フルHDの11.6型液晶やCore i5を搭載、重量は約904g

ビジネスパーソンでも欲しい!? 大学生をターゲットにした小型ノートPC「LAVIE Note Mobile」

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NECパーソナルコンピュータの「LAVIE Note Mobile」は、大学生をターゲットしたコンパクトなノートパソコン。手ごろな価格と親しみやすいデザインやカラーリングが特徴だ。大学生向けに4年、5年の延長保証を用意するなど、大学生を強く意識したモデルとなっている。今回は最上位モデルの「NM550/GA」を使って、その実力をチェックしていきたい。

11.6型液晶を搭載するLAVIE Note Mobile NM550/GA。「キャンパスモバイルデザイン」と銘打ち、大学生をメインターゲットにしたノートパソコンだ。価格.com最安価格は144,234円(2017年3月31日時点)

狭額縁設計のコンパクトモデル

LAVIE Note Mobileは、11.6型液晶を搭載するコンパクトなノートパソコンだ。最近のモバイルノートパソコンに多い13.3型液晶よりも画面サイズが小さいうえに、狭額縁設計により、紙のB5用紙(幅257mm×奥行き182mm)相当のサイズ感を実現している。本体サイズは270(幅)×178(奥行)×18.5(厚さ)mm、重量は約904g。コンパクトなので、小さめのカバンへの収まりもよい。ただし、液晶割れを防ぐためだと思われるが、ディスプレイ部分がやや厚め。トータルでも18.5mmの厚さがあるので、スリムなカバンだと収納しにくいかもしれない。

カラーバリエーションは「アクアブルー」と「パールホワイト」の2色に加え、カスタマイズモデル限定の「パールブラック」が選べる。今回試したアクアブルーは現役大学生の意見を参考にしたもので、派手すぎず、それでいて若々しさも感じる色味となっている。高級感はないが、親しみやすく、男性でも女性でも違和感なく持てそうなデザインだ。

よく見るとラメが入っているアクアブルー。ロゴマークが中央に配置されているのが新鮮だ

よく見るとラメが入っているアクアブルー。ロゴマークが中央に配置されているのが新鮮だ

液晶割れを防ぐためディスプレイ部分は厚めだ。写真はディスプレイを最大限に開いた状態

液晶割れを防ぐためディスプレイ部分は厚めだ。写真はディスプレイを最大限に開いた状態

底面、ゴム足も同色。さすがにネジは色が違う

底面、ゴム足も同色。さすがにネジは色が違う

11.6型液晶の解像度は1920×1080。手元にあった同社のモバイルノートパソコン「LAVIE Hybrid ZERO HZ350/GA」と比較すると、輝度はやや低めだが、発色はよく、色味も自然だった。サウンドは底面に小さなスピーカーがあるため、そこそこの音しか鳴らないが、音響効果をテレビや音楽などのコンテンツごとに最適化する「YAMAHAサウンド」という機能を利用すると、かなり改善される。

NECパーソナルコンピュータはヤマハと協力して、パソコンのサウンドに力を入れている。コンテンツによって音質を最適化するYAMAHAサウンドを利用することで、音質や音量、声の聞きとりやすさなどが変化する。いろいろ試してみるといいだろう

外部インターフェイスとキーボードは好みが分かれる

外部インターフェイスはUSB3.0ポートを2基、HDMI出力ポート、SDメモリーカードスロット、ヘッドホン出力/マイク入力兼用ポートなどを備える。2基のUSB3.0ポートのうち1基はパワーオフUSB充電機能に対応しており、本体の電源を切ってカバンに入れて持ち運んでいるときにスマートフォンなどを充電できる。

外部インターフェイスがすべて背面に集約されているのは、好みが分かれそうだ。見た目はスッキリしているのだが、USB機器を抜き差しするために背面まで手を伸ばしたり、本体の向きを変えたりしたくてはならない。周辺機器を頻繁に抜き差しする人だと、少し使いにくく感じるかもしれない。

キーボードはコンパクトなボディながら、19mmのキーピッチを確保している。キーストロークも1.4mmで、打ち心地は悪くない。ただし、一部のキーが小さく、Escキーの右に半角/全角|漢字キーを配置するなど、窮屈な感は否めない。手の大きな人だと、慣れるまで苦労しそうだ。

外部インターフェイスはすべて背面に搭載している。左右側面に端子はいっさいない

外部インターフェイスはすべて背面に搭載している。左右側面に端子はいっさいない

キーボードは本体サイズが小さい分、やや窮屈だ。タッチパッドはクリックボタン一体型。Webカメラはディスプレイの下部にあり、テレビ電話やビデオ会議をする場合、自分の顔を下から見ているようなアングルになる

低消費電力タイプのCPUを採用することでファンレスを実現

LAVIE Note Mobileは、搭載するCPUの違いで3機種が用意されている。今回試したNM550/GAは最上位モデルで、CPUに「Core i5-7Y54」(1.20GHz、最大3.20GHz)を搭載。低消費電力タイプのCPUで、性能はそれほど高くはないが、ファンレスを実現しているのがポイントだ。授業中や図書館など静かな場所で使う場合に周囲の目を気にせずに済む。そのほかのモデルは、松竹梅の竹モデルである「NM350/GA」が「Core m3-7Y30」(1.00GHz、最大2.60GHz)、梅モデルの「NM150/GA」が「Pentium 4410Y」(1.50GHz)を搭載している。

メモリーは3モデルとも4GB。日常的な作業には困らないが、アプリケーションを大量に起動したり、動画を編集したりといった、メモリーを多く使用する作業ではメモリー不足を感じるかもしれない。ストレージは3モデルともSSDで、容量は最上位モデルが256GB、そのほかの2モデルが128GB。バッテリー駆動は上位2モデルが約12時間、下位モデルが約13時間と十分な長さだ。

パソコンの総合的な性能を測定するベンチマークソフト「PCMark 8」(Home accelerated)のスコアは2521。低消費電力タイプのCPUだが、スコアはそれほど悪くない

ACアダプターの重量は約192g。本体と合わせると1.1kgほどだ

ACアダプターの重量は約192g。本体と合わせると1.1kgほどだ

まとめ

LAVIE Note Mobileは、大学生をターゲットにしたコンパクトなノートパソコンだ。ここまでターゲットを明確にしたモデルは珍しく、どのように受け入れられるか興味深い。もちろん大学生以外にも、LAVIE Note Mobileのようなモデルを望んでいる人は少なくないはずだ。「Atom」ではないCPUを搭載する11.6型モデルは、実は希少な存在なのだ。価格.com最安価格は144,237円(2017年3月31日時点)。大学生が4年間使うことを考えれば、高くはないだろう。Pentium 4410Yを搭載するNM150/GAの価格.com最安価格は101,850円(同)なので、予算10万円という人はこちらを検討してみるといいだろう。

三浦善弘(編集部)

三浦善弘(編集部)

パソコン関連を担当する双子の兄。守備範囲の広さ(浅いけど)が長所。最近、鉄道の魅力にハマりつつあります。

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2017.8.23 更新
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