レビュー

「動く写真」が作れる! ミニプリンター「Lifeprint」が楽しすぎる

近年、スマートフォンのアプリを通してAR(拡張現実)技術が体験できるコンテンツが増えてきている。たとえば、昨年2016年の夏に一世を風靡したゲームアプリ「ポケモンGO」や、顔にスタンプや加工ができる写真アプリ「SNOW」も、AR技術を活用したものだ。そんななか、AR技術を活用した写真を自分で手軽に作れるポータブルプリンター「Lifeprint」が発売された。

「Lifeprint」のサイズは76(幅)×127(奥行)×25(高さ)mmで、重量は200gとコンパクト

「Lifeprint」のサイズは76(幅)×127(奥行)×25(高さ)mmで、重量は200gとコンパクト

「Lifeprint」は、画像と動画を組み合わせたAR写真「Hyperphoto」が印刷できる世界初のプリンター。スマホなどで撮った画像と動画のデータをアプリ上でひもづけてから印刷すると、「Hyperphoto」が完成。アプリを通してのぞくことで、写真が動き出すような形で動画が楽しめる。

実際に甥っ子のAR写真を作ってみた!

画像データはシンプルな写真シールとしてもプリントアウトが可能

画像データはシンプルな写真シールとしてもプリントアウトが可能

まずは、「Lifeprint」でシンプルに写真を印刷してみた。フォトペーパーは、インクを使用しない「ZINK Zero Ink Printing」技術を採用した専用紙。裏面がシール状になっており、簡単に貼り付けられる仕様だ。印刷方法は簡単で、下記のようにアプリの指示にしたがっていくだけでOK。

フォトペーパーは、1セット10枚の「30枚パック」と「110枚パック」が販売中。1枚のサイズは50×76mm。青い「Smartsheet」は、10枚に1枚付いており、バーコードを読み込ませることで印刷の品質を最適化する

アプリ「Lifeprint」の選択画面。スマホのカメラロールのほか、自分のTwitterやFacebookの掲載写真からも選べる

編集画面では、トリミングやテキスト入力といった基本的な機能から、美白補正や傷補正などの便利な機能まで取りそろえる

編集が終わったら、送信画面へ。ここで、下部の「送信」ボタンを押せば、印刷が始まる。「Lifeprint」を所有する知り合いとシェアすれば、その知り合いも同じ画像を彼らの「Lifeprint」で印刷できる。SNSでもシェア可能

印刷は1枚当たり約30秒ほどで完了。1時間のフル充電で、10〜15枚印刷できる

印刷は1枚当たり約30秒ほどで完了。1時間のフル充電で、10〜15枚印刷できる

左がもともとスマホで撮影した画像で、右がそれを印刷した写真。そのままの画質や色味とまではいかないが、ピンが合っている画像であれば、くっきりと印刷してくれる

次にAR写真「Hyperphoto」を作ってみた。作り方は2種類あり、動画から写真にしたい場面を切り出して印刷する、あるいは別々の画像と動画データをひもづける方法。今回は、動画から写真を切り出す方法を選んだ。

画像と同じように動画ファイルを選択

画像と同じように動画ファイルを選択

ビデオの長さは15秒間以内であれば、好きなところでトリミングできる

ビデオの長さは15秒間以内であれば、好きなところでトリミングできる

印刷する1シーンを選ぶ。0.25秒刻みに分けられたシーンから選択可能。決まったら、画像のときと同じように編集が行える

もともとの画像がピンが甘いうえに、甥っ子に寄ってトリミングしたので少々画質は低め

もともとの画像がピンが甘いうえに、甥っ子に寄ってトリミングしたので少々画質は低め

ここからが、「Hyperphoto」の真骨頂。上記で印刷した画像をアプリ「Lifeprint」を通して見ると……

写真のなかの甥っ子が動き出した! アプリをかざしている限り、動画はループする。上の動画ではわかりにくいが、音声もしっかり聞こえる。

まとめ

試用の感想を率直に言うと、「Lifeprint」は使い勝手が良く、不具合も起きず、めちゃくちゃ楽しかった。かわいい甥っ子を嬉々として撮影する叔父としての楽しさを差し引いたとしても、撮った写真をその場で手軽にプリントアウトしたり、AR写真を作って家族や友人とワイワイ騒いだりという楽しさは格別。人とのコミュニケーションツールとしての一面も発揮した。また、本体がコンパクトで持ち運びしやすいのもうれしかった。

「Lifeprint」はただAR写真を作って遊ぶだけのプリンターではない。たとえば、結婚式の2次会。参加者みんなのお祝いメッセージを個々に撮影して、AR写真集として新郎新婦にプレゼントするのもいいだろう。新郎新婦は事後にゆっくりと各人のメッセージが視聴できる。あるいは、特別な日のワンシーンを撮った写真をアルバムに貼っていけば、写真と動画を同時に閲覧でき、写真だけの一般的なアルバムよりも思い出にじっくりと浸れるはずだ。

牧野裕幸(編集部)

牧野裕幸(編集部)

月刊アイテム情報誌の編集者を経て価格.comマガジンへ。家電のほか、ホビーやフード、文房具、スポーツアパレル、ゲーム(アナログも含む)へのアンテナは常に張り巡らしています。映画が好きで、どのジャンルもまんべんなく鑑賞するタイプです。

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