外出時にはマスク着用必須というのがすっかり常識になってきていますが、メガネユーザーにとってつらいのは、マスクをするとメガネがくもっちゃうこと。
寒い時期は特にね……
メガネがくもると、テンションも集中力もだだ下がりです。……ということで、メガネのくもり止めグッズをいろいろと集めてみました。
メガネのくもり止めグッズ各種
ウエットシートタイプの「くもり止めシートクリーナー」
1回ごとの使い捨てタイプ。個包装で30枚入りです。
布タイプの「くもり止めクロス」
クロス3枚入り。1枚につき約25回使用できるようです。
スティック型の「くもり止めクリーナー 塗り込みタイプ」
1本で約120回使用できます。
そして、レンズ自体にくもり止め加工がされている「お風呂メガネ」
いろいろありますが、くもり止め力はどんなもんなのか調べてみたいと思います。
シートタイプ、布タイプは普通にレンズを拭くだけ
スティック型は、レンズ全体に液を塗って……
ティッシュなどで拭きとります
「お風呂メガネ」はそのままでオッケーです。
向かって左側を「くもり止めシートクリーナー」で、右側を「メガネのくもり止めクロス」で拭いたメガネですが……
マスクをしてフガーフガーと鼻息を荒くしても全然くもらない!
熱湯を入れたマグカップを近づけても大丈夫です
左側に「くもり止めクリーナー 塗り込みタイプ」を塗って、右側は何もしていないメガネは……
効果は一目瞭然!
どれもちょこっと拭いただけなのに、思った以上にくもり止め効果が発揮されています。
「お風呂メガネ」は……うん、問題なく、くもり止めされていますね
くもり止めの効果はよくわかりましたが、問題はその効果がどのくらい持続するのかということ。
レンズをティッシュペーパーでゴシゴシ拭きとってみたところ……
効果はほとんど変わらず
鼻息を出した瞬間、「メガネのくもり止めクロス」のほうは若干モヤッとする感じがありますが、まずまず問題ないでしょう。
「くもり止めクリーナー 塗り込みタイプ」も問題ナシ!
「お風呂メガネ」も変化ないですね
レンズを拭くくらいでは効果は変わりませんでした。
それじゃ、水洗いしたら……?
今度はレンズをよく水洗いして、乾かしてから鼻息チェックしてみました。
あ、ダメだ……
どちらかというと「くもり止めシートクリーナー」のほうがマシですが、まあ誤差の範囲内ですかね。
こちらもダメ
やはり、水洗いしちゃうとくもり止め効果も落ちてしまいますね。
お風呂で使う前提の「お風呂メガネ」はまったく問題ナシ
レンズ自体にくもり止め加工されている「お風呂メガネ」が一番優秀とも言えますが、基本的にお風呂で使う前提のメガネであることと、選べるレンズの度数が限られていることなどから、普段使いするのは難しいかと思います。
「お風呂メガネ」以外のくもり止めグッズの効果は、どれもほとんど変わらない感じ。ただ、拭くだけでオッケーという手軽さと、シート1枚1枚が個別包装されている清潔感から、「くもり止めシートクリーナー」が使いやすいかなと思います!
水洗いしない通常使用だと、3日たってもこのくらいのくもり止め効果は持続しています
雨などが降っていない限り、1日1回拭いておけばメガネのくもりの悩みが解消されると思いますよ! まだまだマスク必須の生活は続きそうなので、お困りのメガネユーザーは試してみる価値アリだと思います。
藤子・F・不二雄先生に憧れすぎているライター&イラストレーター。「デイリーポータルZ」「サイゾー」「エキサイトレビュー」他で連載中。