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価格.com上では「Ryzen」搭載モデルが大人気!

2020年夏パソコンのポイントは「Ryzen」「ゲーミングPC」「テレワーク向け」。注目モデルも紹介

コロナ禍でパソコンがよく売れている。4月の緊急事態宣言あたりから法人向けパソコンの在庫がなくなり、店頭でも一部モデルが売り切れになるなど、どのメーカーも売りたくても、売るモノがないという状況に陥った。現在は製造拠点である中国や国内の工場が稼働しており、状況は改善されている。

パソコンメーカーは毎年6月ごろに夏モデルとして、新モデルを発表しており、今年も続々と新モデルが発表されている。ただし、コロナウイルス感染症の影響で発売が7月や8月になるモデルがあるなど、いつもとは少しだけ状況が異なっている。今回は、そんな2020年夏モデルのポイントと注目モデルを紹介したい。

夏モデルのポイント

夏モデルのポイント1は「Ryzen」だ。RyzenはAMDのCPUで、自作パソコン市場で大人気のCPU。ライバルであるインテルの供給不足問題もあり、ノートパソコンでもこのRyzenを採用するメーカーが一気に増えている。特に今年の春以降に発売されたモデルに搭載される「Ryzen 4000シリーズ」は、性能が向上しており、価格.comのユーザーレビューを見ても、パフォーマンス面に満足している人が多いようだ。

価格.comの「ノートパソコン」カテゴリーの人気売れ筋ランキングを見ると、トップ10のうち7モデルがRyzenを搭載したモデルとなっている(2020年7月17日時点)。レノボ・ジャパン、デル、日本HPといった大手メーカーのRyzen搭載モデルは、価格.com最安価格が5万円台〜6万円台と手ごろで、多くのユーザーから選ばれている。

7nmプロセスルールで製造されたRyzen 4000シリーズは、処理性能が高く、消費電力も抑えられている。GPUの「Radeon グラフィックス」も強力だ

夏モデルのポイント2はゲーミングPCだ。ASUS JAPANやレノボ・ジャパン、デルなどは、おうち時間の増加で、パソコンでゲームをするユーザーが増えると見込んでおり、ラインアップを拡充している。日本HPは同じ高性能モデルでも、クリエイター向けのモデルをラインアップ。会社の高性能なデスクトップパソコンで行っていた作業を自宅でも行いたいというニーズに応えるのが狙いだ。

レノボ・ジャパンの「IdeaPad Gaming 350i」。同社のゲーミングPCといえば「Legion」ブランドだが、こちらは一般消費者向けの主力ブランド「IdeaPad」のゲーミングノートPC。派手な装飾などゲーミングPCテイストが弱めで、かつUSB接続のゲーミグマウスが付属するなど、これからPCゲームをはじめたいというユーザー向けのモデルだ。ゲーミングノートPCのエントリー向けモデルは各社とも力を入れている

夏モデルポイント3は在宅勤務やテレワーク向けの機能。レノボ・ジャパンの「ThinkPad」シリーズでは、ファンクションキーにオンライン会議の通話の受信・終了がワンタッチで行える機能を割り当てて、オンライン会議に参加しやすくした。NECパーソナルコンピュータの「LAVIE Pro Mobile」は、サテライトオフィスやカフェなどでののぞき見を防止する機能を新搭載。オンライン会議向けには、ヤマハ製の「AudioEngine」を使った「マルチユーザー会議モード」と「パーソナル会議モード」を搭載しており、聞きやすさにこだわっている。

このほか、在宅勤務で課題になることが多いインターネットの速度を改善するため多くのモデルが最新のWi-Fi規格である「Wi-Fi 6」に対応している。対応ルーターが必要とはなるが、自宅で多くのWi-Fi機器を同時に使っているユーザーはパソコンとルーターを買い替えることで、インターネット環境の改善が見込まれる。

2020年夏パソコン注目モデル

人気売れ筋ランキング1位! Ryzen搭載ThinkPad
レノボ・ジャパン「ThinkPad E495」

価格.comの「ノートパソコン」カテゴリーの人気売れ筋ランキングで1位の大人気モデル。ビジネスノートとして定番の「ThinkPad」が、価格.com最安価格58,890円となれば、気になる人は多いはず。フルHDの14型IPS液晶ディスプレイを搭載しており、自宅でも外出先でも使いやすいサイズ感となっている。重量は約1.75kg。CPUはAMDの「Ryzen 5 3500U」、メモリーは8GB、ストレージは256GB SSDというスペックで、日常使いには十分なスペックだ。映像出力機能付きのUSB 3.1 Gen1 Type-C、HDMIなど、自宅で外部ディスプレイに接続して作業するのにもピッタリ。720pのWebカメラやDolby Audio Premium機能付きのステレオスピーカーを搭載しており、ビデオ会議にも利用できる。

なお、上記のモデルは昨年12月発売の冬モデルだ。夏モデルとしては、CPUに第3世代の「Ryzen 5 4500U」を搭載したモデルが発売されており、価格.com最安価格は62,920円。こちらも人気売れ筋ランキングで6位に入っており人気だ。性能にこだわるのであれば、夏モデルのほうを検討したい。

●主なスペック
・CPU:Ryzen 5 3500U(2.1GHz/クアッドコア)
・メモリー:8GB
・ストレージ:256GB SSD
・ディスプレイ:14型液晶(1920×1080)、ノングレア
・OS:Windows 10 Home 64bit
・バッテリー駆動時間:12.2時間
・本体サイズ:329.3(幅)×242.8(奥行)×21.9(高さ)mm
・重量:1.75kg

6コアの第3世代Ryzen搭載で5万円台!
デル「Inspiron 14 5000 プレミアム」

価格.comの「ノートパソコン」カテゴリーの人気売れ筋ランキングで2位に入っている人気モデル。価格.com最安価格58,282円ながら、最新の第3世代「Ryzen 5 4500U」を搭載するのが特徴だ。このCPUは6コアで高いパフォーマンスが期待できる。CPU以外は、メモリーが8GB、ストレージが256GB SSDと人気のスペック。ディスプレイはフルHDの14型液晶。デルが得意な狭額縁設計のコンパクトボディで、重量が1.4kgと持ち運びやすい軽さなのも魅力。外部インターフェイスには、USB 3.2 Gen1やUSB 3.2 Gen 1 Type-C(DisplayPort/Power Delivery対応)、HDMIなどを備える。セキュリティが気になるという人はオプションで指紋認証センサーを選ぶといいだろう。

●主なスペック
・CPU:Ryzen 5 4500U(2.3GHz/6コア)
・メモリー:8GB
・ストレージ:256GB SSD
・ディスプレイ:14型液晶(1920×1080)、ノングレア
・OS:Windows 10 Home 64bit
・バッテリー駆動時間:非公表
・本体サイズ:321.3(幅)×216.2(奥行)×18.4(高さ)mm
・重量:1.4kg

高コスパゲーミングノートPCとして大人気
ASUS「TUF Gaming A15 FA506IU」

価格.comの「ゲーミングノートPC」カテゴリーの人気売れ筋ランキング1位、「ノートパソコン」カテゴリーでも同12位に入っているASUS Store限定モデル。人気の理由はコストパフォーマンスの高さだ。CPUには8コアの第3世代「Ryzen 7 4800H」(2.9GHz、最大4.2GHz)、GPUには「GeForce GTX 1660Ti」を搭載。メモリーは16GB、ストレージには512GBのSSDを備える。ディスプレイはフルHDの15.6型(リフレッシュレートは144Hz)。価格.com最安価格は138,800円とスペックを考えると魅力的な価格だ。ただし、7月17日時点でASUS Storeをチェックすると残念ながら「在庫切れ」となっている。

●主なスペック
・CPU:Ryzen 7 4800U(2.9GHz/8コア)
・GPU:GeForce GTX 1660Ti
・メモリー:16GB
・ストレージ:512GB SSD
・ディスプレイ:15.6型液晶(1920×1080)、ノングレア
・OS:Windows 10 Home 64bit
・バッテリー駆動時間:6.2時間
・本体サイズ:359.8(幅)×256(奥行)×24.7(高さ)mm
・重量:2.3kg

在宅勤務や自宅学習用に購入した人も
日本HP「Pavilion 13-an1000」

夏モデルではないが、昨年12月の発売から人気をキープしている「Pavilion 13-an1000」。価格.comの「ノートパソコン」カテゴリーの人気売れ筋ランキングで5位に入っているモバイルノートだ。重量は約1.26kgと、在宅勤務でもときどきオフィスや外出先で仕事をするというユーザーも選びやすい。CPUはインテルの「Core i5-1035G」(1.0GHz/4コア)、メモリーは8GB、ストレージは256GB SSDと仕事や趣味など幅広い用途に使えるスペックだ。ディスプレイはタッチ操作対応の13.3型で、Wi-Fi 6にも対応している。価格.com最安価格は68,200円とコストパフォーマンスも高い。カラーはモダンゴールドとSAKURAの2色が用意されている。ユーザーレビューやクチコミを見ると、在宅勤務やテレワーク、さらに子どもの自宅学習用に本モデルを購入したという人もいた。ただし、発送まで待たされたという声も見られるので、すぐに必要な人は注意したい。

●主なスペック
・CPU:Core i5-1035G1(1.0GHz/4コア)
・メモリー:8GB
・ストレージ:256GB SSD
・ディスプレイ:13.3型液晶(1920×1080)、グレア、タッチパネル
・OS:Windows 10 Home 64bit
・バッテリー駆動時間:最大10時間
・本体サイズ:310(幅)×215(奥行)×14.9(高さ)mm
・重量:2.3kg

テレワークや在宅ワークに特化したモバイルノート
NECパーソナルコンピュータ「LAVIE Pro Mobile」

軽さ、バッテリー駆動時間、堅ろう性、そしてパフォーマンスの総合的な携帯性を追求したモバイルノート。20万円近くするが、いつでもどこでも快適に仕事をしたいというビジネスパーソンにはぜひチェックしたいモデルだ。テレワークで気になるのぞき見を防止する、画面のぼかし機能を備えるほか、聞き取りやすいオンラインミーティング機能を搭載。最新モデルはキーボードが、はっきりとしたクリック感のある打鍵感に改良されており、長時間タイピングする人にもよさそうだ。

●主なスペック
・CPU:Core i7-10510U(1.8GHz/4コア)
・メモリー:8GB
・ストレージ:512GB SSD
・ディスプレイ:13.3型液晶(1920×1080)、ノングレア
・OS:Windows 10 Home 64bit
・バッテリー駆動時間:最大10時間
・本体サイズ:307.2(幅)×216(奥行)×16.7(高さ)mm
・重量:0.889kg

三浦善弘(編集部)

三浦善弘(編集部)

パソコン関連を担当する双子の兄。守備範囲の広さ(浅いけど)が長所。最近、鉄道の魅力にハマりつつあります。

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