ソフトバンクは、2020年5月13日、ミドルレンジスマートフォン「Xperia 10 II」(ソニーモバイル製)をワイモバイルブランドから発売すると発表した。
「Xperia 10 II(エクスペリア・テン・マークツー)」は、ハイエンドモデル「Xperia 1 II」と同時に発表された4G対応のミドルレンジスマートフォン。国内では、NTTドコモ版「SO-41A」とau版「SOV43」がすでに発表されているが、これに次いで、ソフトバンク系列のワイモバイルからも発売されることになった。
端末自体はNTTドコモ版やau版と基本的に共通で、約69(幅)×157(高さ)×8.2(厚さ)mm、重量約151gのボディに、2,520×1,080のフルHD+表示に対応する約6.0インチの有機ELディスプレイを搭載する。内蔵バッテリーは3,600mAhという大容量だが、ボディ全体の重量を抑えているのが特徴だ。なお、ボディはIPX5/8等級の防水仕様と、IP6X等級の防塵仕様をクリアしている。
搭載されるSoCは「Snapdragon 665」で、4GBのメモリーと64GBのストレージ、1TBまで対応するmicroSDXCメモリーカードスロットを組み合わせる。OSはAndroid 10。通信機能は4Gのみで、下り最大400Mbps、上り最大37.5Mbpsのデータ通信が行える。FeliCaポートを搭載するが、フルセグ・ワンセグチューナーおよびワイヤレス充電の各機能は非搭載。カラーバリエーションは、ミント、ブラック、ホワイト、ブルーの4色が用意される。
ミドルレンジの製品だが、有機ELディスプレイを採用。コントラスト比の高い映像を表示できる
指紋認証センサーを内蔵した電源ボタンを右側面に装備している
ヘッドホン端子を上面に搭載。ハイレゾ音源の再生にも対応している
メインカメラは約800万画素の超広角カメラ(16mm)、約1,200万画素の標準カメラ(26mm)、約800万画素の望遠カメラ(52mm)という組み合わせのトリプルカメラで、フロントカメラは約800万画素のシングルカメラだ。メインカメラは被写体や環境に応じて13種類のシーンと4つのコンディションを自動で組み合わせて撮影を行う「プレミアムおまかせオート」や、暗所撮影用の「ナイトモード」を備える。
メインカメラは、超広角、標準、望遠という組み合わせのトリプルカメラ
カメラは13種類のシーンと、状況(コンディション)4種類を自動識別して最適な撮影を行う
なお、ワイモバイルショップは、2020年5月31日まで、午後4時までの営業時間短縮を実施中だ。業務内容もスマートフォンや携帯電話などの修理・機種変更・新規契約に限定しており、来店の際は予約を呼びかけている。また、オンラインショップの利用を推奨しており、機種変更および新規契約の手続きにかかる事務手数料3,000円(税別)が現在無料で利用できる。
また、本機の発売にともなうキャンペーンとして、ソフトバンクでは、5,000円相当のPayPayポイントがプレゼントされる「Xperiaを買ってPayPayもらおうキャンペーン」を実施する。このほか、ソニーモバイルでは、Xperiaシリーズ誕生10周年を記念した人気アーティスト・ブランドとのコラボ記念Tシャツなどがプレゼントされる「Xperia 10TH ANNIVERSARYキャンペーン第2弾」を実施する。
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