レビュー
気になるノンニコチンスティックを吸ってみた

アイコスで吸えるカプセルメンソール「LAVIE(ラヴィ)」を吸ってみた

さまざまな製品が登場している、ニコチンレスの加熱式タバコ互換スティック。ニコチンが入っておらず、純粋に「蒸気」を吸い込むという製品だが、フレーバーが豊富に用意されていることも特徴だ。今回は、3種類の味わいが楽しめる「LAVIE(ラヴィ)」を試してみた。

左から、「スプラッシュメロン」「ミント」「スプラッシュオレンジ」。実勢価格は1箱418円(税込)。3箱セットで1,254円(税込)といったところ

左から、「スプラッシュメロン」「ミント」「スプラッシュオレンジ」。実勢価格は1箱418円(税込)。3箱セットで1,254円(税込)といったところ

顆粒状の茶葉を使ったニコチンレスのタバコスティック

LAVIEは、ほかのニコチンレスのたばこスティックと同様に、基本的には加熱式タバコデバイス「アイコス」互換のスティック形状をしており、アイコスに挿入して吸い込む。中国産茶葉を使用したスティックだが、セルロース、ペクチン、デンプンなど、30種類以上の植物由来の材料を使い、茶葉を粒状に成形しているらしい。

実際に中身を見てみると、サラサラとした細かい砂のような顆粒が詰まっており、それがもれないようにフタをしているような形状になっているため、スティックをのぞき込んでも、茶葉が詰まっているような見た目にはなっていない。

タバコスティックを見てみると、左のマルボーロは茶葉が詰まっている感じがするが、LAVIEのほうは茶葉に見えない。この部分はいわば「フタ」で、中の顆粒状の茶葉がもれ出さないようになっている

タバコスティックを見てみると、左のマルボーロは茶葉が詰まっている感じがするが、LAVIEのほうは茶葉に見えない。この部分はいわば「フタ」で、中の顆粒状の茶葉がもれ出さないようになっている

アイコスにスティックを差し込んでみると、最初のフタを破るような軽い感触のあとは、「スッ」とブレードが入り込む。まるで中身がないようにも感じるぐらいで、この感触はアイコス純正スティックとは異なるものだ。

アイコスに差し込んでみる。かなり軽い感触で、中身があるのか心配になるほど。また、この状態でひねると簡単にフタが破れて中身がもれ出してしまうので注意

アイコスに差し込んでみる。かなり軽い感触で、中身があるのか心配になるほど。また、この状態でひねると簡単にフタが破れて中身がもれ出してしまうので注意

ブレードが刺さった状態でスティックをひねると動いてしまうので、そのまま無理して動かすとフタを破って粒がもれ出てしまう危険性もある。実際、無理に動かしてみて最後にアイコス本体を逆さにすると粒がもれてしまっていた。ただ、抜き差し程度では特に粒がもれてしまうことはないようだ。

茶葉は特に明確な産地の指定は見つけられなかったが、いずれにしてもたばこ葉とは異なりニコチンは発生しない。なお、重金属などの有害物質が含まれていないことを示す試験認証を取得しているらしい。

ただ、茶葉の高温加熱によって発生する物質にどこまで健康影響があるかは判断ができないので注意してほしい。このあたりは紙巻きタバコや通常の加熱式タバコと同じ話ではある。特に妊娠中、授乳中の人は注意したい。未成年者の使用も推奨されない。なお、本製品に関して特段の健康被害に関する調査結果は公表されていないようだ。

3フレーバーの中では一番強め。さわやかな苦味の「ミント」(カプセルなし)

というわけで、LAVIE全3種類を吸ってみた。まずはミント。LAVIEでは一般的な「レギュラー」というものは存在せず、いずれもフレーバーが含まれている。レギュラーだと、そもそもの茶葉の風味に特徴がないと味わいが弱くなってしまうので、何らかの風味は必要という判断かもしれない。

シンプルにメンソールが強く感じる「ミント」

シンプルにメンソールが強く感じる「ミント」

メンソールとミント風味のこの「ミント」。メンソールは最初のひと口目は強いが、その後なだらかに弱まっていく。どのフレーバーも同様の傾向なので、そういう意図なのかもしれないが、3フレーバーの中では一番強め。いずれにしても、ミント風味は弱めで、メンソールがミント感を出している。ミントのわずかな苦味も感じられ、なかなか味わいは良好だ。

カプセル入りでほのかな甘みと酸味の「スプラッシュオレンジ」

「スプラッシュオレンジ」は、その名の通りオレンジの風味が加えられており、確かに香りはオレンジ。酸味と甘みを感じる香りで、オレンジだということがわかる香りだ。

独特のオレンジ風味の「スプラッシュオレンジ」

独特のオレンジ風味の「スプラッシュオレンジ」

吸い込んでみると、まずはメンソールが鋭くのどに来て、その後にオレンジ風味がほのかに漂う。基本的に、それほどオレンジ感があるわけではなく、わずかなオレンジの香りを楽しむ形になる。

味わいとしては、ややメンソールが勝ちすぎると感じたが、吸っている間にちょうどいいあんばいに落ち着いた印象。とはいえ、最後まで強いメンソールを感じられるわけではない、という点はメリットともデメリットとも言えるかもしれない。

オレンジっぽい香りは継続するので、爽やかなオレンジの香りを吸っている感覚は持続する。これはこれで悪くない。ただ、蒸気自体は当然無味なので、ニコチンがないことによる物足りなさは残る。

そこでひとつ工夫として用意されているのが、「スプラッシュ」だ。これは、フィルター部分にカプセルが含まれており、つぶすことでオレンジの香りがさらに追加される、というもの。

カプセルは、スティックにある丸い円の印付近に含まれている。これを指などでつぶすわけだが、これが結構コツがいる。「メンソールを増量する」といった仕組みの紙タバコはもっと気軽につぶせたが、これはどうもつぶした感覚が薄く、実際につぶせたかどうかがわからないのだ。

この円のプリントのあたりにカプセルがあるようだ。切り出してみると、丸いカプセルがひとつ入っていた

この円のプリントのあたりにカプセルがあるようだ。切り出してみると、丸いカプセルがひとつ入っていた

想像では、カプセルをつぶすと「ブワッ」と香りが広がって風味が強くなるものだと思ったのだが、思ったよりも穏やか。薄くなった味が元に戻るという感じだが、あらかじめつぶして吸い出すと、最初のひと吸いのインパクトがアップする。

吸っている途中で足りなくなった風味を補うのは、加熱式タバコだと少し難しく、基本的には吸い出す前につぶす使い方なのだろう。吸っている途中で、歯でつぶすという手段もありだ。ただ、フィルター部分もつぶれてしまうので、あまり見栄えはよくはない。

“お菓子のメロン”が強烈な「スプラッシュメロン」

「スプラッシュメロン」は、まさにメロンである。ただし、「お菓子の」という前提がつく。アイスなどに使われる、メロン香料の風味だ。甘いメロンの香りに、爽やかな弱めのメンソールがアクセント。冷感によってメロンアイスっぽさが増す。

甘い味わいの「スプラッシュメロン」

甘い味わいの「スプラッシュメロン」

正直に言って、3つの中ではもっとも気に入った味わいだ。甘いしメンソールも弱いので、好き嫌いは分かれると思うが、「お菓子の偽物っぽい甘い味が好き」という人なら問題ないだろう。

このメロンも「スプラッシュ」で、フィルター部分にカプセルが内蔵されている。これをオレンジと同様につぶすと風味が増す。基本的にはどんどんつぶすといいと思ったが、まあ、これも好みの問題だろう。

食後のデザート感覚で味わうのもアリ

基本的に甘みのあるフレーバーがそろったLAVIE。メンソールは全体的に弱めで、そういった面での刺激を求めるニーズには応えられないが、甘い風味でひと休みという印象になる。

仕事の合間や帰宅後の一服には向いていそう。甘みはあるが、食べる甘味とは違ってべたつかずに、メンソールの爽やかさもあるので、食後にデザート感覚でスッキリしたいという吸い方もできそうだ。

※本記事は喫煙を推奨するものではありません。ご利用にあたっては、健康リスクなどをご考慮のうえ、注意・マナーを守ってご使用ください。

小山安博

小山安博

編集者からライターに転身。PC、デジカメ、スマホ、セキュリティ、決済などのジャンルをつまみ食い。軽くて小さいものにむやみに愛情を感じるタイプ。

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