夏の熱帯夜。寝苦しくて何度も寝返りをうって結局寝た気がしなかった。快適に寝ようとしてエアコンを入れたら、冷え過ぎて風邪をひいてしまったという経験、ありますよね? 熱帯夜に快眠を得るために必要な条件は、快適な室温と湿度です。
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熱帯夜に快眠を得るために、ふさわしい睡眠時のスタイルを知っていますか……? |
ここでクエスチョン。熱帯夜にふさわしい、睡眠時のスタイルは次のどれでしょう。
1.全裸
2.Tシャツとボクサーパンツ
3.パジャマ
個人的な好みの問題はありますが、基本的には、(3)のパジャマがより快適に感じるはずです。というのも、パジャマを着ることで、身体と部屋の間に、空気の層ができます。その空気の層には、身体からでた汗や体温を放出する役割があるのです。
全裸の場合、身体から出た汗はそのまま身体にまとわりついているため、いつまでたっても体感湿度が下がりません。湿度が高いと、同じ気温でも人はより暑さを感じます。ということはつまり……もうおわかりですね。Tシャツ、ボクサーパンツは、身体をぴちっと締めつけた状態にするため、熱が逃げません。
また、ひざ裏などに汗が溜まり、かえって体感湿度が高くなってしまいます。サッカー、クレープ、薄手のワッフルなど、生地表面に凹凸があるものは、肌に密着しないので快適です。
今年はいち早く快適なパジャマをGETして、エアコンの使用は控えめにしてみませんか?
(回遊舎/番場由紀江)