レビュー
新色のローズゴールド&アルペンホワイトに注目!

額縁が細くなってますます“全面ディスプレイ感”がアップ! デル「New XPS 13」レビュー

デルの「XPS 13」は、ディスプレイの額縁(ベゼル)が細い、いわゆる狭額縁をいちはやく取り入れたノートパソコンだ。この狭額縁は、フットプリント(設置面積)の小型化、画面への没入感アップ、見た目のスタイリッシュさなど多くのメリットがあり、他社も追随している。そんなXPS 13の最新モデル「New XPS 13」が今年2018年1月に登場したので、詳しくチェックしていきたい。

13.3型ディスプレイを搭載するノートパソコンとしては、フットプリントが世界最小(デル調べ)のNew XPS 13。価格.com最安価格は152,801円から(2018年3月8日時点)

新色のローズゴールド&アルペンホワイトと4Kに注目

XPS 13は、2015年に「インフィニティ・エッジ・ディスプレイ」という狭額縁を採用し、今の狭額縁ブームの作り出した画期的なモデルだ。その後、基本的なデザインは変えずに、何度かモデルチェンジを繰り返してきた。今回のNew XPS 13も基本的なデザインは踏襲しているが、額縁の太さが従来モデルの5.2mmから4mmに細くなり、“全面ディスプレイ感”が増している。

狭額縁のメリットは、本体をコンパクトにできることだが、それ以上に見た目がスタイリッシュになるのが大きい。XPS 13以降、数多くのメーカーが狭額縁のモデルを発売しており、大きなトレンドのひとつとなっている。New XPS 13を見てから、額縁の太いノートパソコンを見ると、ずいぶん古臭く、やぼったく見えてしまう。

ベゼルの太さは4mmという極細仕様

ベゼルの太さは4mmという極細仕様

新色のローズゴールド&アルペンホワイトにも注目したい。ローズゴールドの天板と底面は、CNC削り出しアルミ加工。質感が高く、金色だが落ち着いた色味だ。編み込みのグラスファイバーを使ったパームネレストは、真っ白で清潔感のある仕上がり。既存のブラックモデルと比べると、軽やかな印象で女性にも人気が出そうなカラーとなっている。白だと気になる汚れは、黄ばみを防ぐUVカットと防汚コーティングが施されており、きれいなまま長く使えるという。

新色のローズゴールド&アルペンホワイト。パームレスト、キーボード、ベゼルは、清潔感のある軽やかな白色だ

編み込みのグラスファイバーを使ったパームレスト。間延びした雰囲気がなく、触り心地もよい

編み込みのグラスファイバーを使ったパームレスト。間延びした雰囲気がなく、触り心地もよい

ローズゴールドの天板は、パッと見はゴールドで、男性が使っていても違和感はないだろう

ローズゴールドの天板は、パッと見はゴールドで、男性が使っていても違和感はないだろう

New XPS 13のもうひとつの特徴が4Kだ。これまでの3200×1800(QHD+)を上回る3840×2160のモデルをラインアップ。sRGBカバー率100%、コントラスト比1500:1を実現しているほか、Windows HD Colorを採用しており、HDRストリーミングコンテンツの再生もサポートする。画面サイズが13.3型であればフルHDで十分だと思うが、実際に使ってみると、4Kならではの精細さが感じられる。スリムボディながら、クリアで迫力のある低音が楽しめるのもポイントだ。ネットフリックスやAmazonプライムビデオなどネット動画を少しでも高画質で楽しみたい人はチェックしてみてもらいたい。

4Kモデルはバッテリー駆動時間が短め

New XPS 13のラインアップは、2018年3月7日の時点で12モデル。主なスペックは、CPUが第8世代のCore i5-8250U/Core i7-8550U、メモリーが8GB/16GB、ストレージ(SSD)が256GB/512GB/1TB。ディスプレイが4KかフルHDの2種類。カスタマイズはできず、好みの組み合わせを選ぶことになる。マイクロソフトの「Office」の有無という違いもある。

4KモデルとフルHDモデルは、ディスプレイの解像度以外にも違いがあるので注意してほしい。4Kモデルはタッチ対応なのに対して、フルHDはタッチ非対応となる。4KモデルとフルHDモデルは、バッテリー駆動時間も大きく違う。カタログスペックだが、4Kモデルは最大11時間なのに対して、フルHDモデルは最大19時間46分と2倍近く長い。4Kの精細さをとるか、フルHDのスタミナをとるか、実に悩ましいところだ。

今回試したモデルはCore i7-8550U、16GBのメモリー、512GBのSSDを搭載した「プラチナハイエンド・4Kタッチパネル」というモデルだ。各種ベンチマークプログラムでも高いスコアを記録。New XPS 13は、デュアルファンとデュアルヒートパイプで、高い冷却性能と静音性を実現。また、GORE Thermal Insulationという熱絶縁フィルムを使うことで、高負荷時でもシステムを低温に保てるという。ベンチマークプログラムを走らせているときは、さすがにファンの回転音がしたが、パームレストなどは熱くなることはなく、冷却性能が高いことを確認できた。

パソコンの総合性能を測定するベンチマークプログラム「PCMark 8 Professional Edition」(Home accelerated)の結果。「3395」と高いスコアを記録した

ストレージの転送速度を測定する「CrystalDiskMark 6.0.0 x64」(ひよひよ氏作)の結果。PCIe接続のSSDらしく、読み込み書き込みともに非常に高速だ

従来モデルから外部インターフェイスが変更

使い勝手の面で変わったのが外部インターフェイス。わかりやすく言うと兄弟モデルである2in1タイプの「New XPS 13 2-in-1」に近い仕様になっている。具体的には、USB 3.0 Type-Aがなくなり、SDメモリーカードスロットがフルサイズからmicroSDに変更されている。どちらも利用頻度が高いものだったので、残して欲しかったが、薄型化のために変更が余儀なくされたのかもしれない。

キーボードもNew XPS 13 2-in-1とほぼ同じものになっている。従来のXPS 13と比べると、Enterキーが大きくなっており、使いやすくなっている。ただし、カーソルキーの右上と左上に「PageUp」と「PageDown」のキーが設けられており、慣れるまでは誤って押しそうになった。

狭額縁の唯一のデメリットがカメラの位置だ。ベゼルが細く、上部にカメラが設置できたいため、下部に取り付けられている。その結果、自分の顔が下から撮られることになり、あまり映りがよくない。

本体重量も約1.21kg(最軽量モデル)と、ほとんど変わっていない。見た目がコンパクトなだけに、実際に手にするとずっしりと重く感じられる。なお、ローズゴールド&アルペンホワイトモデルに付属するACアダプターは、本体カラーとマッチする白色のものが付属する。

外部インターフェイスは、2in1タイプのNew XPS 13 2-in-1とほぼ同じ仕様に変わった(Thunderbolt 3はNew XPS 13が2ポートと1ポート多い)。右側面にmicroSDメモリーカードスロット、USB 3.1 Type-C(DC-In/PowerShare対応/DisplayPort兼用)、ヘッドホン出力を備える。左側面にThunderbolt 3(USB 3.1 Type-C/DC-In/PowerShare対応/DisplayPort兼用)×2などを備える。バッテリー残量を確認できる便利なインジケーターも備える

ローズゴールド&アルペンホワイトのACアダプター。本体カラーに合わせた白色のものが付属する。USB Type-Aへのアダプターも同梱される

まとめ

New XPS 13は、狭額縁デザインのスタイリッシュなノートパソコンの、ひとつの完成系と言えるモデルだ。多くの人にこの画面サイズで、4Kは不要かもしれないが、対応コンテンツを表示したときの精細感は目を見張るものがある。価格も16万円台(クーポン適用時、以下同)からと、フルHDモデルよりも2万円高いだけなので、検討してみる価値は十分ある。

Core i5-8250Uを備えたフルHDモデルなら、14万円台で購入できる(2018年3月8日時点)。こちらでも日常使いには十分すぎるスペックだし、バッテリー駆動時間が長いので、持ち運びを重視するならばフルHDモデルを選んだほうがいいだろう。

三浦善弘(編集部)

三浦善弘(編集部)

パソコン関連を担当する双子の兄。守備範囲の広さ(浅いけど)が長所。最近、鉄道の魅力にハマりつつあります。

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