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eSIM対応「AQUOS sense4 lite」と「OPPO A73」の発売も予告

楽天モバイルが契約手数料とMNP手数料をゼロに。オンライン契約の当日開通も実施

楽天モバイルは、2020年11月4日、スマートフォンの契約事務手数料およびMNP手数料の無料化や、eSIMとeKYCを利用したオンライン即日開通サービスの開始を発表。このほか、eSIMに対応した新しいスマートフォン2機種と、新たな販促キャンペーンについても発表した。

契約事務手数料とMNP転出手数料を無料化。eKYCを使った本人確認も導入

楽天モバイルは、2020年11月4日より、契約事務手数料およびMNP手数料(いずれも税別3,000円)を無料化する。これに先んじて、先月10月12日にはSIM交換手数料およびSIM再発行手数料の無料化も実施されており、楽天モバイルへの契約加入や転出などにかかる敷居がさらに一段引き下げられる。

また、eKYC(電子本人確認)を取り入れたオンライン加入手続きのスピードアップも実施される。これは、スマホアプリ「my 楽天モバイル」が、取り込んだ運転免許証の写真データと本人の顔情報をAIを使って照合し、その場で本人確認を行うというもの(人の目によるチェックも行われる)。これにより、オンライン手続きの場合、これまで2日〜1週間程度かかっていた回線開通にかかる時間を、契約手続きの当日中に実現できようになるという。なお、eKYCに対応した「my 楽天モバイル」アプリは、Android版については11月9日より、iOS版は11月30日よりそれぞれ配布される予定だ。

eKYCでは、AIの画像認識技術を使い、本人確認をその場で行う(人の目によるチェックも併用する)。運転免許証に加えてマイナンバーカードへの対応も予定している

eKYCでは、AIの画像認識技術を使い、本人確認をその場で行う(人の目によるチェックも併用する)。運転免許証に加えてマイナンバーカードへの対応も予定している

eKYCを使ったオンライン手続きでeSIMを発行する場合、契約したその日のうちに開通が可能になるという

eKYCを使ったオンライン手続きでeSIMを発行する場合、契約したその日のうちに開通が可能になるという

また、11月4日から12月1日にかけて(オンライン上の期間。実店舗の終了日は11月30日閉店時まで)新たなキャンペーンを実施する。この新しいキャンペーンでは、「Rakuten UN-LIMIT V」に新規に加入したユーザーを対象に、8,000ポイントの楽天スーパーポイントが進呈される。さらに、契約と同時にサムスン「Galaxy S10」またはソニーモバイル「Xperia Ace」を購入した場合、20,000ポイントを、楽天「Rakuten BIG」、シャープ「AQUOS sense3 lite」、オッポ「OPPO A5 2020」、オッポ「Reno A 128GB」、富士通「arrows RX」のいずれかを購入した場合、15,000ポイントがそれぞれ追加で進呈される。

新規契約なら楽天スーパーポイント8,000ポイントが進呈されるキャンペーンを実施する。また、指定の端末を購入することで最大20,000ポイントが追加で進呈される

新規契約なら楽天スーパーポイント8,000ポイントが進呈されるキャンペーンを実施する。また、指定の端末を購入することで最大20,000ポイントが追加で進呈される

eSIM対応のスマートフォン2機種を11月中旬以降発売

今回発表されたeSIMへの取り組み強化を受けて、eSIM対応のスマートフォン2機種の発売が告知された。ひとつは、楽天モバイルオリジナルモデルとなるシャープ「AQUOS sense4 lite」で、11月中旬に発売される予定。もうひとつは、オッポ「OPPO A73」で、こちらは12月上旬の発売を予定している。両機種とも現時点でのスペックは不明だが、eSIMのほか、通常のSIMカードにも対応するエントリー向けの製品とのこと。これにより、楽天モバイルで取り扱うeSIM対応のスマートフォンは、「Rakuten mini」、「Rakuten BIG」、「Rakuten Hand」の自社製品と合わせて計5製品となる。

eSIM対応の新モデルが2機種発表された。詳細はまだ明らかにされていないが、eSIMとSIMカード両方に対応した低価格モデルとなる

eSIM対応の新モデルが2機種発表された。詳細はまだ明らかにされていないが、eSIMとSIMカード両方に対応した低価格モデルとなる

アップル「iPhone XS/XR」世代以降のiPhone、およびGoogle「Pixel 4」世代以降のPixelシリーズが、楽天のeSIMに対応している(機能の一部に制限がある場合がある)

アップル「iPhone XS/XR」世代以降のiPhone、およびGoogle「Pixel 4」世代以降のPixelシリーズが、楽天のeSIMに対応している(機能の一部に制限がある場合がある)

自社通信エリアの拡大は計画を5年前倒し。2021年3月中に人口カバー率80%以上を実現予定

なお、指摘されることの多い楽天モバイルの自社回線エリアの狭さについては、基地局の出力を強化するなどの新しい対策により、当初の計画よりも5年の前倒しとなる、2021年3月までの人口カバー率80%以上を実現する予定であることが発表された。

また、東京都、大阪府、奈良県の一部で実施された、auのネットワークを使ったパートナー回線の提供終了にともない、通信エリア圏外になったユーザーに対して、山田社長は「無料で使えるMVNOの端末をお渡しするなど、ご迷惑がかからないようにしている。至急、基地局を建てるなどの対策も行っている」と回答した。このほか、地下鉄や大型ビルの中などの自社回線エリア化についても、山田社長は「地下鉄トンネルなど公共的な建物は、JMCIA(トンネルや地下鉄構内、地下街などで共用通信設備を設置する公益法人)のアンテナを使い早急に対応する。個別のビルのエリア化は各テナントの了承が必要なため時間がかかるが、今後数年内で建物内も自社ネットワークに切り替える」と回答した。

エリアの狭さが指摘されている楽天モバイルの自社回線エリアだが、2021年3月末までに人口カバー率で80%以上を目指すという

エリアの狭さが指摘されている楽天モバイルの自社回線エリアだが、2021年3月末までに人口カバー率で80%以上を目指すという

既存の基地局の出力を増やすことで、カバレッジ(対応エリア範囲)を30〜40%ほど増やし、当初の計画よりも少ない基地局数でエリア展開を行うという計画も明らかとなった

既存の基地局の出力を増やすことで、カバレッジ(対応エリア範囲)を30〜40%ほど増やし、当初の計画よりも少ない基地局数でエリア展開を行うという計画も明らかとなった

田中 巧(編集部)

田中 巧(編集部)

FBの友人は4人のヒキコモリ系デジモノライター。バーチャルの特技は誤変換を多用したクソレス、リアルの特技は終電の乗り遅れでタイミングと頻度の両面で達人級。

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