いいモノ調査隊

お灸女子が増殖中とのウワサ。スタートキットで試してみました

「お灸をすえる」というとお仕置きや制裁という意味ですが、そもそも「お灸」とは、ツボを刺激して血行を良くし、身体が持っている自然治癒力を高め、健康をサポートする伝統的な療法です。実は今、女子の間でブームになっているとの噂をよく耳にします。筆者は、マッサージはよく受けるのですが、お灸は未体験。そこで、話題のお灸を試してみることにいたしました。

はじめてのお灸レッスン

すぐに使えるお灸がセットになった解説本を購入

お灸を試すといっても、何の知識もない筆者。基礎的な知識から勉強しようと「はじめてのお灸レッスン」という書籍を購入することからスタート。お灸に関する基本的な知識はもちろん、症状ごとのツボの紹介、さらにはすぐに使えるお灸もセットされています。

「せんねん灸アロマきゅう」と「せんねん灸オフ竹生島」の2種類のお灸が付録

「せんねん灸アロマきゅう」と「せんねん灸オフ竹生島」の2種類のお灸が付録

お灸の原料は、もぐさと呼ばれる、よもぎの葉の裏側にある繊毛を精製したもの

お灸の原料は、もぐさと呼ばれる、よもぎの葉の裏側にある繊毛を精製したもの

なお、身体にはお灸用のツボが361もあるそうです。まずは、万能のツボと言われる“合谷(ごうこく:手の甲の親指と人差し指の間のくぼみ)”あたりから始めるのがいいようです。また、“心地いい”と感じず“熱い”と感じたら、すぐに取り除いたり、場所をずらすなどの処置をする必要があります。なお、お灸には火をつけるタイプと火を使わないタイプがあり (カイロのように燃焼させずに貼り付けるだけで使えます)、火をつけるタイプは4〜6分程度で火は消えますが、温熱効果は持続するので台座が冷たくなるまでそのままにしておきます。

火を使うタイプのお灸を合谷で試してみました

火を使うタイプのお灸を合谷で試してみました

お灸は、心や身体がリラックスしている時の方が効果も高まるようです。アロマオイルなどの香りに癒されながら、お灸でじんわりツボを刺激・・・なんてシーンを想像するだけで、幸せな気分になってきました。

わたる
Writer
わたる
主に東京の湾岸エリアに生息しているが、中国、タイ、インドネシアなどでの発見情報もあり、その実態は定かではない。仲間うちでは「おっちゃん」と呼ばれることも。
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