ジオンのすべてのモビルスーツの元となった機体!?

THE ORIGIN Vに登場する「YMS-03 WAFF」のプラモデルを組み立ててみた

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2016年5月27日現在、劇場でも上映されている「機動戦士ガンダム THE ORIGIN V 暁の蜂起」は、アニメ「機動戦士ガンダム」における、人類史上最悪の戦争こと“一年戦争”が勃発するよりも前のストーリーを描いた作品です。シリーズ3作目の今回、ジオン公国では、ミノフスキー博士がドズル・ザビの指揮の下、宇宙での実戦可能なMS(モビルスーツ)の開発を秘密裏に進めるシーンが描かれています。劇中で唯一、MSが登場した場面なのではないでしょうか?(今回は戦車戦、白兵戦がメインでしたね!)そのジオンのプロトタイプ・モビルスーツが「YMS-03 WAFF」(以下、ヴァッフ)。ザクT(旧ザク)やザクU(ザク)、それ以降のMSのルーツとなる機体という設定で、あちこちが、その後登場するいろいろなMSに似ています。

今回、ガンプラ「HG 1/144 YMS-03 ヴァッフ」を組み立ててみましたので、紹介いたします。

パッケージ。人型の機動兵器がついに宇宙進出です

パッケージ。人型の機動兵器がついに宇宙進出です

組み立てた「ヴァッフ」を詳しく見てみます

「YMS-03 WAFF」。武器(武具)という意味のドイツ語「waffe(ヴァッフェ)」より名づけられたそうです。胴体はザクUと似ていますが、他の編集部スタッフからは「下半身はドムっぽい」という意見もありました

後ろはこのような感じ。がっしりしていて強そう。劇中のミノフスキー博士のイメージ動画では、宇宙を俊敏に飛び回っていましたね。背中のバックパック(ランドセル)は、ザクよりもちょっと小型のような気がします

頭部はモビルワーカー(「機動戦士ガンダム THE ORIGINU 哀しみのアルテイシア」に登場する人型機動兵器)に似ています。モノアイはシールで表現されています。モビルワーカーから引き継いだ部分はほかにも多そうです

付属する武器は、上段「試作型MS用バズーカ」と「持ち手(右)」、バズーカ用の「腰部マウント」。下段左より、手に持たせる用と腰に装着する用2種類の「ヒートホーク」、「平手(左)」、「シールド」

付属の説明書と、マーキングシール。モノアイ用のマーキングシールは2種類用意されています

付属の説明書と、マーキングシール。モノアイ用のマーキングシールは2種類用意されています

パーツです。組み立てにかかった時間は3時間ほど

パーツです。組み立てにかかった時間は3時間ほど

可動を見てみましょう

バズーカを構えてみました。バズーカの持ち手が動くのと、肩のジョイントが引き出せるのでポージングしやすくなっています

おなじみヒートホーク

おなじみヒートホーク

スカート部分は左右別々に可動。膝がよく曲がるので、立て膝の姿勢も安定しています

スカート部分は左右別々に可動。膝がよく曲がるので、立て膝の姿勢も安定しています

足首は前に倒すと連動して足裏も曲がります。足首と、脛のカバーとの間が広いので、足首をくるくる回すことができます

足の裏が広く、片足で立たせることもポーズによっては可能

足の裏が広く、片足で立たせることもポーズによっては可能

バランスがいいです

バランスがいいです

腰は、ひねったり、伸ばしたりできるようになっています

腰は、ひねったり、伸ばしたりできるようになっています

腕、肩がよく動き、よく曲がるので、腕を頭の後ろや上へ持っていくことも可能

腕、肩がよく動き、よく曲がるので、腕を頭の後ろや上へ持っていくことも可能

肩のジョイントは引き出せるようになっています

肩のジョイントは引き出せるようになっています

モノアイは、頭部パーツの裏側のつまみを移動させることにより動かせます

モノアイは、頭部パーツの裏側のつまみを移動させることにより動かせます

バーニアは大きめ。ボールジョイントになっているので上下左右ななめなど自由な角度に動かせられます

バーニアは大きめ。ボールジョイントになっているので上下左右ななめなど自由な角度に動かせられます

両脚の付け根は前後にスライドさせることができます

両脚の付け根は前後にスライドさせることができます

腕は一部を外して、THE ORIGINシリーズの「004 HG 1/144 プロトタイプグフ(戦術実証機)」や「006 HG 1/144 モビルワーカー MW-01 01式 後期型(マッシュ機)」の上腕部と付け替えることが可能となっています。パーツを付け替える際の爪の開閉ギミックがかっこいいです

まとめ

ジオンのMSのルーツということで、すべてのMSの基礎ともいえそうな「ヴァッフ」。これから改良を重ねて、その後のザクTやザクUになっていくという設定で、随所に「ザクっぽさ」や他のMSのデザインに通じる部分を発見できると思います。他のガンプラとパーツを取り替えられるつくりは、合体ロボっぽくておもしろいです。

グレーを基調としたシンプルなカラーリングは兵器っぽさがあり、脚部などには細かい筋彫りの描写(モールド)が多く、完成すると丈夫でがっしりとした雰囲気になります。モールドとパーツのつなぎ目が連続しているので、つなぎ目の溝が気にならない構造がいいですね。脚部はパーツ同士の接する面が、表面に対して垂直ではなくななめになっているので、つなぎ目の部分が影になりすぎず、モールドと同じような見た目になるのかなと思いました。

HGシリーズですが、つま先とかかとや、肩、肘、膝、腰など動かせる部分がたくさんあるので、ぐねぐね動かして人間味のあるやわらかなポージングが可能になっているのもポイント。ジオンのMSは丸みがあって、さらに人間っぽいなーと感じました。その分パーツも多めに感じますが、RG(リアルグレード)シリーズに含まれるほど小さなパーツはないので、作りやすいです。

「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」シリーズの、すでに発売されている「ザクI(デニム/スレンダー機)」「ドム試作実験機」「プロトタイプグフ(戦術実証機)」「モビルワーカー MW-01 01式 後期型(マッシュ機)」と組み立て比べてみると、ジオンのMS開発の歴史がより理解できそうです。

編集部に「スターターセット ガンダム vs. 量産型ザク」(2010年発売)のザクがいましたので並べてみました。背丈やからだの大きさは同じくらいですが、頭部はヴァッフのほうが少し小さめ

堤 智代(編集部)

堤 智代(編集部)

ホビーやおもちゃを中心にレビュー記事を担当しています。ラジコンやプラモデル、フィギュアを取り上げることが多いですが、それら以外でも楽しそうな製品を紹介していきたいと思います!

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2017.6.23 更新
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