暑い……
今年の夏も暑いですね。ぬれタオルを持ち歩いていても、すぐにぬるくなっちゃって、気持ち悪い……。
そんなとき、一瞬にしてタオルをカッキンキンに冷やしてくれるスプレーがありました。
左から「瞬間冷却スプレー」「タオルに氷をつくるスプレー」「瞬間氷スプレー」です
どれも、タオルに吹きかけることで、キンキンに冷やしてくれるという用途は一緒ですが、中でも「タオルに氷をつくるスプレー」と「瞬間氷スプレー」のふたつは「氷を作ってくれる」というのが売りなんです。
どういうことなんでしょうか?
というわけで、タオルにそれぞれのスプレーをシュゴーッと噴射してみたところ……
それぞれ特徴的な結果に
「瞬間冷却スプレー」は、タオルの上に霜がおりたような感じ
「タオルに氷をつくるスプレー」は、積もった雪が固まったような、こんもりとした氷ができています
「瞬間氷スプレー」は、氷というよりは粉雪が散ったような状態に
見るからに冷たそうではありますが、実際の温度はどんなもんなんでしょうか?
それぞれ、一番温度が低い場所を探りつつ、計測してみたところ……
意外な結果に!
わかりやすく氷ができているものよりも、霜のような状態になっている「瞬間冷却スプレー」のほうが圧倒的に冷たい!
ほかのふたつは液体(泡?)を噴射してそれを凍らせているのに対して、「瞬間冷却スプレー」は冷た〜い気体でタオル自体を冷やしているようです。そのへんの差が出たんでしょうか?
ただ、5分間室温で放置した後の温度はこんな感じ。
冷たさの持続力は「タオルに氷をつくるスプレー」が高そうです
やはり、これだけわかりやすく氷の塊ができていると、冷たさも持続しますよねぇ
スプレー噴射時のインパクトも「タオルに氷をつくるスプレー」が圧倒的です。
鍾乳洞かよ!
どのスプレーも、タオルをキンキンに冷やしてくれるので、暑い時期にメチャクチャ重宝しそうです。
タオルにバシューッと噴射して
うおーっ、冷たくて気持ちイイ!
ちなみに今回ご紹介した3つのスプレー、直接肌に吹きかけるのは禁止されていますが、タオルのほか、衣服に噴射するのはオッケーとされています。
ということで、直接Tシャツに吹きかけると……。
ヒィーッ! 冷え冷え!
衝撃的な涼しさで気持ちいいんですが……。
Tシャツに直がけだと、スプレー跡が結構目立っちゃいますね
噴射後、しばらくたってもこんな感じ
やはり、ガッツリ氷ができる「タオルに氷をつくるスプレー」は目立ちます。
場所によっては乳首から何か出ている感が……
タオルに噴射して使うなら、冷たさ持続力の高い「タオルに氷をつくるスプレー」がおすすめですが、Tシャツなどの衣服に直で噴射する場合は、比較的目立ちにくい「瞬間冷却スプレー」のほうがよさそうです。持ち歩くなら、スプレーサイズの小さい「瞬間氷スプレー」でしょうか。かなり気持ちいいので、夏のお出かけのお供にぜひ!
シュゴーッ!
いやあ、目が覚めるくらいの冷たさです