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薄っ、快適、 痛くない! やわらかな極薄リングの「ソフィーチェノート」

表紙を360度折り返して省スペースで書けたり、1ページだけ切り離してメモ代わりに使えたりするリングノートは、その使い勝手のよさから、愛用している人は多いことでしょう。

しかし、リングがあるがゆえのデメリットもいくつかあげられます。リングが太いものはカバンに入れたときにかさばりますし、書くときに手がリングへ乗り上げて痛いというケースもあるでしょう。

そこでおすすめしたいのが、リングがじゃまにならず薄型コンパクトで、しかも手が痛くならないリングノート「ソフィーチェノート」。2023年2月に発売されたばかりの最新アイテムです。

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2022/05/24 11:00

リング綴じなのに極限スリム! PP製リングを採用した新ノート

LIHIT LAB.(リヒトラブ)の「ソフィーチェノート」は、リング素材に金属ではなく、0.2mm厚のポリプロピレンを採用した、新しいリングノートです。

ポリプロピレン製の新しいリングで綴じられた「ソフィーチェノート」(LIHIT LAB.)。サイズは「セミB5」(写真左)や「A5」(写真右)のほか、「A6」、「ハンドメモ」がラインアップされています

ポリプロピレン製の新しいリングで綴じられた「ソフィーチェノート」(LIHIT LAB.)。サイズは「セミB5」(写真左)や「A5」(写真右)のほか、「A6」、「ハンドメモ」がラインアップされています

新しいリングによって何が変わったかというと、まず圧倒的に感じるのが薄さ!

一般的に、用紙30〜40枚のリングノートは直径10mmほどのワイヤーリングが使われています。それに対して「ソフィーチェノート」は、リングを含めて厚さ約5mmと、ほぼ紙の厚みだけしかありません。数値に表れている以上に、実際に見たときの「薄っ!」というインパクトは大きいです。

スリムな分、荷物でパンパンなカバンの隙間に押し込みやすいし、取り出すときもスムーズ。カバンの中で引っかかってワイヤーリングがグニッと伸びちゃう、といったトラブルも発生しづらくなっています。

薄くてやわらかなポリプロピレン製リングで綴じてあり、ほぼ紙の厚みだけしかありません

薄くてやわらかなポリプロピレン製リングで綴じてあり、ほぼ紙の厚みだけしかありません

これまでのワイヤーリングと比較すると、圧倒的なスリムさです

これまでのワイヤーリングと比較すると、圧倒的なスリムさです

サイズのラインアップも、ハンドメモ、A6、A5、セミB5と広く取り揃えられており、自分好みの判型が選べます。

近年は小さい判型のノートを手帳代わりに使う人も増えており、そういったニーズも含めてA6やA5は売れ線となりそう。スリムなリングによる携帯性のよさも、手帳的な使い方と相性がよさそうです。

最終ページには、小さな紙類を挟んで収納できるオープンポケットが付属しているので、レシートや領収書を一時的に溜めておくにも便利です。

1枚ものの資料などを携帯するのに役立つ、クリアホルダーみたいなオープンポケットが付属しています

1枚ものの資料などを携帯するのに役立つ、クリアホルダーみたいなオープンポケットが付属しています

リングノートを分解して紙を取り出すには、これまで専用のツールが必要だったんですが、「ソフィーチェノート」はリングがハサミで簡単に切断可能です。

同じくLIHIT LAB.の開閉自在リングを搭載した「ツイストノート」との相性もなかなかのもの。書き終わったらチョキチョキと分解して、その「ツイストリング」に綴じ直して保管、という使い方も可能です。

専用のツールを使わず、ハサミだけで分解できます

専用のツールを使わず、ハサミだけで分解できます

何より、リングの上に手が乗り上げても気にならないのは、快適そのもの。ノート左ページへ書き込む際も、右手に痛みや不快感はほぼありません。

リングが薄いこともあってか、ぷにぷに樹脂リングのコクヨ「ソフトリングノート」以上に、「リングを意識せずに済むなぁ」という印象を受けました。

リングが薄くてやわらかいため、手が乗り上げても違和感ほぼゼロ。これは使いやすい……!

リングが薄くてやわらかいため、手が乗り上げても違和感ほぼゼロ。これは使いやすい……!

リングノートを使っているなかで、これまでに1度でも「ワイヤーリングがじゃまだな……」と感じたことがある人なら、必ずこの価値はわかってもらえるはず。価格こそ普通のリングノートよりちょっとお高めですが、日々快適に使っていると「むしろコスパよいんじゃないか?」とすら思うほどです。ぜひ実物を手に取って、「薄っ!」と驚いてください。

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2023/03/06 15:00
きだてたく
Writer
きだてたく
最新の機能派文房具から雑貨・ファンシー系のオモシロ文房具まで、何でも徹底的に使い込んでレビューする文房具ライター。雑誌・WEBで文房具の最新情報や使いこなし記事を執筆するほか、文房具の楽しさを伝えるトークライブやワークショップなども全国各地で精力的に行う。最近は掃除機業界にも進出中!
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和田友梨(編集部)
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和田友梨(編集部)
万年筆、インク、紙を肴に飲む辛党ライター。チカチカ点滅するモニター画面や丸い押しボタン、ローレット加工を施したダイヤルなど、レトロチックなデザインにロマンを感じます。
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