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「Xperia 1 II」「AQUOS R5G」に加え、OPPO、シャオミ、ZTEの5Gスマホを投入

「au 5G」は3月26日開始。2年間は4Gと同額の5G向け料金4プランを発表

KDDIは2020年3月23日、「au 5G」の発表会をオンラインで開催し、5Gサービスの概要および対応スマートフォン7機種と料金プランなどを発表した。5Gスマホの中にはOPPO「Find X2 Pro」およびシャオミ「Mi 10 lite 5G」、ZTE「ZTE a1 ZTG01」など、auのスマートフォンとしては初参入となるメーカーの製品が含まれる。「au 5G」の概要およびスマートフォン各機種の特徴を解説しよう。

※本記事中の料金は税別で統一している。

全国15都道府県からサービス開始、2022年度末には4Gレベルの全国展開を実現

KDDIは5Gサービス「au 5G」を3月26日よりスタートする。注目のエリア展開だが、サービス開始の時点では、北海道、埼玉県、千葉県、東京都、富山県、静岡県、愛知県、大阪府、岡山県、広島県、愛媛県、福岡県、佐賀県、大分県、沖縄県の各都道府県の一部となる。その後、2021年3月末には全国に1万局まで基地局を増強する。そして、2022年3月末予定の全国2万局以上の基地局整備を完了するころに、今の4Gに近いエリア展開が実現する見込みだ。また、5Gのフル機能を実現するスタンドアロンモード(SA)は、2021年末頃からの開始を予定しているという。

なお、KDDIでは、現在、総務省が進めている4G用の既存周波数帯を5Gに転用するための法令の改正を積極的にキャッチアップしていく方針で、上記の基地局数には、4Gから5Gに転用した基地局の数が含まれているという。

4G用の既存周波数帯を転用することで、2022年末頃には、現在の4G近いエリアカバーが実現される見込みだ

4G用の既存周波数帯を転用することで、2022年末頃には、現在の4G近いエリアカバーが実現される見込みだ

5G向けとして4種類の料金プランが発表された。そのうち3プランは通信容量無制限だが、バンドルされるサブスクリプションコンテンツの有無および種類が異なる。基本となる「データMAX 5G」プランは、月額料金8,650円でデータ通信容量無制限(テザリングおよびデータローミングは月間30GB)だが、月間通信容量が2GB以下の場合は7,170円に値下げされる。

2つ目の「データMAX 5G Netflixパック」は、月額料金9,650円でデータ通信容量無制限(テザリングおよびデータローミングは月間60GB)。月間通信容量が2GB以下の場合は、8,170円に値下げされる。サブスクリプションコンテンツとして、「Netflix (ベーシックプラン)」と「TELASA(KDDIとテレビ朝日による新しい動画配信サービス)」の2サービスのアカウントがバンドルされる。

3つ目の「データMAX 5G ALL STARパック」は、月額料金11,150円でデータ通信容量無制限(テザリングおよびデータローミングは月間80GB)。月間通信容量が2GB以下の場合は、9,670円に値下げされる。バンドルされるサブスクリプションサービスは「Netflix (ベーシックプラン)」と「TELASA」に加えて、「Apple Music」と「YouTube Premium」という4サービスだ。

4つ目の料金プラン「ピタットプラン 5G」は、月間通信容量1GBまでの場合4,150円、4Gまでなら5,650円、月間7GBまでの場合7,150円という3段階の従量制プラン。あまりスマートフォンを使わないユーザーに適している。

「データMAX 5G」プランは「5Gスタートキャンペーン」を適用することで4G向けの「データMAX 4G LTE」と同額になる

3段階の料金プランである「ピタットプラン5G」も、「5Gスタートキャンペーン」を適用することで4G向けの「新auピタットプランN」と同額になる(写真中の価格は、割引を最大に適用した場合のもの)

これらの料金に適用される割引だが、2年間の定期契約「2年契約N」(月額170円の割引)、家族割引「家族割プラス」(4名以上で月額最大2,020円の割引)、固定回線とセットの「auスマートバリュー」(月額1,000円の割引)といった既存の割引がそのまま利用可能。加えて、上記の5Gスマートフォン向け料金に加入してから25か月間に限り適用される「5Gスタートキャンペーン」(月額1,000円の割引)が用意される。このほか、「データMAX 5G」では月額1,000円、「データMAX 5G Netflixパック」では月額1,200円、「データMAX 5G ALL STARパック」では月額1,500円を契約当初6か月間に限り割り引く「スマホ応援割II」も利用できる。5G向け料金プランは4G向け料金プランよりも月額1,000円の値上がりとなっているが、「5Gスタートキャンペーン」を利用することで契約当初25か月間については4Gと同額で利用できる計算となる。

今回発表された5G対応スマートフォンは以下の7機種となる。各機種の特徴を解説しよう。

8Kビデオ撮影や30倍ズーム撮影に対応する5Gスマホ
「Galaxy S20 5G SCG01」

NTTドコモから発表されている「Galaxy S20」が、auから「SCG01」として発売される。約69(幅)×152(高さ)×7.9(厚さ)mm、重量約163gのボディに、3,200×1,440のQHD+表示に対応する約6.2インチの有機ELディスプレイを搭載。SoCは「Snapdragon 865」で、12GBのメモリーと128GBのストレージという組み合わせ。1TBまで対応するmicroSDXCメモリーカードスロットも備える。OSはAndroid 10。メインカメラは約1,200万画素の超広角カメラ、約1,200万画素の広角カメラ、約6,400万画素の望遠カメラというトリプルカメラで、8Kの動画撮影や、30倍のズーム撮影が可能だ。フロントカメラは約1,000万画素。前モデル「Galaxy S10」では搭載されていたフルセグ・ワンセグのテレビチューナーは非搭載になったが、FeliCaポートは引き続き搭載される。ワイヤレス充電にも対応している。5G通信機能は、Sub-6に対応し、下り最大3.4Gbps、上り最大183Mbpsのデータ通信が行える。

3月26日の発売を予定しており、auの直販サイトによる販売価格は117,480円となっている。

12GBのメモリーを備えた8K動画撮影可能なハイエンド機
シャープ「AQUOS R5G SHG01」

NTTドコモおよびソフトバンクから発表されている「AQUOS R5G」が、auから「SHG01」として発売される。約75(幅)×162(高さ)×8.9(厚さ)mm、重量約189gのボディに、3,168×1,440のQHD+表示に対応する約6.5インチのPro IGZO液晶ディスプレイを搭載。SoCは、「Snapdragon 865」で、12GBのメモリーと256GBのストレージという組み合わせ。1TBまで対応するmicroSDXCメモリーカードスロットも備える。OSはAndroid 10。メインカメラは、約1,220万画素の標準カメラ、約4,800万画素 の超広角カメラ、約1,220万画素の望遠カメラ、被写界深度を計測するToFカメラという4基のカメラを組み合わせたクアッドカメラで、8Kの動画撮影が行える。フロントカメラは約1,640万画素となっている。フルセグ・ワンセグのテレビチューナーおよびFeliCaポートは搭載されるが、ワイヤレス充電には非対応となる。5G通信機能としては、Sub-6に対応し、下り最大3.4Gbps、上り最大183Mbpsのデータ通信が行える。

3月27日の発売を予定しており、auの直販サイトによる販売価格は117,405円となっている。

ZEISSカメラ搭載の注目モデルがauからも登場
ソニーモバイル「Xperia 1 II SOG01」

NTTドコモから発売が発表されている「Xperia 1 II」が、auから「SOG01」として発売される。約72(幅)×166(高さ)×7.9(厚さ)mmで、重量約181gのボディに、3,840×1,644の4K表示に対応する約6.5インチの有機ELディスプレイを搭載。SoCは「Snapdragon 865」で、8GBのメモリー、128GBのストレージというスペック。512GBまで対応するmicroSDXCメモリーカードスロットも備える。OSはAndroid 10。メインカメラは、約1,200万画素の標準カメラ、約1,200万画素の超広角カメラ、約1,200万画素の望遠カメラに加えて、被写界深度を計測する3D iToFカメラを組み合わせたクアッドカメラだ。なお、TOFカメラを除く3台のカメラにはZEISS監修のレンズを搭載している。フロントカメラは約800万画素だ。FeliCaポート、フルセグ・ワンセグテレビチューナー、ワイヤレス充電のいずれにも対応している。5G通信機能としては、Sub-6に対応し、下り最大3.4Gbps、上り最大183Mbpsのデータ通信が行える。

2020年5月以降の発売を予定しており、auの直販サイトによる販売価格は121,455円となっている。

ミリ波対応のハイスペックモデル
サムスン「Galaxy S20+ 5G SCG02」

NTTドコモから発表されている「Galaxy S20+ 5G」が、auから「SCG02」として発売される。ボディサイズは約74(幅)×162(高さ)×7.8(高さ)mm、重量約186g。ディスプレイは、3,200×1,440のQHD+表示に対応する約6.7インチの有機ELディスプレイで、「Galaxy S20」ひとまわり大きめ。SoCは「Snapdragon 865」で、12GBのメモリーと128GBのストレージという組み合わせ。1TBまで対応するmicroSDXCメモリーカードスロットも備える。OSはAndroid 10。メインカメラは約1,200万画素の超広角カメラ、約1,200万画素の広角カメラ、約6,400万画素の望遠カメラに加えて、TOFカメラが追加されている点が「Galaxy S20」とは異なる。フロントカメラは約1000万画素だ。フルセグ・ワンセグのテレビチューナーが非搭載だが、FeliCaポートは搭載されている。ワイヤレス充電にも対応する。5G通信機能では、Sub-6に加えてミリ波にも対応しており、対応エリアでは下り最大4.1Gbps、上り最大481Mbpsの高速なデータ通信が行える。

2020年5月以降の発売を予定しており、auの直販サイトによる販売価格は121,164円となっている。

OPPOのフラッグシップモデルがauから登場
OPPO「OPPO Find X2 Pro OPG01」

OPPOのフラッグシップモデル「Find X2 Pro」が、auから「OPG01」として登場する。ボディサイズは、約74(幅)×165(高さ)×8.8(厚さ)mm(オレンジは厚さ9.5mm)で、重量約217g(オレンジは200g)のボディに、3,168×1,440のQHD+表示に対応する約6.7インチの有機ELディスプレイを搭載。SoCは「Snapdragon 865」で、12GBのメモリーと512GBのストレージを組み合わせる。microSDXCメモリーカードスロットは非搭載だ。OSはAndroid 10(ColorOS 7.1)。メインカメラは約4,800万画素の標準カメラ、約4,800万画素の超広角カメラ、約1,300万画素の望遠カメラというトリプルカメラで、7.5倍の光学ズーム撮影が行える。フロントカメラは約3,200万画素。フルセグ・ワンセグのテレビチューナー、FeliCaポート、ワイヤレス充電ポートは搭載しない。5G通信機能では、Sub-6に対応しているが、通信速度は計測中だ。

2020年7月以降の発売を予定している。価格は未定だ。

クアッドカメラを搭載するミドルレンジ5Gスマホ
ZTE「ZTE a1 ZTG01」

「ZTE a1 ZTG01」は、auとしては初めてのZTE製スマートフォン。約77(幅)×164(高さ)×9.0(厚さ)mm、重量約185g(いずれも暫定値)のボディに、2,340×1,080のフルHD+表示に対応する約6.5インチの液晶ディスプレイを搭載する。SoCは「Snapdragon 765G 5G」で、6GBのメモリーと128GBのストレージというスペック。1TBまで対応するmicroSDXCメモリーカードスロットも備える。OSは、Android 10。メインカメラは約4,800万画素のメインカメラ、約800万画素の超広角カメラ、約200万画素のマクロカメラ、被写界深度計測用のToFカメラという組み合わせのクアッドカメラとなっている。フロントカメラは約3,200万画素となる。フルセグ・ワンセグのテレビチューナー、FeliCa・NFCポート、ワイヤレス充電ポートいずれも非搭載となっている。5G通信機能では、Sub-6に対応しており、対応エリアでは下り最大2.1Gbps、上り最大183Mbpsのデータ通信が行える。

2020年7月以降の発売を予定している。価格は未定だ。

シャオミの5Gスマホがauより登場
シャオミ「Mi 10 Lite 5G XIG01」

2019年末に「Mi Note 10」で国内参入を果たしたばかりのシャオミが、auの5Gスマホ「Mi 10 Lite 5G XIG01」で国内の通信キャリアに初参入を果たした。

スペックやカラーなどまだ詳細は明らかにされておらず、上記の写真もイメージとのことだ。2020年7月以降の発売を予定している。

田中 巧(編集部)

田中 巧(編集部)

FBの友人は4人のヒキコモリ系デジモノライター。バーチャルの特技は誤変換を多用したクソレス、リアルの特技は終電の乗り遅れでタイミングと頻度の両面で達人級。

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