭部や胸部、前腕部、太股部などの外装を新規造形で再現している。
「HG 1/144 ジンクスIV(量産機)」
2010年公開の劇場版映画「機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-」から、「ジンクスIV」の量産機がHGシリーズに登場。グリーンを基調としたカラーリングを成形色にて表現したり、劇中に登場した2つの「NGNバズーカ」などの武装を交えたりして、地球連邦軍主力機を再現している。
「RG 1/144 クロスボーン・ガンダムX2」
劇場版アニメ「機動戦士ガンダムF91」の続編「機動戦士クロスボーン・ガンダム」から、ザビーネ・シャルが操る「クロスボーン・ガンダムX2」が、細密表現を訴求するRGシリーズで登場。ブレードアンテナやバルカン形状など、「X1」と異なる頭部パーツや、「ショット・ランサー」を新規造形で再現している。
「HG 1/144 シナンジュ・スタイン(ユニコーンVer.)」
「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」の「MSV(モビルスーツバリエーション)」から、試作型MS「シナンジュ・スタイン」がHGキットで登場。専用武装「ハイ・ビーム・ライフル」や、「袖付き」の意匠が施される前の外装パーツ(一部)を新規造形で再現している。またカラーパターンは、「ナラティブVer.」と異なるものを成形色で採用。
●画像の一部は、試作品、または開発中の設計データを使用したCG
(C)創通・サンライズ
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