災害用グッズのコーナーで、たまたま見つけた面白グッズ。その名も「水電池」。一瞬、「なんじゃこれは?」と思い手に取って見ると、パッケージに、「水を入れるだけで使える」「未開封で長期間保存可能(20年未満)」「電力が弱まった場合は再度注水することで、数回繰り返し使用可能」などの、興味をそそる文言を発見!
水を入れるだけで、なぜ電気が発生するのかについての科学的な説明はさておき、LED懐中電灯とセットになったものを購入し、実際に使ってみました(電池だけの購入も可能です)。使い方はいたって簡単で、電池を包んでいるフィルムをはがして、注水口にスポイドで水を注入するだけ。水以外でも、お酒やビール、ジュース、緊急時には唾液や尿でも大丈夫だそうです。
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付属のスポイドを使って2つの穴のうちの一方に水を入れます |
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注水して2分程度で電気を発生。付属のLED懐中電灯に入れて点灯を確認 |
説明書によれば、豆電球式の懐中電灯や、デジタルカメラ、モーターを駆動する機器には適さないとのこと。消費電力が少ない機器用で、ポケットラジオやLED懐中電灯、携帯電話充電器などでの使用に適しているそうです。20年という長期間の備蓄が可能なので、災害用バッグの中に入れておけば、もしもの時に役立ちそうです。
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