情けないことに時流を追い切れていない部分があるのですが、ジャーサラダブームってもう終わりましたか? 「どうやって均等にとりわけたらいいのかわからない」という理由で、なんとなく試せないままいつのまにかとおり過ぎてしまいましたが…あの微妙に使い勝手のよろしくないサイズの瓶はどうしたらよいのでしょう。と、ふと気にかかって「メイソンジャー」で検索したところ、このようなオシャレなライトを見つけました。
これは「MASONJAR LIGHT (メイソンジャーライト)」という、その名のとおりメイソンジャーをライトにしちゃったというインテリア雑貨です。ビンの中に、透明なお星様がいびつな螺旋を描きながら、くたりと底に落ちています。理想的なまでにファンタジックです。これを作った人は、きっと前世は銀の食器以外使ったことのない王侯貴族だったのでしょう。
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本当に本体と梱包用のプチプチしか入ってませんでした |
シンプルさを極めるあまり、説明書も何も同封されていません。手作りジャムの容器か領収書入れにしか使用できなさそうな瓶が「察してください」と純朴な瞳で見つめてきます。わかりました、まずお前の頭を切り開いてやりましょう(フタを開けてみましょう)。
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単4形乾電池×3本をパイルダーオン! |
案の定です。もうこれ以上説明は要りません。フタの裏側に単4形乾電池を3本セットすれば我々の思い描くキュートでファンシーな照明器具に変身するわけですね。なんとやさしい構造なのでしょう。
スイッチをオンにすると、こんな感じに光ります。
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ファンタジックでかわいい! |
電源をとる必要がないので、キャンプでのおしゃれな照明としても使えそうです。今回はお部屋の間接照明として使ってみました。
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殺風景な部屋が、おしゃれな汚い部屋にレベルアップしました |
部屋の片隅からはい出てきた乾電池をセッティングしてスイッチオン。ほの明るい暖色の光が汚い部屋を照らします。取っ手部分もあるのでフックなどに引っ掛けてもよさそうですが、ガラス製の瓶なので今回はさすがにやめておきました。また、照度は蛍光灯の豆電球以上ですが、暗闇の中で読書するには頼りないレベルです。たいして親しくも疎遠なわけでもないけど、それなりのお値段のものを贈らないといけない上司や先輩へのプレゼントとしては最適ではないでしょうか。