初の固定翼型ドローンで、最高速度80km/h! これまでにないパイロット体験を

フリスビーのように投げて離陸。固定翼型ドローン「Parrot Disco」を体験してきた!

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仏Parrot社は、初の固定翼ドローン「Parrot Disco」と、専用コントローラー「Parrot Skycontroller 2」、専用FPVヘッドディスプレイ「Parrot Cockpitglasses」を発表しました。この3つはセット販売され、価格は税別180,000円となっています。日本国内での発売は10月中を予定しているとのこと。今回、発売に先がけて、千葉県にあるゴルフ場「ブリック&ウッドクラブ」にて行われた体験会に参加させていただきました!

「Parrot Disco」を持つ、仏Parrot社のJPAC地域担当バイス・プレジデント兼マネージング・ディレクターのクリスさん。本体のサイズは58cm×115cmと、これまで発表されたドローンの中でも大型の部類ですが、EPP(発砲ポリエチレン)とカーボンチューブでできているので、重量は750gと軽量

まずは、実際にParrot Discoが飛ぶ様子をご覧ください。“フリスビーを投げるように”機体を投げると、Parrot Discoは自動的に離陸。その後すぐに自動で50mの高度まで飛び、旋回を続けながら命令を待ちます。

Parrot Discoで撮影した空撮の動画は以下からご覧ください。体験会では筆者も実際にParrot Cockpitglassesを装着した状態で飛行中の映像をライブストリーミングで体験することができ、空から滑るように降りてきたり、急上昇するところは、ジェットコースターに乗っているような迫力を感じました。

体験会にて、ブーメランとも、ステルス機とも、「風の谷のナウシカ」に登場する「メーヴェ」とも似ていると言われていた本体。翼の後端部には、大型旅客機の翼のように可動式の補助翼が取り付けられています。おもに着陸時に稼動していました

主な推進力となるのは、本体後方に取り付けられた2ブレードプロペラを装着したブラシレスモーター。このプロペラと補助翼により、Parrot Discoは最大時速80kmでフライトすることが可能。さらに風速11.11m/sの強風にも耐えることができるとのことです

Parrot Discoには、自動操縦装置の「C.H.U.C.K.」(チャック、Control Hub & Universal Computer for Kit)が採用されていて、これにより安定した離着陸操作や、パイロットの操縦を安全にアシストすることが可能です。また、別売りのR/C受信機を接続すれば、完全マニュアルモードでの飛行も楽しめるようになっています

機体の裏側には機体の位置を計算したりするのに使うための垂直カメラも取り付けてあります

機体の裏側には機体の位置を計算したりするのに使うための垂直カメラも取り付けてあります

機体の上部にはピトー管が、前方部には1400万画素のフルHDフロントカメラが取り付けられています。ピトー管は、航空業界で一般的に使用されているもの。「対気流速度」を測定し、フライトの操縦をコントロールするのに役立っています

機体は、翼を外して分解することが可能。コンパクトに持ち運びできます

機体は、翼を外して分解することが可能。コンパクトに持ち運びできます

Parrot Discoに同梱される「Parrot Skycontroller 2」。前モデル「Parrot Skycontroller」よりもずっと小型で軽量になり、ネックストラップも必要なくなりました。ジョイスティックの操作も、本物のパイロットのように、手前にレバーを引くと上昇する操作法に変わりました。離着陸は従来どおり、ボタンひとつで操作できます

コントローラーのみでも楽しめますが、専用アプリ「FreeFlight Pro」をインストールしたスマートフォンを接続することで、本体前方に搭載されたフロントカメラからの動画をストリーミングで楽しむことも可能です

こちらは専用のFPVヘッドディスプレイ「Parrot Cockpitglasses」。iOSもしくはAndroidのスマートフォンを本体にセットすると、フロントカメラからの映像をライブストリーミングで楽しむことが可能です。ただし、Parrot Cockpitgrassesを使用するときはコパイロット(副操縦士)の同伴が必要です

FPVの画面は写真のような感じ。フロントカメラからの動画のほかに、高度や傾き、速度、バッテリー状況が表示されます

Parrot Cockpitglassは、メガネの上からでも、装着が可能です

Parrot Cockpitglassは、メガネの上からでも、装着が可能です

本体は、高性能GPSを搭載しているため、専用アプリ「FreeFlight Pro」で「ジオフェンス」機能を設定することが可能です。あらかじめジオフェンスを設定しておけば、Parrot Discoは、決められた範囲より外に飛んでいくことができなくなります

Parrot Disco は、大きな固定翼になったことで、遠くを飛んでいても見つけやすく、機体の前後もわかりやすくなり、離れた地上からでもコントロールしやすくなりました。軽く丈夫な素材でできた固定翼で、クアッドコプター型のドローンより壊れにくいのもポイントです。ただし、クアッドコプター型のものと違い、ひとつのプロペラと固定翼により、風に乗って飛ぶので、空中の1点で静止した状態でのホバリングはできないようでした。その代わり、約45分間の連続飛行が楽しめます。

「着陸が雑」との声もあちこちから聞こえていましたが、機体が軽いこともあり(筆者としては)着地もソフトなほうだと感じます。飛んでいると大きな飛行機のようにも見えますが、実際にはブーメランのような形で外側の装飾もないので、故障も少なそうです。

堤 智代(編集部)

堤 智代(編集部)

ホビーやおもちゃを中心にレビュー記事を担当しています。ラジコンやプラモデル、フィギュアを取り上げることが多いですが、それら以外でも楽しそうな製品を紹介していきたいと思います!

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2017.6.23 更新
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