2026年7月6日、フィリップ モリス ジャパンの加熱式タバコデバイス「IQOS ILUMA i(アイコス イルマ アイ)」の専用タバコスティック「センティア」から、初となる青系パッケージのレギュラータイプ「センティア コバルト ブルー」が発売されました。
「センティア コバルト ブルー」。1箱570円(税込)
「アイコス」の専用タバコスティックは、「テリア」(税込620円)と「センティア」(税込570円)がラインアップされていますが、今回紹介する新銘柄は50円安い「センティア」から。シリーズ全体としてのラインアップ数は全19種類に増えました。
本稿では「センティア コバルト ブルー」の特徴や味わいを、実際に吸ってレポートします。
「センティア」シリーズにおいて今回の新銘柄は、かなり野心的。というのも、「センティア コバルト ブルー」は、従来のレギュラータイプで最も濃厚かつコク深かった「センティア ディープ ブロンズ」を上回る重厚な味わいだからです。
今回の新銘柄発売により、「センティア」のレギュラータイプは全6銘柄へ
これは、レギュラータイプのファン垂涎の朗報。ひいては、「センティア ディープ ブロンズ」よりさらに濃厚な味を求めている人、また「テリア」で最も濃厚な「テリア リッチ レギュラー」の愛煙家にとっても、前向きな乗り換え対象になるはずです。
「センティア」の最新ラインアップ
ここからは「センティア コバルト ブルー」ついて、より具体的に深掘りしていきます。まず、ブランディングとして従来品との違いを感じる3点について言及します。
1つ目は、抽象的なネーミング。「ディ−プ」「ピュア」「スムース」といった、味わいに関するイメージではない「コバルト ブルー」という名称を起用した点に、何かの意図があると感じざるを得ません。
2つ目は、「センティア」のレギュラータイプで初となる青系パッケージ。「テリア」では積極的に採用されてきたカラーを踏襲したわけですが、この点にも何かの狙いがあるのでは? と勘ぐってしまいます。
そして3つ目は、パッケージに記された、デバイスに関するあしらい。まずは、ほかの銘柄との比較をご覧ください。
ブランドロゴ「SENTIA」の下にあしらわれた文字に注目
この点は、1つ前の新銘柄「センティア フレッシュ パープル」から変化が見られましたが、これまでは「for IQOS ILUMA」だったのが、「センティア フレッシュ パープル」では「PURPLE CAPSULE」に。そして今回の「センティア コバルト ブルー」では「for IQOS」の記載がされています。
天面のあしらいは「センティア コバルト ブルー」のみ「for IQOS」。ほかは「for IQOS ILUMA」
「センティア フレッシュ パープル」は、シリーズ初のカプセル入りフレーバー系メンソールタイプなので納得はできるものの、今回は王道のレギュラータイプです。理由はわかりませんが、「センティア コバルト ブルー」は特別な銘柄ということなのかもしれません。
ちなみに、もう1つあげるとすれば、タバコスティックに刻印されたラインにも違いが見られました。「センティア コバルト ブルー」は、線の数や配色が独特で、シンプルにデザイン的な遊び心なのか、それとも別の思惑があるのか、気になる部分です。
「センティア コバルト ブルー」のスティックは青系に加え、なぜか黄色くてやや太い線が加わった計3本のラインが描かれています
そしていよいよ、味わいをチェック。
ここにも「センティア コバルト ブルー」ならではの個性を感じました。まず、パッケージから直接かいだ香りが独特。レギュラーらしいウッディーな表情はもちろんあるものの、スパイスや果実味にも似た甘酸っぱいアロマを、うっすらと感じます。
スパイスは、八角やクローブ的な甘い系。また、誤解を恐れずに言えば「梅仁丹」、もしくは干し梅(梅干しではなく「スッパイマン」的な)のような、乾燥させた果実のニュアンスも。ただし、果実味はパッケージを直接かいだ際の香りであり、デバイスに挿して吸った味には、スパイスがほんのり感じられる程度でした。
吸った味わい自体は、正統派のレギュラーフレーバー
「センティア ディープ ブロンズ」との違いはいかに?
「センティア ディープ ブロンズ」と吸い比べると、「センティア コバルト ブルー」のほうが特に濃厚なコクが強め。またこうして比べると、「センティア コバルト ブルー」のほうがスパイス的な香りによって少々甘やかな方向性にも感じます。これは好きな人、乗り換える人も一定数いるのではないでしょうか!
「アイコス イルマ アイ」専用タバコスティックの市場に目を向けると、2026年4月1日に、「テリア」は580円から620円に、「センティア」は530円から570円に値上がりました。
金額差は以前からの50円と変わらないものの、600円を超えた「テリア」への心理的負担を感じる愛煙家は少なくないはずで、「センティア」へ乗り換えを検討しているユーザーもいるでしょう。
今後のラインアップ拡充で特に注目なのは、「センティア」ではまだ1銘柄だけのカプセル入りフレーバー系メンソールタイプ
いっぽう、「テリア」は現在全27銘柄、「センティア」は全19銘柄ですから、乗り換えの受け皿でもある「センティア」は、今後より拡充が強化されると推察できます。次は、どの味わいカテゴリーから新作が登場するのか。引き続き「センティア」には注目です。