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生涯分のデータを保存できる? “128TB”のSDカード新規格が登場

「話のネタになる最新ITニュースまとめ」は、主に海外のIT業界で先週話題になったニュースを紹介する連載です。知っておいて損はない最新情報から、話のネタになりそうな事柄まで、さまざまなニュースをお届けしていきます。

最大容量128TB&転送速度985MB/s のSDカード新規格が登場

メモリカード規格を策定する規格団体、SDアソシエーションは、次世代SDカード規格「SD 7.0」の仕様を発表しました。「SD 7.0」には、「SDUC」と「SD Express」という2つの規格が採用されています。

次世代規格のSDカードは128TBという途方もない量のデータを保存可能

次世代規格のSDカードは128TBという途方もない量のデータを保存可能

「SDUC」は、SDカードのストレージ容量が最大128TBに拡張するもの。従来の最大ストレージ容量はSDXCの2TBであったことから、大幅に増量することになります。4K、8Kという高画質な動画や、VRコンテンツなどの保存にも対応できます。128TBもあったら、もうポータブルHDDやSSDといった大きな記憶デバイスは必要なくなりそうです。

もうひとつの規格は「SD Express」というもので、これは接続規格の「PCI Express 3.0」と「NVM Express(NVMe) 1.3」を採用しており、最大転送速度が985MB/sになります。つまり、1秒で約1GBのデータを転送できるわけで、特大サイズの動画なども数秒で転送できることになります。

SDアソシエーションが公開した「SD 7.0」(一番右)と従来のSDカードのスペック比較表。特にストレージ容量の進化が著しい

「SD 7.0」は新規格のため、これを採用した製品が市場に出回るのはもう少し先のことになるでしょう。128TBのSDカードがいったいどれくらいの価格になるのか気になるところです。

ソース:SDアソシエーション

アマゾンがオンライン薬局を買収。処方箋のネット通販に参入

米アマゾンが、オンライン薬局「PillPack」を買収したことを発表。処方箋のインターネット通販市場に本格参入することになります。

スタートアップのオンライン薬局、PillPackは、処方箋を小分けにして配送するサービスを展開

スタートアップのオンライン薬局、PillPackは、処方箋を小分けにして配送するサービスを展開

ついにアマゾンが医薬品のオンラインビジネスに本腰を入れることになります。同社の買収に合意したPillPackは、複数の処方箋をユーザーが1度に内服する量に小分けして配送するサービスです。医療機関、保険会社と協業し、ユーザーの代わりに処方箋の仕分けや支払いを行うことで高い評価を得ています。

処方箋の配送サービスを手がけるPillPackは、時価総額が3億6000万ドルで、2017年の売り上げは1億ドル。ユーザー数は約4万人とされています。すでにアメリカの全50州で医薬品通販のライセンスを取得しており、アマゾンはアメリカ全土でビジネスを展開することが可能です。

ネット通販で世界最大手のアマゾンが、オンライン医薬品市場に参入することは、ほかのドラッグストアチェーンには脅威になると見られており、処方箋販売を手がけるWalgreensやCVS、Rite Aidといった企業は、PillPack買収直後に軒並み株価を落としました。

日本では、インターネット上で診察を行い、処方箋を自宅に配送するオンライン診療が徐々に広まりつつありますが、法規制によりアメリカほど自由に行うことはできず、2018年現在はガイドライン策定をしている段階です。処方箋の郵送サービスも展開されていますが、大きく認知されているとは言えないのが現状です。

ただし、法規制の緩和が進めば、今後オンライン診療が一気に進む可能性もあり、そうなるとPillPackのようなサービスが新しいビジネスモデルとして盛り上がる可能性もあります。アマゾンに処方箋を郵送してもらう、なんてことが、日本でも起こるのかもしれません。

ソース:BusinessWire

落下によるディスプレイ破損を防ぐ。エアバッグ付きスマホケースが話題

「スマートフォンを誤って落としてしまい、ディスプレイが割れた」という悲劇に見舞われた人は多いはず。落下による破損を防ぐには、ケースや保護シートを貼って対策するくらいしかないのですが、エアバッグ的な機能を備えた画期的なケースが注目を集めています。

ドイツアーレン大学でエンジニアリングを専攻する学生、フィリップ・フレンツェルさんが開発したスマートフォンケースは、本体が落下したのを内蔵のセンサーで検知し、四隅に備わるバンパーを開いて落下の衝撃を軽減するという、まるでエアバッグのような機能を備えるケースです。

上記の動画を見るとわかりますが、スマートフォンが手から離れたのとほとんど同時にバンパーが開き、本体は地面に接触しません。これは画期的です。

このケースは、ドイツのメカトロニクス協会から2018年のMechatronics Prizeを受賞しており、2018年7月からクラウドファンディングのKickstarterに出店する予定。もし、製品化されれば、多くの人が悲劇から救われることになるかもしれません。

水川悠士(編集部)

水川悠士(編集部)

最新ガジェットとゲームに目がない雑食系ライター。最近メタボ気味になってきたので健康管理グッズにも興味あり。休日はゲームをしたり映画を見たりしています。

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