月額1,500円の割引が続くNTTドコモの新エントリーシリーズ

NTTドコモ「docomo with」対象スマホ5機種の選びかた

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毎月1,500円の割引がずっと続くNTTドコモの割引プラン「docomo with」は、1台の端末を2年以上使うつもりのエントリー/ライトユーザーに適している。そんなdocomo withの対象となるスマートフォン5機種の特徴を解説。どのモデルがどんなユーザーに適しているかお伝えする。

docomo withの割引を受けるには、対象となる端末を選ぶ必要がある。その5機種の特徴に迫ろう

docomo withの割引を受けるには、対象となる端末を選ぶ必要がある。その5機種の特徴に迫ろう

毎月の割引額は低いが、2年以上保有するならお得な「docomo with」

ガラケーと比べて、スマートフォンにかかる毎月の利用料金は概して高い。そんな料金面の不満を解消する方法として、SIMフリースマートフォンと、MVNO各社の提供する格安SIMカードの組み合わせに注目が集まっている。この動きによって、NTTドコモ、au、ソフトバンクという通信キャリア各社は近ごろやや苦戦しているが、その対抗策として用意されたのがNTTドコモがこの6月から開始した割引プラン「docomo with」だ。

docomo withでは、対応端末を購入することで、月額1,500円の割引が継続して受けられる。端末の割引として一般的な「月々サポート」は、最大で24か月間の割引だが、docomo withはそうした制限がなく、次にdocomo with対象外の端末に機種変更するまでずっと割引が続く。つまり、端末をひんぱんに買い換えるつもりがなく、2年以上使い続ける人に適した割引メニューなのである。

そんなdocomo withの対象となるのは、2017年11月時点で「arrows Be F-05J」、「Galaxy Feel SC-04J」、「AQUOS sense SH-01K」の3機種だが、12月上旬に「MONO MO-01K」が、2018年1月以降に「らくらくスマートフォン me F-03K」が追加され、合計5種類から選ぶことができるようになる。

いずれも機能を絞ったミドルレンジ機だが、そのスペックを細かく見ていくと、個性や機能の違いは少なくない。以下、各製品の特徴を解説していこう。

1週間の電池持ちと、docomo with対象機では最高の基本性能
サムスン「Galaxy Feel SC-04J」

サムスンのNTTドコモ専用モデル。サムスン自社製の約4.7インチ有機ELディスプレイを備え、コントラストの高さや応答速度の速さを生かした、高画質な静止画・動画再生が魅力だ。もうひとつのポイントは、圧倒的な電池持ちのよさである。実際の利用パターンに近い条件で計測した電池持ちの指標である「電池持ち時間」は約170時間と他モデルにくらべて圧倒的に長く、スペック上は電池1週間持ちを実現している。

CPUは、サムスン製のクアッドコア「Exynos7870(1.6GHz×8)」で、3GBのRAMと32GBのストレージを組み合わせる。OSは、Android 7.0だが、Android 8.0へのバージョンアップも予定。また、docomo with対象5機種では唯一キャリアアグリゲーション(CA)に対応しており、下り最大262.5Mbpsの高速通信が行える。

本機は、有機ELディスプレイの利点を生かし、動画や静止画といった映像全般に強い。また、電池持ち、処理性能、通信性能といった基本性能がdocomo with対象機種の中ではいちばん高い点も魅力。その分、販売価格も36,288円(税込)と、他モデルよりもやや高めだ。いっぽう、有機ELディスプレイとしては画面解像度が粗いので、文字を表示させると細部がつぶれてしまうこともある。なお、新色としてオーロラグリーンが11月10日に追加され、カラーバリエーションは、ムーンホワイト、オパールピンク、インディゴブラックとあわせた4色を選べるようになった。

画面サイズ(解像度):約4.7インチ(720×1280、有機EL)
サイズ(幅×高さ×厚さ):約67×138×8.3mm
重量:約149g
防水/防塵:○(IPX5/8)/○(IP6X)
CPU:Exynos7870(1.6GHz×8)
RAM容量:3GB
ストレージ容量:32GB
増設用メモリーカードスロット:microSDXC(最大256GB)
OS:Android 7.0(Android 8.0へのバージョンアップ予定あり)
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n
受信時最大通信速度:262.5Mbps
NFC:搭載
FeliCa:搭載
メインカメラ:約1,600万画素
サブカメラ:約520万画素
フルセグ/ワンセグ:非搭載/搭載
バッテリー容量:3,000mAh
電池持ち時間:約170時間
USBポート:micro USB
ドコモオンラインショップにおける端末の直販価格:36,288円(税込)

本格的なタフネス性能を装備したスリムボディが特徴
富士通「arrows Be F-05J」

前出の「Galaxy Feel」とともに、2017年夏モデルとして登場した、約5.0インチの液晶ディスプレイを備えるスマートフォン。本機の特徴は、タフネスボディ。IPX5/8等級の防水および、IP6X等級の防塵仕様に加えて、アメリカ国防総省の調達基準「MIL-STD-810G」のうち、落下、浸漬、粉塵、塩水噴霧、湿度、太陽光照射、振動、風雨、高温動作(60℃固定)、高温保管(70℃固定)、低温動作(-20℃固定)、低温保管(-30℃固定)、低圧動作、低圧保管の14項目をクリアしている。また、富士通独自の文字入力アプリ「Super ATOK ULTIAS」を採用しており、最新の単語でも変換候補に上がってくるほか、手書き文字入力も十分実用になる認識精度を備えている。

基本性能は、ミドルレンジ向けクアッドコアCPU「Snapdragon 410 MSM 8916(1.2GHz×4)」に、2GBのRAM、16GBのストレージという組み合わせで、ゲームなど処理の重いアプリの動作では引っかかりを感じる場合もやや目立つ。そのためもあってか、Android 8.0へのバージョンアップの対象にはなっていない。このほか、富士通製端末では一般的な指紋認証センサーなど生体認証センサーも搭載されていない。

基本的にライトな利用が前提なので、おサイフケータイやNFCポートを備えた安価なスマートフォンが必要な場合や、扱いが荒くなりがちな子供に持たせる端末として適していそうだ。カラーバリエーションは、レッド、ブラック、ホワイトの3色が用意される。

画面サイズ(解像度):約5.0インチ(720×1280)
サイズ(幅×高さ×厚さ):約72×144×7.8mm
重量:約141g
防水/防塵:○(IPX5/8)/○(IP6X)
CPU:Snapdragon 410 MSM8916(1.2GHz×4)
RAM容量:2GB
ストレージ容量:16GB
増設用メモリーカードスロット:microSDXC(最大256GB)
OS:Android 7.1
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n
受信時最大通信速度:150Mbps
NFC:搭載
FeliCa:搭載
メインカメラ:約1,310万画素
サブカメラ:約500万画素
バッテリー容量:2,580mAh
ワンセグ/フルセグ:搭載/非搭載
電池持ち時間:約105時間
USBポート:microUSB
ドコモオンラインショップにおける端末の直販価格:28,512円(税込)

高精細なフルHD対応IGZO液晶やUSB Type-Cポートを備える
シャープ「AQUOS sense SH-01K」

2017年11月10日に追加されたばかりの最新モデル。docomo with対象機としては唯一、1080×1920のフルHD表示に対応している。高精細なIGZO液晶を採用するうえ、液晶テレビ「AQUOS」の映像最適化技術「リッチカラーテクノロジーモバイル」を備えているため、動画再生などでもよりリアルな色を再現できる。また、ノイズに強いIGZO液晶のメリットとして、濡れた手や、画面に水滴が付いた状態でもタッチ操作が行えるなど、水周りで使う場合にも心強い。

基本性能は、ミドルレンジ向けオクタコアCPU「Snapdragon 430 MSM8937(1.4GHz×4+1.1GHz×4)」に3GBのRAMと、32GBのストレージを組み合わせる。OSは、Android 7.1。なお、本機もAndroid 8.0へのバージョンアップ対象機になっている。また、指紋認証センサーや、USB Type-Cポートを備える点も注目だ。なお、既存のmicroUSBを使った充電器やモバイルバッテリーを使う場合、変換ケーブルや変換アダプターが必要になる点には注意だ。

本機の魅力は、やはりフルHDに対応する高精細なディスプレイだろう。細かな文字でもにじまずクッキリ表示できるので、写真や動画の視聴はもちろん電子書籍やWebコンテンツ、SNSといった、文字を読むことが多い人により適している。カラーバリエーションは、シャンパンゴールド、フロストラベンダー、シルキーホワイト、ベルベットブラックの4色だ。

画面サイズ(解像度):約5.0インチ(1080×1920、IGZO液晶)
サイズ(幅×高さ×厚さ):約72×144×8.6mm
重量:約148g
防水/防塵:○(IPX5/8)/○(IP6X)
CPU:Snapdragon 430 MSM8937(1.4GHz×4+1.1GHz×4)
RAM容量:3GB
ストレージ容量:32GB
増設用メモリーカードスロット:microSDXC(最大256GB)
OS:Android 7.1(Android 8.0へのバージョンアップ予定あり)
Wi-Fi:IEEE802.11b/g/n
NFC:搭載
FeliCa:搭載
メインカメラ:約1,310万画素
サブカメラ:約500万画素
フルセグ/ワンセグ:非搭載/非搭載
バッテリー容量:2,700mAh
電池持ち時間:95時間
USBポート:USB Type-C(QuickCharge 3.0対応)
ドコモオンラインショップにおける端末の直販価格:30,456円(税込)

十分な基本性能を備えたdocomo with最安モデル
ZTE「MONO MO-01K」

昨年2016年に登場した「MONO MO-01J」は、「端末購入サポート」を組み合わせることで、本体価格648円(税別)という圧倒的な低価格で人気を集めた。その2世代目となる「MONO MO-01K」は、docomo with対象機となり、docomo with対象機の中でも最安の25,272円(税込)という価格設定がなされている。

ボディは、防水/防塵仕様には対応しているが、おサイフケータイで使うFeliCaポートやワンセグ/フルセグテレビチューナーなどは搭載されておらず、機能的にはシンプルだ。基本性能は、CPUに、ミドルレンジのクアッドコアCPU「Snapdragon 435 MSM8940(1.4GHz×4+1.1GHz×4)」を備え、3GBのRAMと32GBのストレージを組み合わせる。OSはAndroid 7.1だ(Android 8.0へのバージョンアップが予定されている)。前モデルと比べてRAMとストレージが増設されており、アプリのインストールにも余裕があるため、より長く快適に使うことができるだろう。

本機はいたってシンプルな構成なので、SIMフリー機と格安SIMカードの安さに惹かれつつ、サポート面でちょっと不安があるというライトユーザーに適した1台と言える。カラーバリエーションは、ホワイトとグレーブラックの2色だ。

画面サイズ(解像度):約5.0インチ(720×1280)
サイズ(幅×高さ×厚さ):約69×142×8.9mm
重量:約153g
防水/防塵:○(IPX5/7)/○(IP5X)
CPU:Snapdragon 435 MSM8940(1.4GHz×4+1.1GHz×4)
RAM容量:3GB
ストレージ容量:32GB
増設用メモリーカードスロット:microSDXC(最大256GB)
OS:Android 7.1(Android 8.0へのバージョンアップ予定あり)
Wi-Fi:IEEE802.11b/g/n
NFC:非搭載
FeliCa:非搭載
メインカメラ:約1,320万画素
サブカメラ:約500万画素
フルセグ/ワンセグ:非搭載/非搭載
バッテリー容量:2,800mAh
電池持ち時間:約90時間
USBポート:micro USB
ドコモオンラインショップにおける端末の直販価格:25,272円(税込)

docomo with対象のらくらくスマートフォン
富士通「らくらくスマートフォン me F-03K」

NTTドコモのラインアップでも、シニア向けとして一定の人気がある「らくらくスマートフォン」シリーズ。シリーズを通じた大きな特徴は、バイブレーション機能を使ってしっかりと押し応えが感じられるタッチパネルと、シンプルかつ洗練されたデザインのオリジナルホーム画面の組み合わせがもたらす操作性にある。スマートフォンの操作に不慣れなシニア層がターゲットだが、ガラケーからの乗り換え組でも使いやすい。

そんな本機は、「らくらくスマートフォン 4」をベースにしつつ、ガラケーとのデータ交換に使う赤外線通信ポートを省略するなど、多少のコストダウンが図られたモデルだ。なお、コストダウンといっても、約4.5インチの有機ELディスプレイや、CPU「Snapdragon 625 MSM8953」、2GBのRAM、16GBのストレージなど基本性能部分に変更はないし、ただの廉価版とは言い切れない部分もある。

なお、本機は「らくらくスマートフォン4」と同じく「Google Play」に対応しており、一般的なスマートフォンと同じようにアプリを自由に追加できる。カラーバリエーションは、ブルー、ゴールド、ピンク、ブラックの4色だ。発売は、2018年1月以降を予定している。

画面サイズ(解像度):約4.5インチ(720×1280、有機EL)
サイズ(幅×高さ×厚さ):約67×137×9.9mm
重量:130g台
防水/防塵:○(IPX5/8)/○(IP6X)
CPU:Snapdragon 625 MSM8953(2.0GHz×8)
RAM容量:2GB
ストレージ容量:16GB
増設用メモリーカードスロット:microSDXC(最大256GB)
OS:Android 7.1
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac
NFC:非搭載
FeliCa:搭載
メインカメラ:約1,310万画素
サブカメラ:約500万画素
フルセグ/ワンセグ:非搭載/搭載
バッテリー容量:2,100mAh
電池持ち時間:計測中
USBポート:micro USB
ドコモオンラインショップにおける端末の直販価格:未定

田中 巧(編集部)

田中 巧(編集部)

FBの友人は4人のヒキコモリ系デジモノライター。バーチャルの特技は誤変換を多用したクソレス、リアルの特技は終電の乗り遅れでタイミングと頻度の両面で達人級。

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2017.11.17 更新
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