もうすぐ冬のコミケ!
この日のためにお金をためて、「戦利品(同人誌)をゲットしまくるぞ!」と気合いを入れている人も多いんじゃないでしょうか。
ただ同人誌って、いわゆる「薄い本」なんていわれるように、1冊1冊は薄いんですけど、それでも数が集まるとなかなかの質量に……。
さらに「B5」と呼ばれるサイズのものが多いため、漫画単行本向けの本棚には入らないんですよ。
……ということで、テンションにまかせて大量にゲットしたはいいけど、収納場所に困り、とりあえず段ボール箱に詰めて、押し入れなどに突っ込んでいる人もいることでしょう。でも、それだと読み返したいときにサッと取り出しづらいですよね。
そんな悩める収納ジプシーのみなさんのために、まさかのグッズを紹介しましょう。
「インテリアになじみの良い同人誌ラック」!
ま…まさか、同人誌専用のラックなんてあるわけが……!?
納品書にちゃんと書いてあるー!
中身はこんな感じです
まあ、要は本棚なわけですが、「同人誌ラック」とうたっているだけあって、同人誌を収納するに当たっての気遣いがあちこちに。
当然、B5サイズの本がピッタリ収まります
全28ページの、よくある薄〜い同人誌を収納してみると……。
1つのパーティションに22冊入れられました
ということは、すべてのパーティションいっぱいに詰めれば88冊入る計算。冬コミでバカみたいに戦利品をゲットしても安心の収納力といえるでしょう。
ところでこの仕切り、なんのためについているのかというと……。
ジャンルやカップリングごとに収納できるように……という心遣いらしいです。ありがてえ!
とはいえ、あるジャンルに特化してゲットしまくっていると、1つのパーティションには収まりきらない……なんてケースも考えられますよね?
別のパーティションに入れていけばいいことなんですが、同じジャンル・カップリングなのに、別々のパーティションに収納するのはしのびないという気持ちも……。
そんなときは、この「仕切り」を外すこともできるんですよ!
なんてユーザーの気持ちを考えた設計!
「仕切り」を外した分、こんな感じになっちゃいますが……
ただ本を立てて収納しておくと、下の部分が擦れちゃうという問題もあるので、横置きにしたほうがいいかもしれません。
こっちが基本かな
しかし、ここまで同人誌ユーザーの気持ちを考えて作られた商品なのに、あの問題が残っていると思いませんか?
そもそも同人誌をむき出しのまま部屋に置いておけるか問題!
見えているのは背表紙だけとはいえ、むき出し状態で部屋に置いておくにはいろいろと問題のあるタイプの同人誌もありますよね……。
しかし、そのへんもちゃんと考えていてくれました!
ババン!
「同人誌ラック」扉付き!
扉さえ閉めてしまえば、パッと見、普通のオシャレ家具にしか見えません。
1つのパーティションには、先ほどの同人誌が20冊収納できました
扉が付いている分、若干収納力が落ちますが、やはり扉が付いていてくれたほうがいろいろな意味で心の平安が保たれるってもんでしょう。
紙の日焼け対策にもなりますしね。
うん、インテリアになじみがいい!
これだったら、リビングに設置しても問題ない……かどうかは自己責任でお願いします!
穴からチョロッと中身が見えちゃってますしね
ちなみに、上部にはダボ穴が開いているので、付属の丸棒を使ってつなげば……
こんな感じで、縦に積み上げていくことも可能!
ドンドン買い足していけば、何年分もの戦利品をキレイに収納することもできますね!?(推奨は4段積みまで)
これで冬コミでは心置きなくお買い物ができそうです!
藤子・F・不二雄先生に憧れすぎているライター&イラストレーター。「デイリーポータルZ」「サイゾー」「エキサイトレビュー」他で連載中。