こんにちはべっぷおんせんです。だいぶ気温も上がり春らしい陽気になってきましたね! 冬は寒いので近所でジョギングを楽しむ程度ですが、春以降は月1回のペースで軽登山や川原でのバーベキューなどのアウトドアを楽しんでいます。
そんな筆者は昨年初めて落石を目撃しました。そのときは山登りではなくファミリーが大勢バーベキューを楽しんでいる川原付近での出来事だったのですが、こぶし大の石が狭い急坂をはうようにゴロゴロと落ちてきて、タイミングが悪ければ大怪我をしていたところでした。もしあの石が頭を直撃していたらどうなったのだろうか? 本当に怖い体験をしました。業務用のような本気のものでなくてもいいから、頭部を守れるいいアイテムがないかと探してみたところ、よさそうなものがありました。
ミドリ安全 帽子用インナーキャップ バンド付き
帽子の中に入れて使用する簡易ヘルメットです。あくまでも軽度の頭部保護目的の商品ですが、何もしないよりは断然、安全度、安心度が上がると思い購入しました。
まず初めに手にして気付いたことは、商品の軽さです。約67g(ヘッドバンド付きで 約85g)しかないです。まったく用途が違うほかのヘルメットと比較してもあまり意味はないかもしれませんが、バイクのフルフェイスだと2kgほどありますし、軽量をうたったサイクリング用の物でも200g以上はありますから、その軽さだけはわかっていただけると思います。
※注意:この商品はヘルメットの着用が必要ない作業場所などで、軽度の頭部保護目的で作られた商品であることを最初に記しておきます。落下物防御用や自転車用ではありません。
色は白と黒の2種類
お値段は通常メーカー価格で税込み607円と激安です。安かったのと、帽子の色に合わせて使い分けもできるかなとも思いまして、両方とも購入しました。
サイズはフリーサイズで、頭囲適応サイズは53〜62cm。素材は再生樹脂を25%使用したポリエチレン製です。
インナーバンド付き
インナーバンドは、キャップうしろに付いている頭部固定用バンドのことです。頭部にしっかりフィットさせて固定することができます(インナーバンドなしのタイプもあるようです)。
内側から見た画像
サイクリング用の自転車のヘルメットのように、たくさんの通気孔がついていて、ムレを防止してくれます。また、とくに真上からの衝撃を吸収してくれるように、4つの板が内部にブリッジ配置されています。
どういう感じになるのか、いったんそのままかぶってみました。
鏡を見て思わず笑ってしまいました
自慢じゃないですが、筆者の頭は子供のころから大きく、帽子サイズは62pでギリギリ入るかどうかのビッグヘッドの持ち主なので、普通の人がかぶれば、もう少ししっかりフィットするはずですよ。
では、帽子に入れてみましょう。
この帽子はメーカー推奨のペアキャップです(別売り)
適応帽子サイズは幅広くS〜LL(55〜61cm)までです。
帽子の中に入れてみました
帽子のフチにある折り返し部分にぴったりとフィットして一体となります! ほかの一般的な帽子にも折り返し部分は付いていると思いますので、比較的どんな帽子にでもぴったりと装着可能なはず。
簡易ヘルメット完成!
外から見ると普通の帽子です。これならどこにでも気軽に装着して出かけられると思います。もちろん、今すでにお手持ちの帽子に装着して使うことができるので、おしゃれを楽しみながら使えます。
スポーツキャップに装着
黒い帽子には黒いインナーキャップがイイと思いますが、わかりやすくするために白色を入れました
オシャレ系の帽子にもフィット
うしろのバンドまで完全に隠すことができました
このタイプの帽子は、よりフィット感が増してずれ落ちないと思いますので、個人的には一番おすすめです。
時と場合によってはありかもしれません!?
あっ、これが一番フィットするかな?
個人的な感想としては、帽子をそのままかぶるよりも、インナーキャップを入れたほうがムレないように感じました。保護以外にもメリットがあるかもしれません。
そうそう、さらにフィット感を上げるために耳あごひももあります(別売り)。
インナーキャップ用 耳あごひも
これでよりしっかりと固定できます
これで風が吹いても飛ばされにくくなると思います。
強度については、メーカーはかなり控えめに「軽度の頭部保護目的で作られた商品」としかうたっておりませんので詳細はわかりませんが、私のように軽いハイキングなどでの安全対策として使用する分には十分ではないかと個人的に思っています。
メーカーは非推奨ですが、自転車に乗るときなどに気軽に使えそうな気がしました。何もつけないで走るよりはいいですよね。また、災害時の非常用として家に備えておくと、もしものときに役に立つかもしれません。
最後に強度を調べた適当動画をご覧ください。動画程度の衝撃ではビクともしませんでした。