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月額1,500円の割引が続くNTTドコモのエントリーからミドル向けシリーズ

《2018年夏版》NTTドコモ「docomo with」対象スマホの選び方

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NTTドコモの割引プラン「docomo with」は、対応端末を購入すれば、毎月1,500円の割引がずっと続く。そんなdocomo withの対象となるスマートフォン6機種の特徴を解説。どのモデルがどんなユーザーに適しているのかに迫った。

目次

・毎月の割引額は低いが、2年以上保有するならお得な「docomo with」
・LG「LG style L-03K」
・富士通「arrows Be F-04K」
・サムスン「Galaxy Feel SC-04J」
・シャープ「AQUOS sense SH-01K」
・ZTE「MONO MO-01K」
・富士通「らくらくスマートフォン me F-03K」

毎月の割引額は低いが、2年以上保有するならお得な「docomo with」

スマートフォンにかかる毎月の利用料金は概して高い。そんな料金面の不満を解消する方法として、SIMフリースマートフォンと、MVNO各社の提供する格安SIMカードの組み合わせに注目が集まっており、その対抗策を通信キャリア各社が用意している。NTTドコモの「docomo with」も、そんな格安SIMの対抗策となる新たな割引プランだ。

docomo withでは、対応端末を購入することで、月額1,500円の割引が継続して受けられる。端末の割引として一般的な「月々サポート」や「端末購入サポート」は、最大で24か月間の割引だが、docomo withはそうした制限がなく、次にdocomo with対象外の端末に機種変更したり、その回線を解約するまでずっと割引が続く。つまり、端末をひんぱんに買い換えるつもりがなく、2年以上使い続ける人に適した割引メニューなのである。

そんなdocomo withの対象となるのは、2018年5月時点で「arrows Be F-04K」、「Galaxy Feel SC-04J」、「AQUOS sense SH-01K」、ZTE「MONO MO-01K」、「らくらくスマートフォン me F-03K」の5機種だが、6月下旬に「LG style L-03K」が追加され、合計6種類から選ぶことができるようになる。

いずれも、ミドルレンジ機だが、そのスペックを細かく見ていくと、個性や機能の違いは少なくない。以下、各製品の特徴を解説していこう。

64GBのストレージや4GBのRAM、縦長ディスプレイなどを備えたdocomo with機のハイエンドモデル
LG「LG style L-03K」

6月下旬の発売が予定されているdocomo with対応の最新モデル。1080×2160のフルHD+表示に対応した約5.5インチの縦長「FullVision」液晶ディスプレイを備えるほか、SoCも最新型のミドルレンジ向け「Snapdragon 450 SDM450(1.8GHz×8)」に、4GBのRAMや、64GBのストレージ、400GBまで動作確認の取れたmicroSDXCメモリーカードスロットを組み合わせ、性能に余裕がある。特にRAMとストレージは、最新の上位モデルと同レベルの容量なので、実用性はかなり高い。

機能面も充実している。ボディは、IPX5/8等級の防水仕様、IP6X等級の防塵仕様に対応。接続インターフェースも、NFCおよびFeliCaポートを、指紋認証および顔認証機能、ワンセグチューナーを備えている。さらに、LGのハイエンドモデル「V30+」のようにクアッドDACを備えており、オーディオ専用機に迫る高音質な音楽再生も行える。性能面でなるべく妥協したくないユーザーには最適の選択だろう。

画面サイズ(解像度):約5.5インチ(1080×2160)
サイズ(幅×高さ×厚さ):約69×144×8.7mm
重量:約146g
防水/防塵:○(IPX5/8)/○(IP6X)
CPU:Snapdragon 450 SDM450(1.8GHz×8)
RAM容量:4GB
ストレージ容量:64GB
増設用メモリーカードスロット:microSDXC(最大400GB)
OS:Android 8.1
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac
受信時最大通信速度:262.5Mbps
NFC:搭載
FeliCa:搭載
メインカメラ:約1,620万画素
サブカメラ:約800万画素
フルセグ/ワンセグ:非搭載/搭載
バッテリー容量:2,890mAh
電池持ち時間:約95時間
USBポート:USB Type-C
ドコモオンラインショップにおける端末価格:40,176円(税込)

3GBのRAMと32GBを搭載。指紋認証センサーや「Exlider(エクスライダー)」などで使い勝手が向上
富士通「arrows Be F-04K」

docomo with対応第1弾として登場した「arrows Be F-05J」の後継機。前モデルは、RAMやストレージの容量が少ないベーシックモデルという位置づけだったが、本機は3GBのRAMと32GBのストレージを備えるなど、実用上必要十分なレベルの基本性能が確保された。ディスプレイも、解像度は720×1280のHD表示のままだが、アプリに依存せずあらゆる画面を拡大およびスクロールが可能な「Exlider(エクスライダー)」を備えることで、細かな文字の視認性や操作性も大きく改善されている。

むしろ本機の特徴は、ボディのタフネス性能で、前モデルからさらに強化されている。米国国防総省の調達基準MIL STD-810Gの対応項目が、従来機種の14項目から、23項目へ増加した。その内訳は以下の通り。落下、衝撃、浸漬、粉塵(6時間風速あり、粉塵(72時間)、塩水噴霧、湿度、太陽光照射(連続)、太陽光照射(湿度変化)、振動、風雨、雨滴、高温動作(60℃固定)、高温動作(32〜49℃変化)、高温保管(70℃固定)、高温保管(30〜60℃変化)、低温動作(-20℃固定)、熱衝撃、低温保管(-30℃固定)、低圧保管、低圧動作、氷結(-10℃氷結)、氷結(-10℃結露)。耐衝撃性能も高められ、1.22mの高さからラワン材の床への落下だったものが、1.5mの高さからコンクリート床への落下に耐えるようになっている。また、泡タイプのハンドソープを使ってボディ全体を洗うことができ、衛生的に使うことができるのも美点だ。小さな子供に一時的に貸し与える場合など、ボディの破損や衛生が気になるというユーザーにとって、本機は最も適した選択肢と言えるだろう。

画面サイズ(解像度):約5.0インチ(720×1280)
サイズ(幅×高さ×厚さ):約72×144×8.3mm
重量:約146g
防水/防塵:○(IPX5/8)/○(IP6X)
CPU:Snapdragon 450 SDM450(1.8GHz×8)
RAM容量:3GB
ストレージ容量:32GB
増設用メモリーカードスロット:microSDXC(最大400GB)
OS:Android 8.1
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac
受信時最大通信速度:150Mbps
NFC:搭載
FeliCa:搭載
メインカメラ:約1,220万画素
サブカメラ:約500万画素
フルセグ/ワンセグ:非搭載/搭載
バッテリー容量:2,580mAh
電池持ち時間:約130時間
USBポート:USB Type-C
ドコモオンラインショップにおける端末価格:33,696円(税込)

美しい有機ELディスプレイと、1週間持続するバッテリーが魅力のコンパクトモデル
サムスン「Galaxy Feel SC-04J」

2017年夏に登場したサムスンのdocomo with専用モデル「Galaxy Feel」は、今年も継続販売される。SoCは、サムスン製のクアッドコア「Exynos7870(1.6GHz×8)」で、3GBのRAMと32GBのストレージを組み合わせる。OSはAndroid 7.0だが、Android 8.0へのバージョンアップが予告されている。なお、2018年5月中旬現在アップデーターはまだ配布されていない。

本機には、コントラストの高さや応答速度の速さが特徴の約4.7型有機ELディスプレイ(720×1280)が使われているため、写真や動画再生には適している。そのいっぽうで、ペンタイル配列という特殊なサブピクセル配列を使っているうえに、画面サイズに対して画面解像度が粗いため、細かな文字を表示させると、同一スペックの液晶ディスプレイよりも細部がつぶれてしまいやすいというデメリットも存在する。

なお、電池持ちのよさは本機の大きな魅力で、実際の利用パターンに近い条件で計測した電池持ちの指標である「電池持ち時間」は約170時間と、スペック値上は他モデルにくらべて圧倒的に長い1週間の電池持ちを実現している。横幅67mmのコンパクトなボディは、docomo with対象モデルとしては最もコンパクトなもので、なるべく小さいモデルがよいというユーザーに向いている。もちろん電池の持ちを重視するユーザーにも適している。

画面サイズ(解像度):約4.7インチ(720×1280、有機EL)
サイズ(幅×高さ×厚さ):約67×138×8.3mm
重量:約149g
防水/防塵:○(IPX5/8)/○(IP6X)
CPU:Exynos7870(1.6GHz×8)
RAM容量:3GB
ストレージ容量:32GB
増設用メモリーカードスロット:microSDXC(最大256GB)
OS:Android 7.0(Android 8.0へのバージョンアップ予定あり)
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n
受信時最大通信速度:262.5Mbps
NFC:搭載
FeliCa:搭載
メインカメラ:約1,600万画素
サブカメラ:約520万画素
フルセグ/ワンセグ:非搭載/搭載
バッテリー容量:3,000mAh
電池持ち時間:約170時間
USBポート:micro USB
ドコモオンラインショップにおける端末価格:36,288円(税込)

高精細なフルHD対応IGZO液晶やUSB Type-Cポートを備える
シャープ「AQUOS sense SH-01K」

「AQUOS sense SH-01K」は、30,456円(税込)という価格ではあるが、液晶ディスプレイは1080×1920のフルHD表示に対応したIGZO液晶で、3GBのRAMと、32GBのストレージを搭載しているので実用上十分な性能といえる。OSはAndroid 7.1がプリインストールされているが、Android 8.0のバージョンアップファイルが配布済み。なお、2017年11月の発売当初のアナウンスによれば「発売後2年間、最大2回のバージョンアップ」が保証されている。

付加機能の面でもコストパフォーマンスの高さが光る。ボディは防水・防塵に対応しているほか、FeliCaポートや指紋認証センサーも装備。裏表両方で差込のできるUSB Type-Cポートを備え、「QuickCharge 3.0」に対応するNTTドコモの「ACアダプタ06」などを利用すれば、容量2,700mAhのバッテリーを約140分でフル充電可能だ。本機は、価格重視のユーザーにとって最適な製品ではあるが、価格と性能のバランスにすぐれており、引き続き高い人気となりそうだ。

画面サイズ(解像度):約5.0インチ(1080×1920、IGZO液晶)
サイズ(幅×高さ×厚さ):約72×144×8.6mm
重量:約148g
防水/防塵:○(IPX5/8)/○(IP6X)
CPU:Snapdragon 430 MSM8937(1.4GHz×4+1.1GHz×4)
RAM容量:3GB
ストレージ容量:32GB
増設用メモリーカードスロット:microSDXC(最大256GB)
OS:Android 7.1(Android 8.0へバージョンアップ可能)
Wi-Fi:IEEE802.11b/g/n(2.4GHz帯)
受信時最大通信速度:150Mbps
NFC:搭載
FeliCa:搭載
メインカメラ:約1,310万画素
サブカメラ:約500万画素
フルセグ/ワンセグ:非搭載/非搭載
バッテリー容量:2,700mAh
電池持ち時間:約95時間
USBポート:USB Type-C
ドコモオンラインショップにおける端末価格:30,456円(税込)

機能を絞ったdocomo with最安モデル
ZTE「MONO MO-01K」

「MONO MO-01K」は、docomo with対象機の中でも最安の25,272円(税込)という価格設定がなされている。

ボディは、防水/防塵仕様には対応しているが、指紋認証センサー、おサイフケータイで使うFeliCaポートやワンセグ/フルセグテレビチューナーなどは搭載されておらず、機能的にはかなりシンプル。基本性能は、CPUに、ミドルレンジのクアッドコアSoC「Snapdragon 435 MSM8940(1.4GHz×4+1.1GHz×4)」を備え、3GBのRAMと32GBのストレージを組み合わせる。OSはAndroid 7.1だ(Android 8.0へのバージョンアップが予定されている)。前モデル「MO-01J」と比べてRAMとストレージが増設されており、アプリのインストールにも余裕があるため、より長く快適に使うことができるだろう。

本機はいたってシンプルな構成なので、SIMフリー機と格安SIMカードの安さに惹かれつつ、サポート面でちょっと不安があるというライトユーザーに適した1台と言える。

画面サイズ(解像度):約5.0インチ(720×1280)
サイズ(幅×高さ×厚さ):約69×142×8.9mm
重量:約153g
防水/防塵:○(IPX5/7)/○(IP5X)
CPU:Snapdragon 435 MSM8940(1.4GHz×4+1.1GHz×4)
RAM容量:3GB
ストレージ容量:32GB
増設用メモリーカードスロット:microSDXC(最大256GB)
OS:Android 7.1(Android 8.0へのバージョンアップ予定あり)
Wi-Fi:IEEE802.11b/g/n
NFC:非搭載
FeliCa:非搭載
メインカメラ:約1,320万画素
サブカメラ:約500万画素
フルセグ/ワンセグ:非搭載/非搭載
バッテリー容量:2,800mAh
電池持ち時間:約90時間
USBポート:micro USB
ドコモオンラインショップにおける端末価格:25,272円(税込)

docomo with対象のらくらくスマートフォン
富士通「らくらくスマートフォン me F-03K」

NTTドコモのラインアップでも、シニア向けとして一定の人気がある「らくらくスマートフォン」シリーズ。シリーズを通じた大きな特徴である、バイブレーション機能を組み合わせた押し応えが感じられるタッチパネルと、シンプルかつ洗練されたデザインのオリジナルホーム画面の組み合わせがもたらす操作性はそのままだ。スマートフォンの操作に不慣れでもわかりやすいユーザーインターフェイスと言えるだろう。

本機は、「らくらくスマートフォン 4」をベースにしつつ、ガラケーとのデータ交換に使う赤外線通信ポートを省略するなど、多少のコストダウンが図られている。だが、約4.5インチの有機ELディスプレイや、CPU「Snapdragon 625 MSM8953」、2GBのRAM、16GBのストレージなど基本性能部分に変更はない。また、「らくらくスマートフォン4」と同じく「Google Play」に対応しており、一般的なスマートフォンと同じようにアプリの追加も可能だ。本機は、シニア向けケータイを使い慣れたユーザーがはじめて持つスマートフォンとして適している。

画面サイズ(解像度):約4.5インチ(720×1280、有機EL)
サイズ(幅×高さ×厚さ):約67×137×9.9mm
重量:138g
防水/防塵:○(IPX5/8)/○(IP6X)
CPU:Snapdragon 625 MSM8953(2.0GHz×8)
RAM容量:2GB
ストレージ容量:16GB
増設用メモリーカードスロット:microSDXC(最大256GB)
OS:Android 7.1
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac
NFC:非搭載
FeliCa:搭載
メインカメラ:約1,310万画素
サブカメラ:約500万画素
フルセグ/ワンセグ:非搭載/搭載
バッテリー容量:2,100mAh
電池持ち時間:約95時間
USBポート:micro USB
ドコモオンラインショップにおける端末価格:36,288円(税込み)

田中 巧(編集部)

田中 巧(編集部)

FBの友人は4人のヒキコモリ系デジモノライター。バーチャルの特技は誤変換を多用したクソレス、リアルの特技は終電の乗り遅れでタイミングと頻度の両面で達人級。

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