JTの加熱式タバコデバイス「プルーム・オーラ」とともにデビューし、今、絶好調の専用スティック「EVO(エボ)」から、2025年12月1日、新たなメンソールが2銘柄「エボ・ブラック・メンソール」と「エボ・フレッシュ・ミント」が発売されました。
左が「エボ・ブラック・メンソール」で、右が「エボ・フレッシュ・ミント」
加えて、11月15日には、既存銘柄「エボ・コールド・メンソール」の味わいがアップグレード。新作を含めると、「エボ」のメンソールタイプは計3銘柄に増えました。
メンソールが3種類揃った「エボ」のキービジュアル
本稿では、新たに加わった2銘柄をレビューするとともに、「エボ・コールド・メンソール」は新旧を比較して味わいの変化を紹介します。
「エボ」全体ではラインアップが7銘柄に
まずは「エボ・ブラック・メンソール」から。
本銘柄は、「冷感アクティベート成分」を新たに採用し、同社の加熱式タバコ史上最強のメンソールフレーバーに仕上げられたそう。
スティックを嗅ぐだけでも、実に力強い冷涼感が鼻腔を心地よく刺激。同社いわく、「冷感アクティベート成分」とは、ひと吸いで突き抜けるような冷涼感と、圧倒的な吸い応えを体感できる要素とのこと
「プルーム・オーラ」の別シリーズの強メンソール「メビウス・ブラック・コールド・メンソール」にも「キター!」と言いたくなるような爽快感がありますが、「エボ・ブラック・メンソール」でも同様かそれ以上のものが体感できます。
試喫してみると、香り以上にパワフルなメンソールの冷涼感が口いっぱいに広がります
加えて印象的なのは、香ばしくまろやかなタバコ葉の豊かなフィール。そう、このエレガントな喫味は「エボ」ならではのもので、決してクールなだけでなく、ある種、ウォームなコクがマッチし、トータルではジェントルな強冷メンソールに仕上がっているんです。
次は「エボ・フレッシュ・ミント」をレビュー。
こちらの銘柄は、甘みのあるミントの香りを効かせた、ほどよいメンソール感が特徴。「メビウス」シリーズでいえば、「メビウス・ミックス・ミント・メンソール」に近いキャラクターでしょうか。
香りはミントガムをイメージさせるような、奥底に甘みを感じるミントフレーバー
吸ってみると、メンソールは穏やかないっぽう、タバコ葉のリッチな旨味はしっかりと感じられる絶妙なブレンドで、心地よい吸い応えです。
ノドへのキックもそこそこあり、満足度の高い味わい
既存の「エボ・コールド・メンソール」も、品質のよさを感じられる贅沢なおいしさでしたが、今回新発売された「エボ・ブラック・メンソール」と、「エボ・フレッシュ・ミント」も、その期待を裏切らない完成度だと思いました。
リニューアルされた「エボ・コールド・メンソール」もチェック。こちらは、パッケージの装いはそのままに、味わいがアップグレードされました。
左が「エボ・コールド・メンソール」のアップグレード版。パッケージのシュリンク包装に、「NEWブレンド」と書かれた赤いアイコンが目印です
アップグレードの要は、先述「エボ・ブラック・メンソール」でも採用されている「冷感アクティベート成分」を配合していること。これによって、より爽快感の極まる味わいに仕上がっているそうです。実際はどうでしょうか。
中身のスティックも見た目は同じ。香りもこの時点では大きな違いは感じられません
アップグレード版は「プルーム・キューブ」で、従来版は「プルーム・オーラ」で、それぞれ「スタンダードモード」で吸い比べました。なお、デバイスのスペックは同じ
率直な感想として、同社が言う「爽快感の極み」は言いすぎな気がしましたが、総合的なおいしさは進化した印象。メンソールの爽快感とタバコ葉のコク、それぞれがはっきりと出ており、より個性を感じられる味に仕上げられています。
特にミドルから追いかけてくる、「エボ」らしい上質なタバコ葉の余韻がリッチ。それでいてメンソールとのバランスもよく、旧版よりも味わいが洗練されたと感じました。
今回、新作「エボ・ブラック・メンソール」と「エボ・フレッシュ・ミント」、そしてリニューアル版「エボ・コールド・メンソール」を吸ってみて、改めて「エボ」は上質なタバコ葉のおいしさが楽しめるシリーズだと実感しました。メンソール好きな人は、個性豊かな3銘柄をぜひ味比べしてみてください。
「プルーム・オーラ」で楽しめるメンソールタイプの「メンソール感」を数値化した表
なお、今回の新銘柄に加え、「プルーム・オーラ」からは限定カラー「アクアグリーン」も発売されましたので要チェックです!
新銘柄と同じく2025年12月1日に、限定カラーの「プルーム・オーラ アクアグリーン」(左端)を発売